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【心理学×脳科学】大切な人に“本音”を伝える5ステップ|衝突しない会話術
どうも、効率人生研究家のSHOです。
おかげさまで、YouTube登録者が2000人を突破しました!ありがとうございます!
「1万人」を目指して、毎日ショート動画・生配信・ブログで“脳から人生を変えるヒント”をお届けしています。
さて、今回のテーマは──
「言いたいけど言えない“本音”を、どうやって相手に伝えるか?」です。
・本当は「こうしてほしい」と思ってる
・でも空気が悪くなったらイヤだし…
・結局、何も言えずにモヤモヤが残る
…これ、ぜんぶ過去の僕です。
「嫌われたくない」「空気を壊したくない」と思えば思うほど、言いたいことが喉で止まる。
でも、我慢が続くといつか“爆発”する。
そして、あのとき伝えられなかった自分を、あとで後悔する。
そうならないために必要なのは、“気持ちを伝える技術”です。
しかもそれは、感情論ではありません。
脳の構造と、心理の仕組みを踏まえた「設計された伝え方」なんです。
STEP1:「ありがとう」から始めよ──脳を安心させるスイッチ
突然ですが──
あなたは急に「話があるんだけど」って言われたとき、どんな気持ちになりますか?
おそらく、「え、なに?」と身構えますよね。
頭の中では(やばい、怒られる?なにかやらかした?)と警戒モードに入る。
これは脳の「扁桃体(へんとうたい)」が働いているサインです。
扁桃体は、“敵か味方か”を瞬時に判断して、危険を察知したら「戦うか逃げるか」モードに切り替える。
つまり──
言い方を間違えると、相手は“聞く前から聞かなくなる”のです。
なので最初に必要なのは、「言いたいことを言う」ことではありません。
まず“脳の安心スイッチ”を押すこと。
そのスイッチこそ、「ありがとう」や「感謝」のひと言です。
たとえば、こんなふうに始めてみましょう。
「いつも本当にありがとう。あなたが頑張ってくれてるの、ちゃんとわかってるよ。」
↓
「ちょっと相談なんだけどさ」
…もうこれだけで、相手の“防衛本能”はグッと下がります。
理的に言えば、「安全基地(セーフベース)」を提供してる状態です。
ちなみにこのテクニック、犬をなでるのと似ています。
最初に頭をなでてあげると、犬は安心してあなたに寄ってきますよね。
それと同じで、人間の脳も「安心」が先、「論理」はあと、なんです。
だからこそ──
>言いたいことがあるときほど、「安心させてから」が鉄則。
それが、相手の“聞く耳”を開くスイッチになるんです。
STEP2:「私」を主語にして話す──“責めずに伝える”技術
さて、いよいよ本題を伝える場面です。
ここでやりがちなのが──
>「あなたって、いつも…」
>「なんでこうしてくれないの?」
これ、ダメです。
完全に地雷です。
この時点で、相手の脳は「攻撃されてる」と判断し、扁桃体が再びフル稼働します。
ではどうするか?
答えは簡単。
主語を「私」に変えるだけです。
「私はこう感じてる」
「最近、こういう気持ちになることがあって…」
これが心理学でいうアサーティブ・コミュニケーション。
攻撃的でもなく、我慢でもない。
自分の気持ちを、正直に、でもやさしく伝える方法です。
たとえるならラップバトルじゃなくて手紙を書く感じでしょうか。
相手を言い負かす言葉じゃなくて、心を届ける言葉を使いましょう。
STEP3:「ノー」と言われたときが勝負──対話を止めない
どんなに丁寧に伝えても、相手が「うん」とは言わないかもしれません。
でも大丈夫。
むしろここからがスタートです。
まずはこう聞いてみてください。
「そっか。どうしてそう思うのか、教えてくれる?」
これはアサーティブ・リスニングという技術。
「わかったふり」でも「押し返し」でもなく、“理解しようとする姿勢”を見せる。
すると、相手は少しずつ心を開きはじめます。
そして「実は不安なんだよね」とか「急に言われると困る」など“本音のブロック要因”が見えてくる。
ここまできたら、次は代替案の出番です。
「もし“こういう形”だったら、どう思う?」
この柔軟な一手が交渉理論で言うBATNA(代替案)。
ゼロか100じゃなくて間のグレーを一緒に探すことで「ノー」は「条件付きのイエス」に変わっていきます。
STEP4:未来視点を取り入れる──「後悔最小化フレーム」
ここまで来たら、最後のひと押しが必要です。
その鍵は、「いま」の感情ではなく、「未来」の後悔です。
Amazonの創業者ジェフ・ベゾスは、人生の大きな決断をするときにこう考えたそうです。
「80歳の自分が、後悔しない選択はどっちか?」
これが心理学でいう後悔最小化フレーム。
「めんどくさい」「不安だ」じゃなくて、「未来の自分はどっちを選びたいか?」で決める。
たとえば、親との関係がテーマなら──
「あと何回、親に会えるのか?」
数字にすると、現実がはっきり見えてきます。
年に2回帰省して、親があと10年生きるとしたら…たった20回。
これを意識した瞬間、感情よりも「価値観」が前に出てきます。
STEP5:一緒に“決める側”に立つ──共創の問いかけ
そして最後に、いちばん大事なことをお伝えします。
それは──「私の意見を聞いて!」ではなく、「一緒に考えてほしい」という姿勢です。
こんなふうに聞いてみてください。
「どうすれば、あなたにとっても納得できる形になると思う?」
この一言には、相手を“対立相手”ではなく“共に人生を設計するパートナー”として扱う力があります。
この瞬間、2人の関係性が「主張 vs 否定」から「共同設計」へと変わるのです。
まとめ|言葉で人は変わる。だから“伝え方”には技術がいる
伝えたいのに言えない。
言ったのに届かない。
その悩みを解決するカギは、「言葉選び」よりも「順番」でした。
✔ 感情を先に伝える
✔ 主語は「私」で話す
✔ ノーは“対話の入口”と考える
✔ 後悔しない未来で判断する
✔ 一緒に“決める側”になる
伝え方を変えるだけで、あなたの本音はちゃんと届きます。
そして、それが人生の分岐点になることもあるのです。
続きはメンバーシップ『SHO's Study Log』で
ここまで読んでくださったあなたはきっと「誰かにちゃんと伝えたい想い」がある人だと思います。
「どう伝えても、なんだかズレる…」
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- 本音が「ぶつかる」のではなく「届く」5ステップ会話術
- 相手の“聞くスイッチ”をONにする前置きの作り方
- そのまま使える言い換えフレーズ集(プレッシャーを与えない伝え方)
- 「ノー」と言われた時の“心理的切り返し”テンプレート
- パートナー・親・上司・友人…関係別セリフ例5選
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あなたの「本音」が、衝突なく届くように。
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それでは最後に、いつものこの言葉で締めましょう。
「今日1日をモノにしよう!」
最後まで読んでくださり、本日もありがとうございました!