あなたは普段運動していますか?
運動をしようと思ってもなかなかできない方が多いです。
そして、運動が嫌いという人もたくさんいます。
私も運動が大嫌いでした。
20代はほとんど運動していません。
私の最高体重は65キロ。
明らかに適正体重から多くかけ離れていました。
30代に入って運動を増やしました。
運動といっても、本当に歩くだけから始まって、現在では様々な運動を日常に取り入れています。
現在はほとんど毎日運動をし、体重も54キロまで落ちたのです。
自分でもびっくりです。
さて。
本日はウォーキングについてお話しします。
ウォーキング位なら、誰にもできるはずです。
このウォーキングの効果は計り知れないほどの健康効果をもたらします。
本日は以下の本をお勧めします
ウォーキングに問わず、健康的に過ごすためには、運動は必ず必要です。
運動をすることで心拍を上げ、血流を良くし老廃物を促す。
血流が良くなれば、脳にもしっかりと血液が行き渡り、酸素も行き渡ることで頭も良くなります。
そもそも、人間は大昔は狩りをしながら生きていた生き物でした。
つまり、体動かすことによって能力を保つことが当たり前だったのです。
逆を言えば、体を使わなければどんどん退化してしまうと言うことになります。
- なんとなくだるい。
- 気分が浮かない。
- 鬱気味な考え方になってしまう。
- 調子が乗らない。
こういう風な悩みを抱えている人はとても多くいますが、基本的にはやはり運動不足が指摘されるでしょう。
外国では、うつ病患者に対して運動を推奨する位、運動は心の病気を治すほどの効果があるのです。
つまり、運動しなければ病気になっていくだけなのです。
先ほどお勧めした本の中から運動で脳のパフォーマンスが上がる最低ラインの記載がありました。
脳のパフォーマンスを向上させる事ができれば仕事もプライベートも何をするにも本来のあなたに近づけます。
以下に引用しますのご参照下さい。
- 運動の最低ラインは1回45分〜60分でストレス改善効果があり、認知機能の向上が確認されている
- 運動は週2回でも4回でも大きな効果の差は無い
運動レベルは軽く息が上がる位ヘトヘトになる位の範囲で行わないと意味がないため、心拍を上げることを意識すること。
まとめると基本的には1回45分の基礎運動を週2回すればパフォーマンスを限界まで発揮されることができる。
『最高の体調』 著者:鈴木祐
いかがでしょうか?
ご覧の通り、あまりハードルが高くないように感じます。
脳のパフォーマンスを向上させる上では、最低週2回でも良いとの事ですが、やはり運動を週2回するのと4回するのでは効果に大きな差がある事は間違いありません。
運動をすればするほど、心肺機能の向上、筋力の維持、体重も管理や減量もでき、ストレス解消効果も大きくなります。
さらに、コレステロールや血圧の低下、体重の低下、心疾患への改善が59%。
ストレス反応の改善が41%と言うとんでもない効果も確認されています。
初心者の場合は週2回でも、健康の維持や基礎的なフィットネス向上には十分な効果が慣れてきた場合は運動を増やせば増やすほどその恩恵を得ることが出来るというわけです。
運動の中でも比較的にやりやすいのはやはりウォーキングです。
ウォーキングに関する面白い研究データがあるのでご紹介します。
カールスルー工科大学の実験データです。
1回30分〜60分の軽いウォーキングを修理に回する実験をしたところ、運動しなかったグループよりもストレスが減少し、期末テストの成績までもが向上しました。
また、シカゴの西にあるネーパーヴィル・セントラル高校では、学校に0時限体育と言うものを試してみたそうです。
この0時限体育は、運動による読解力や他の能力の向上を確認したそうです。
この結果もとても面白いものでした。
学期最後のリテラシーの授業を選択した生徒にリーディング力と理解力を測るテストをしたところ、0時限体育をしなかった生徒たちの成績は10.7%の向上にとどまりましたが、0時限体育に出た生徒たちは17%の伸びを見せたのです。
さらに1日中目が覚めている感じがし、いつもイライラしていたのが消えたと言うのだから驚きです。
この学校では0時限体育を『学習準備のための体育』と名付けカリキュラムに組み入れることになったそうです。
普段の日常生活に運動を取り入れれば
- ストレス改善効果
- ストレス反応の改善効果
- 認知機能の向上
- 読解力の向上
- 理解力の向上
- 良好な覚醒状態
- イライラなどのメンタル改善効果
- 血圧や体重低下など心疾患の改善
- 心肺機能の向上
- 筋力の向上
と言う効果が確認されているわけです。
これでもウォーキングのハードルは高いでしょうか?
今から始めても全然遅くはありません。
1日最低でも12分早歩きすることでも全然効果を得ることができます。
体は資本です。
健康はお金では買えません。
ただ、歩くだけ。
それだけで、あなたの健康が十分に守られるのです。