
世の中には、成長に対する考え方が2パターンあるそうです。
社会に出るとよくわかることですが、まず、1つ目のパターンは「よしがんばって勉強して成長するぞ」というパターン。
そしてもう一つは「あれは私にはできない。あの人だからできるんだ」というパターン。
今日は成長できる人の考え方についてお話ししたいと思います。
以下の本がとてもためになりますのでお勧めです。
さて、勘の良い人は、冒頭で既にわかったことでしょう。
「よし、勉強して頑張るぞ」
このように人の能力は伸びていくという考え方が正解であり、実際に証明されています。
つまり、人の力は伸びていくと言うことを前提に生きなければ、自分の人生はそこで止まってしまうと言うわけです。
この本では2つの考え方があると言われています。
それは証明ゴールというものと成長ゴールというものに分けられています。
証明ゴールというものは、自分にはその能力があると言うことを証明するためのゴール。
確かにいますよね。
「俺はそのやり方知っている」というタイプのアレです。
ですが、この証明ゴールの考え方はデメリットがあります。
それは難しい課題や新しい課題に対してネガティブな考え方になってしまい、不安に襲われてしまうわけです。
「自分にできるのかな」と不安になってしまい、能力が発揮できないのです。
一方。
もう一つの考え方。
成長ゴールは、能力を伸ばして今までできなかったことをできるようにすると言うことに集中した考え方です。
1つの目標に対しての難しさや困難を学びとして捉えることができる考え方です。
そのため、失敗しても「また1つ学ぶことができた」「また1つ成長することができた」と考え、モチベーションの維持につながっていきます。
この2つのパターンの考え方が、人の成長に関わってきます。
人が能力を発揮するのに、最も邪魔になるものは何でしょうか?
それは不安感です。
証明ゴールは不安につながるマインドです。
そのため、目標達成は極めて困難になります。
対して、成長ゴールは失敗を学びとし、起きた出来事を、ゴールまでに必要な過程と捉えることができるのです。
以下に面白い研究をご紹介します。
社会心理学者ハイディ・グラント・ハルバーソンとローラ・ゲラティが行った研究です。
研究対象は、既に目標タイプが明らかになっている学生たち。
研究の内容は、解答不能の問題を出してみたり、学生の集中力を防ぐような状況を作るなどの困難を設定しました。
結果は一目瞭然。
証明ゴールの学生は一緒に成績が下がりましたが、成長ゴールの学生は全く持って動揺を見せることがなく、モチベーションは高いままで成績も良かったそうです。
また、別の研究では「比較的簡単だけれども、つまらない課題」に取り組んだグループと、「大変だけれど、興味がある課題」に取り組んだグループがあり、その結果、後者の方が成績が良かったそうです。
重要なのは、何事も興味を持つこと。
興味を持つことで、その課題を楽しみ、没頭することがとても大切になります。
気分重視の方は気をつけたほうが良いかもしれません。
気分が良い。ご機嫌な状態。
このように気分を重視していると、起きた出来事によってモチベーションが低下します。
気分ではなく、興味がある状態の方が圧倒的に活力を高めてくれることもわかっているそうです。
もし、あなたの考えが証明ゴールという考え方であれば、改める価値は十分にあります。
あなたは今からでも変わることができるのですから。
自分の過去によって今を縛りつける必要なんて全くないのです。
過去がこうだから、今だってこうだ。
この考え方そのものが照明ゴールだということを忘れないでください。
あなたは今からでも充分に伸び続けることができます。