
Contents
疲れが取れない人がハマる“非効率脳のNG習慣”3選|ゼロ疲労を邪魔する落とし穴とは?
どうも、効率人生研究家のSHOです。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
おかげさまで、YouTubeチャンネル登録者数は1900人を突破しました。
現在は1万人を目指して、脳科学と心理学をベースに「人生を効率よく変えるヒント」を毎日発信しています。
今回のテーマは、「どうしても疲れが抜けない人」が無意識にやってしまっている3つのNG習慣についてです。
「寝たのにダルい」
「休日なのに気分が重い」
「やる気も集中力も戻らない」
──そんな状態に陥っているなら、それは“根性不足”ではなく脳が自動的に疲れるような生活パターンになっている可能性があります。
この記事では、以下のような内容をお届けします。
- 回復できない人がハマっている“疲労を強める習慣”
- 脳と神経が休まらない原因と対処法
- 今夜から取り入れられるNG回避ルーティン
読んだあとには、
「これが原因だったのか」
「そろそろ生活、整えようかな」
──そんな前向きなスイッチが入るはずです。
ではまず、疲労の正体と絶対にやってはいけない3つの落とし穴を見ていきましょう。
疲労を悪化させる“やってはいけない習慣”とは?
① 寝る直前のスマホ
「寝る前くらい好きなことをしてリラックスしたい」
そう思ってスマホを片手にSNSや動画を見ながら眠りにつく──
この習慣、実は脳が一番疲れる状態をつくっているのです。
私たちの脳は画面から出るブルーライトや刺激の多い情報によって“交感神経”が優位になり興奮モードから抜け出せなくなります。
本来、寝る前は「副交感神経」が働くことで心拍が落ち着き、脳がリセットされるのですが、スマホを見ているとこの切り替えがうまくいかず、眠りが浅くなるのです。
特に問題なのは、レム睡眠(記憶・感情処理の時間)が短くなること。
感情の整理ができないまま朝を迎えると寝たのに「頭が重い」「疲れが取れない」状態になります。
【避けるための工夫】
- 寝る1時間前から“画面をオフ”にする
- 部屋の照明を暗めにし、紙の本か音楽に切り替える
- 通知を全部切って、脳に「もう休んでいいよ」と合図を送る
たったこれだけでも、脳の緊張がスーッと和らぎ翌朝の目覚めが驚くほど軽くなります。
寝る前のスマホ習慣は、リラックスではなく“脳への追加労働”です。
回復のために、一番最初に手放すべき習慣と言えるでしょう。
② 「ダラダラ=回復」思考
「今日は疲れたし、何もせずダラダラしよう」
──それ自体は悪いことではありません。
ですが、実はこの“ダラダラ=回復”という思考こそが“疲れが抜けない原因”になっているケースがとても多いのです。
本来、回復とは「脳や神経を意図的にオフにする時間」。
しかし、スマホを見続けたりTVの音が鳴っている環境でゴロゴロしていると脳は常に外からの情報を処理し続けていて、休まる隙間がありません。
この状態は、車でいうとエンジンをかけっぱなしでアイドリングしているようなもの。
燃料(エネルギー)だけが減り、回復はほとんどされないのです。
とくに“マルチタスク的なだらだら”は要注意です。
・動画を流しながらSNSをチェック
・横になってるけど頭はずっと動いている
・一見休んでるようで、全然リラックスできていない
このような状態は、脳の前頭前野を疲弊させ、判断力や集中力を低下させます。
【おすすめの置き換え】
- 「15分だけ、本当に何もしない時間」をつくる
- 照明を落として、アロマや静かな音楽を流す
- “意図して”ぼーっとする時間を習慣にする
回復とは「止めること」ではなく「静かにすること」。
なんとなくのダラダラはむしろ脳の疲労残高を増やしてしまうことをぜひ覚えておいてください。
③ 甘いもので気合を入れる
「なんか疲れたな…」
そんなとき、つい手が伸びるのがチョコレートやエナジードリンク。
甘いもので気分転換──その気持ちはよく分かります。
でも実はこの行動、“一瞬だけ元気→そのあと倍疲れる”という落とし穴があります。
糖分を一気に摂取すると、血糖値が急上昇します。
すると、インスリンというホルモンが大量に分泌されて今度は反動で急降下します(=血糖値スパイク)。
このジェットコースター状態は、脳にとって強いストレス。
眠気・だるさ・集中力の低下・感情の不安定さなどを引き起こします。
特に午後の時間帯や集中したあとにこのスパイクが来ると「なんかもう何もやる気が出ない…」という状態に陥りやすいのです。
【代替の“回復おやつ”例】
- カカオ85%以上のダークチョコレート
- ナッツ+プロテインドリンク
- スプーン1杯の純粋な蜂蜜(血糖値の波を緩やかに)
これらは、血糖値を安定させながら脳のエネルギーを補う優れた選択肢です。
疲れたときに“甘さでごまかす”のではなく“栄養で回復させる”という意識に切り替えるだけで、脳の安定性とパフォーマンスは大きく変わってきます。
甘いもので乗り切ろうとするほど、脳はもっと疲れていきます。
その一口が、「回復」になるか「負債」になるか。
選ぶのは、いつも自分自身です。
日常に仕込むNG回避ルーティン
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最後にご紹介するのは、疲れを溜めない1日設計です。
NG習慣は気合で防ぐのではなく、仕組みで避けるのが効率的。
以下のように“行動の置き換え”をあらかじめ用意しておくことで、脳の消耗はグッと減ります。
▶︎ 朝
- 起床後すぐに太陽光を浴びて、スマホの前に白湯と深呼吸
▶︎ 昼
- 15分だけ“入力を止める時間”(散歩・静かなカフェ・深呼吸など)
▶︎ 夜
- スマホは寝る1時間前にオフ→紙の本や音楽に切り替える
- おやつは蜂蜜か高カカオチョコにして、血糖値を安定化
ほんの少しの工夫で疲労の原因は「回避可能なもの」に変わります。
“反応”ではなく“設計”で自分のコンディションを守っていきましょう。
まとめ|疲れが取れないのは“性格”じゃない
「寝ても休んでも、なぜか疲れが抜けない」
そう感じているなら、それは気合や努力の問題ではなく“仕組み”の問題です。
今回紹介したNG習慣──
- 寝る直前のスマホ
- ダラダラ=回復という思い込み
- 甘いものでの“気合チャージ”
これらはすべて、「疲労が残る前提の生活設計」から生まれています。
大切なのは、「やめること」よりも「変えること」。
ほんの少しの習慣と順番を調整するだけで、脳と体は正しく回復するようにできているのです。
もっと深く、科学的な根拠に基づいて疲れを整えたい方へ──
有料メンバー限定記事(SHO’s Study Log)では『ゼロ疲労を実現する「効率脳の回復設計図」|科学が証明するやるべき習慣3選』を公開しています。
- 冷水×運動で自律神経を切り替えるリズム習慣
- 15分×2回の「情報断ち」で脳を静める技術
- 回復に不可欠な3栄養素と、疲れない1日食設計
知識ではなく、「生活に落とし込める再設計図」が欲しい方へ感情・脳・体をまるごと整える内容になっています。
▶有料記事『ゼロ疲労を実現する「効率脳の回復設計図」|科学が証明するやるべき習慣3選』はこちら
また次回のブログでお会いしましょう!