「また怒ってしまった…」がなくなる脳の使い方|怒りをぶつけずに伝える技術

「また怒ってしまった…」がなくなる脳の使い方|怒りをぶつけずに伝える技術

 

どうも、効率人生研究家のSHOです!

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今回のテーマは『怒りに支配されるとき』についてです。

「あぁ、また怒ってしまった…」

言わなきゃよかったと後悔するのに、なぜかまた同じことを繰り返してしまう。

そんなときはありませんか?

 

実は、その原因は、あなたの“性格のせい”ではありません。

怒りに支配されているとき、実は私たちは脳に乗っ取られているのです。

 

怒りの感情は一瞬で爆発し、あとから理性が追いついてくる。

つまり、冷静さが戻った頃にはもう取り返しがつかない…。

という怒りの感情の性質によって我を忘れてしまうのです。

 

でも安心してください。

怒りを「なくす」必要はありません。

むしろ怒りは、人間関係の中で大切なサインでもあるんです。

本記事では、怒りを我慢せずに、でもぶつけずに伝える方法を脳科学・心理学の観点から紹介します。

「怒りの対処法」と「上手に伝える技術」を学びたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

脳にとって怒りは“防衛反応”

「すべての悩みは人間関係にある」――これはアドラーの有名な言葉です。

その人間関係の中でも、特に私たちを揺さぶる感情が怒りです。

 

ですが実は、怒りというのは“最初に感じる感情”ではありません。

怒りは第2の感情、つまり「本当の気持ちの上に乗っかって現れる反応」なんです。

 

たとえば、

  • 悲しかったのに、うまく言えなくて怒った
  • 寂しかったのに、伝えられなくて怒った
  • 傷ついたのに、守りたくて怒った

こんなふうに、怒りの下には「弱さ」や「不安」が隠れていることが多いのです。

 

脳はそれを一瞬で判断し、身を守るために怒りとして表現しようとします。

だから、怒りは決して“悪いもの”ではなく、あなたの内面を守るための防衛反応なんです。

つまり、怒らない人になる必要はありません。

大切なのは、「怒りに乗っ取られないこと」なんです。

 

アサーティブな自己表現とは?

怒りの感情を相手にぶつけてしまうと、たいてい人間関係は悪化します。

逆に、怒りを飲み込んで我慢すると、自分の中にストレスが溜まり続けます。

 

ではどうすればいいのか?

答えは「アサーティブな自己表現」です。

 

アサーティブとは、「自分の気持ちや考えを、相手を傷つけずに、正直かつ適切に伝えること」。

その基本は「アイメッセージ(I-Message)」です。

 

たとえば、

  • 「どうしてそんなこと言うの!?」 → 「私は、その言葉で傷ついた」
  • 「いい加減にしてよ!」 → 「私は、あなたの行動に戸惑っている」

 

このように、「私は〜と感じた」という形で自分の感情を伝えると、相手に責められていると感じさせず、こちらの本音も伝わりやすくなります。

つまり、怒りを「ぶつける」のではなく、「共有する」意識を持つことが大切です。

 

 

怒りに飲まれない脳の順番整理術

感情に飲まれないためには、次の3ステップを意識しましょう。

Step1:怒りは“自分のもの”と認める

怒りの原因は相手にあるかもしれませんが、怒っているのは「自分の脳」です。

「こんな気持ちにさせた相手が悪い」と責める前に「これは自分の感情だ」と受け止めることが、最初の一歩です。

 

Step2:怒りの奥にある“弱い感情”に気づく

怒りの根っこには傷ついた気持ちや寂しさ、不安があります。

怒りの裏にある「本音の感情」を言語化できると、感情が整いはじめます。

 

Step3:アイメッセージで“弱さ”を正しく伝える

怒りをぶつける代わりに、

  • 「私は、あなたの言葉にショックを受けた」
  • 「私は、あの態度を見て悲しかった」

というように、“責めないけれど本音が伝わる”言い方ができるようになります。

この順番を脳の習慣にしていくことで、怒りが人間関係を壊すリスクは大きく減ります。

 

 

▼「怒りの伝え方」が変わると、人生はこう変わる

✔ 言いすぎて後悔することが減る
✔ 我慢せずに本音が伝えられるようになる
✔ 自分も相手も大切にできる関係が築ける

そして何より、「怒っても大丈夫な自分」になれるのです。

 

有料記事では、怒りを“伝える力”に変えるための

● 実践ステップ3つ
● 感情を整えるフレーズテンプレ
● 習慣化の仕組みと行動ワーク

を、具体的にご紹介しています。

 

【ブログの続きはこちら】怒りを「伝える力」に変える方法|アサーティブ表現の習得テンプレート 効率脳実践編

【有料会員はこちら】SHO’s Study Log(月額490円)

 

 

まとめ:怒りは悪じゃない。正しく扱えば“絆”になる

  • 怒りは脳の防衛反応であり、感じること自体は悪くない
  • 感情を飲み込まず、ぶつけずに「伝える力」に変えることが大切
  • アイメッセージを使えば、自分の本音を上手に届けられる

怒りに飲まれずに自分の感情を丁寧に扱えるようになると、人間関係だけでなく自分自身との関係も驚くほど良くなります。

まずは今日、「私は〜と感じた」とアイメッセージで一言だけ使ってみてください!

 

それでは。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

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