他人と比べて落ち込む人の脳のクセと“やさしくなる練習法”3選

他人と比べて落ち込む人の脳のクセと“やさしくなる練習法”3選

 

どうも、効率人生研究家のSHOです。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

 

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現在は1万人を目指して、脳科学と心理学をベースに「人生を効率よく変えるヒント」を毎日発信しています。

 

 

今回のテーマは「人と比べて苦しくなる自分を変えたい」という方へ向けた内容です。

 

SNSを開いた瞬間に、誰かの成功や充実した生活が目に飛び込んできて、
「自分は全然ダメだな…」
と落ち込んだ経験、ありませんか?

 

──でもそれ、意志や努力の問題ではなく、脳の自動反応かもしれません。

 

他人と比べてしまうのは、私たち人間のごく自然な働き。
しかし、その比較に巻き込まれすぎると、「自分らしさ」が見えなくなり、自己評価をどんどん下げてしまうのです。

 

この記事では、以下のような内容をお届けします。

  • 比較して落ち込む「脳のクセ」の正体
  • 自分をやさしく整える“セルフコンパッション”という考え方
  • 今すぐできる、比較癖を整える具体行動

 

読んだあとには、
「他人は他人、自分は自分」
そうやって、自分に優しく向き合える感覚が手に入るはずです。

 

 

「比べてしまう脳」を整える方法

① 比較で落ち込むのは「正常な脳の反応」

「なんで私はこんなに他人と比べてしまうんだろう?」

そう悩む人ほど、真面目で努力家です。

 

でも実はこれ“脳の反応”としてはごく自然なこと

脳は常に「今の自分は大丈夫か?」をチェックし、そのために周囲と“比較”を使って安全確認をしています。

 

ただし、「結果」だけで比較するクセがつくと自己評価が大きく下がります。

・あの人は成果を出してるのに、自分は…
・友達は結婚してるのに、自分はまだ…

──こういった視点は、自分を傷つけるだけです。

 

おすすめは、「過去の自分」と比較すること

・1年前より生活リズムが整ってきた
・昔より感情の整理ができている

 

そんな変化に気づくだけでも、脳は“進んでいる実感”を得て、安心します。

他人と比べるクセを、まずは“自分比”に書き換えてみましょう。

 

 

② 自分を責めてしまうときの“やさしい言葉”練習

人にはやさしいのに、自分には厳しい──

そんな方にこそ試してほしいワークがあります。

 

「親友にかける言葉」と「自分にかけている言葉」を並べてみてください。

  • 親友:「大丈夫だよ。よく頑張ってるよ」
  • 自分:「また失敗した。私ってほんとダメだ」

──このギャップに気づくだけでも、自己否定の回路が緩みます。

 

まずは毎朝1行、「自分にかけたい言葉」をメモするだけでもOK。

・「今日もよくやってる」
・「失敗しても、そこから立て直せる」

自分の中に「やさしい声」を持つことが、脳の安心回路を育ててくれます。

 

 

③ 自己否定のループを止める「共通の人間性」視点

「自分だけがこんなに悩んでる」

「他の人はもっとちゃんとしてるのに…」

──その考え方こそ、苦しさを増幅させる原因です。

 

実は誰もが不安を抱え、間違いを犯しながら生きています。

だからこそ問題を“孤独な失敗”ではなく“人間としての共通体験”と捉えることが大切です。

 

おすすめのワークは、以下のとおり。

  1. 悩んでいることを紙に書き出す
  2. 「これは誰でも経験すること」と言葉を添える
  3. 「同じことで悩んでいる誰か」へやさしい言葉を考えてみる

 

こうして視点を変えるだけで自己否定が“共感”に変わり、脳が落ち着くことが分かっています。

 

誰かの苦しみも自分の苦しみも「人間として当然の感情なんだ」と思えること。

それが比較から自由になる第一歩です。

 

 

“比較しない脳”をつくる日常ルーティン

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

ここでは、学んだ内容を「日常の行動」に落とし込むためのミニ習慣をご紹介します。

 

比較癖は脳の“自動反応”です。

だからこそ「自分で選べる行動」を先に準備しておくことで反射的な思考のクセを“設計し直す”ことができます。

 

以下は、朝・昼・夜に分けた「比較しない脳のための習慣例」です。

 

 

▶︎ 朝(1日のスタートを整える)

  • SNSを開く前に深呼吸+「自分にかけたいひとこと」を唱える
  • 例:「私には私のペースがある」/「昨日より1ミリでも進めればOK」

この一言が、「外の基準」から「自分の軸」への切り替えスイッチになります。

 

▶︎ 昼(比較が起きやすい時間帯)

  • 誰かと比べそうになったら、その場で1回深呼吸
  • そして「私は何を大切にしたいんだっけ?」と自分に問いかけてみてください

この問いは、思考を“他人”から“自分”に引き戻す効果があります。

 

▶︎ 夜(自己否定を整える時間)

  • 「今日できたこと」を1行だけ書く
  • 例:「忙しい中でも自炊できた」/「無理せず休めた」

この1行が、「成長の証拠」として脳に刻まれ、比較よりも“実感”で満たされる土台になります。

 

習慣は続けるものではなく“組み込む”もの。

気合ではなく仕組みでやさしい脳に切り替えていきましょう。

 

 

まとめ|比較癖は“脳のクセ”から変えられる

「また比べて落ち込んでしまった…」
そう思って自分を責めてしまう日があっても大丈夫です。

 

比較癖は性格ではなく、“脳の自動反応”

だからこそ──
・視点を変える習慣
・やさしい言葉を持つ意識
・「人間らしさ」を受け入れる視点

これらを少しずつ取り入れることで、脳はやさしく再設計されていきます。

 

そして、ここからはもう一歩先へ進みたい方へ。

 

YouTubeの有料メンバーシップ『SHO's Study Log』ではこんな内容まで深掘りしています。

  • 自己否定グセを止める“感情処理ワーク”の具体例
  • マインドフルネスとセルフコンパッションを融合した最新研究
  • 恥・怒り・劣等感への脳科学的アプローチと「日常の解き方」

 

「どうしても自分にやさしくなれない」

そんなときの“本当のやさしさ”の育て方をていねいにお届けしています。

 

比較で苦しくなる自分をやめる「脳と感情の再設計術」5選

 

読んでくださったあなたが少しでも「自分って、意外と頑張ってたんだな」と思えたなら──

それはもう、大きな変化の第一歩です。

 

また次回のブログでお会いしましょう!

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