【心理学×脳科学】大切な人に“本音”を伝える5ステップ|衝突しない会話術

【心理学×脳科学】大切な人に“本音”を伝える5ステップ|衝突しない会話術

 

どうも、効率人生研究家のSHOです。

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さて、今回のテーマは──

「言いたいけど言えない“本音”を、どうやって相手に伝えるか?」です。

・本当は「こうしてほしい」と思ってる
・でも空気が悪くなったらイヤだし…
・結局、何も言えずにモヤモヤが残る

…これ、ぜんぶ過去の僕です。

 

「嫌われたくない」「空気を壊したくない」と思えば思うほど、言いたいことが喉で止まる。

でも、我慢が続くといつか“爆発”する。

そして、あのとき伝えられなかった自分を、あとで後悔する。

 

そうならないために必要なのは、“気持ちを伝える技術”です。

 

しかもそれは、感情論ではありません。

脳の構造と、心理の仕組みを踏まえた「設計された伝え方」なんです。

 

STEP1:「ありがとう」から始めよ──脳を安心させるスイッチ

突然ですが──

あなたは急に「話があるんだけど」って言われたとき、どんな気持ちになりますか?

おそらく、「え、なに?」と身構えますよね。

頭の中では(やばい、怒られる?なにかやらかした?)と警戒モードに入る。

これは脳の「扁桃体(へんとうたい)」が働いているサインです。

扁桃体は、“敵か味方か”を瞬時に判断して、危険を察知したら「戦うか逃げるか」モードに切り替える。

 

つまり──

言い方を間違えると、相手は“聞く前から聞かなくなる”のです。

 

なので最初に必要なのは、「言いたいことを言う」ことではありません。

まず“脳の安心スイッチ”を押すこと。

そのスイッチこそ、「ありがとう」や「感謝」のひと言です。

 

たとえば、こんなふうに始めてみましょう。

「いつも本当にありがとう。あなたが頑張ってくれてるの、ちゃんとわかってるよ。」

「ちょっと相談なんだけどさ」

…もうこれだけで、相手の“防衛本能”はグッと下がります。

 

理的に言えば、「安全基地(セーフベース)」を提供してる状態です。

ちなみにこのテクニック、犬をなでるのと似ています。

最初に頭をなでてあげると、犬は安心してあなたに寄ってきますよね。

それと同じで、人間の脳も「安心」が先、「論理」はあと、なんです。

 

だからこそ──

>言いたいことがあるときほど、「安心させてから」が鉄則。

それが、相手の“聞く耳”を開くスイッチになるんです。

 

STEP2:「私」を主語にして話す──“責めずに伝える”技術

さて、いよいよ本題を伝える場面です。

ここでやりがちなのが──

>「あなたって、いつも…」
>「なんでこうしてくれないの?」

 

これ、ダメです。

完全に地雷です。

この時点で、相手の脳は「攻撃されてる」と判断し、扁桃体が再びフル稼働します。

 

ではどうするか?

答えは簡単。

主語を「私」に変えるだけです。

 

「私はこう感じてる」
「最近、こういう気持ちになることがあって…」

 

これが心理学でいうアサーティブ・コミュニケーション

攻撃的でもなく、我慢でもない。

自分の気持ちを、正直に、でもやさしく伝える方法です。

 

たとえるならラップバトルじゃなくて手紙を書く感じでしょうか。

相手を言い負かす言葉じゃなくて、心を届ける言葉を使いましょう。

 

STEP3:「ノー」と言われたときが勝負──対話を止めない

どんなに丁寧に伝えても、相手が「うん」とは言わないかもしれません。

でも大丈夫。

むしろここからがスタートです。

まずはこう聞いてみてください。

「そっか。どうしてそう思うのか、教えてくれる?」

 

これはアサーティブ・リスニングという技術。

「わかったふり」でも「押し返し」でもなく、“理解しようとする姿勢”を見せる。

すると、相手は少しずつ心を開きはじめます。

そして「実は不安なんだよね」とか「急に言われると困る」など“本音のブロック要因”が見えてくる。

 

ここまできたら、次は代替案の出番です。

「もし“こういう形”だったら、どう思う?」

この柔軟な一手が交渉理論で言うBATNA(代替案)

ゼロか100じゃなくて間のグレーを一緒に探すことで「ノー」は「条件付きのイエス」に変わっていきます。

 

STEP4:未来視点を取り入れる──「後悔最小化フレーム」

ここまで来たら、最後のひと押しが必要です。

その鍵は、「いま」の感情ではなく、「未来」の後悔です。

Amazonの創業者ジェフ・ベゾスは、人生の大きな決断をするときにこう考えたそうです。

「80歳の自分が、後悔しない選択はどっちか?」

 

これが心理学でいう後悔最小化フレーム

「めんどくさい」「不安だ」じゃなくて、「未来の自分はどっちを選びたいか?」で決める。

 

たとえば、親との関係がテーマなら──

「あと何回、親に会えるのか?」

数字にすると、現実がはっきり見えてきます。

年に2回帰省して、親があと10年生きるとしたら…たった20回。

これを意識した瞬間、感情よりも「価値観」が前に出てきます。

 

STEP5:一緒に“決める側”に立つ──共創の問いかけ

そして最後に、いちばん大事なことをお伝えします。

それは──「私の意見を聞いて!」ではなく、「一緒に考えてほしい」という姿勢です。

 

こんなふうに聞いてみてください。

「どうすれば、あなたにとっても納得できる形になると思う?」

この一言には、相手を“対立相手”ではなく“共に人生を設計するパートナー”として扱う力があります。

この瞬間、2人の関係性が「主張 vs 否定」から「共同設計」へと変わるのです。

 

まとめ|言葉で人は変わる。だから“伝え方”には技術がいる

伝えたいのに言えない。

言ったのに届かない。

その悩みを解決するカギは、「言葉選び」よりも「順番」でした。

✔ 感情を先に伝える
✔ 主語は「私」で話す
✔ ノーは“対話の入口”と考える
✔ 後悔しない未来で判断する
✔ 一緒に“決める側”になる

伝え方を変えるだけで、あなたの本音はちゃんと届きます。

そして、それが人生の分岐点になることもあるのです。

 

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  • 本音が「ぶつかる」のではなく「届く」5ステップ会話術
  • 相手の“聞くスイッチ”をONにする前置きの作り方
  • そのまま使える言い換えフレーズ集(プレッシャーを与えない伝え方)
  • 「ノー」と言われた時の“心理的切り返し”テンプレート
  • パートナー・親・上司・友人…関係別セリフ例5選

 

“伝える力”は、環境も人間関係も変えていきます。

あなたの「本音」が、衝突なく届くように。

 

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それでは最後に、いつものこの言葉で締めましょう。

「今日1日をモノにしよう!」

最後まで読んでくださり、本日もありがとうございました!

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