
Contents
「また怒ってしまった…」がなくなる脳の使い方|怒りをぶつけずに伝える技術
どうも、効率人生研究家のSHOです!
脳科学と心理学をベースに「最低限のやり方で人生を整える技術=効率脳」を毎日発信しています。
現在、YouTube登録者数は2100人を突破!
1万人を目指して日々配信中です。
応援よろしくお願いします!!
今回のテーマは『怒りに支配されるとき』についてです。
「あぁ、また怒ってしまった…」
言わなきゃよかったと後悔するのに、なぜかまた同じことを繰り返してしまう。
そんなときはありませんか?
実は、その原因は、あなたの“性格のせい”ではありません。
怒りに支配されているとき、実は私たちは脳に乗っ取られているのです。
怒りの感情は一瞬で爆発し、あとから理性が追いついてくる。
つまり、冷静さが戻った頃にはもう取り返しがつかない…。
という怒りの感情の性質によって我を忘れてしまうのです。
でも安心してください。
怒りを「なくす」必要はありません。
むしろ怒りは、人間関係の中で大切なサインでもあるんです。
本記事では、怒りを我慢せずに、でもぶつけずに伝える方法を脳科学・心理学の観点から紹介します。
「怒りの対処法」と「上手に伝える技術」を学びたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
脳にとって怒りは“防衛反応”
「すべての悩みは人間関係にある」――これはアドラーの有名な言葉です。
その人間関係の中でも、特に私たちを揺さぶる感情が怒りです。
ですが実は、怒りというのは“最初に感じる感情”ではありません。
怒りは第2の感情、つまり「本当の気持ちの上に乗っかって現れる反応」なんです。
たとえば、
- 悲しかったのに、うまく言えなくて怒った
- 寂しかったのに、伝えられなくて怒った
- 傷ついたのに、守りたくて怒った
こんなふうに、怒りの下には「弱さ」や「不安」が隠れていることが多いのです。
脳はそれを一瞬で判断し、身を守るために怒りとして表現しようとします。
だから、怒りは決して“悪いもの”ではなく、あなたの内面を守るための防衛反応なんです。
つまり、怒らない人になる必要はありません。
大切なのは、「怒りに乗っ取られないこと」なんです。
アサーティブな自己表現とは?
怒りの感情を相手にぶつけてしまうと、たいてい人間関係は悪化します。
逆に、怒りを飲み込んで我慢すると、自分の中にストレスが溜まり続けます。
ではどうすればいいのか?
答えは「アサーティブな自己表現」です。
アサーティブとは、「自分の気持ちや考えを、相手を傷つけずに、正直かつ適切に伝えること」。
その基本は「アイメッセージ(I-Message)」です。
たとえば、
- 「どうしてそんなこと言うの!?」 → 「私は、その言葉で傷ついた」
- 「いい加減にしてよ!」 → 「私は、あなたの行動に戸惑っている」
このように、「私は〜と感じた」という形で自分の感情を伝えると、相手に責められていると感じさせず、こちらの本音も伝わりやすくなります。
つまり、怒りを「ぶつける」のではなく、「共有する」意識を持つことが大切です。
怒りに飲まれない脳の順番整理術
感情に飲まれないためには、次の3ステップを意識しましょう。
Step1:怒りは“自分のもの”と認める
怒りの原因は相手にあるかもしれませんが、怒っているのは「自分の脳」です。
「こんな気持ちにさせた相手が悪い」と責める前に「これは自分の感情だ」と受け止めることが、最初の一歩です。
Step2:怒りの奥にある“弱い感情”に気づく
怒りの根っこには傷ついた気持ちや寂しさ、不安があります。
怒りの裏にある「本音の感情」を言語化できると、感情が整いはじめます。
Step3:アイメッセージで“弱さ”を正しく伝える
怒りをぶつける代わりに、
- 「私は、あなたの言葉にショックを受けた」
- 「私は、あの態度を見て悲しかった」
というように、“責めないけれど本音が伝わる”言い方ができるようになります。
この順番を脳の習慣にしていくことで、怒りが人間関係を壊すリスクは大きく減ります。
▼「怒りの伝え方」が変わると、人生はこう変わる
✔ 言いすぎて後悔することが減る
✔ 我慢せずに本音が伝えられるようになる
✔ 自分も相手も大切にできる関係が築ける
そして何より、「怒っても大丈夫な自分」になれるのです。
有料記事では、怒りを“伝える力”に変えるための
● 実践ステップ3つ
● 感情を整えるフレーズテンプレ
● 習慣化の仕組みと行動ワーク
を、具体的にご紹介しています。
▶ 【ブログの続きはこちら】怒りを「伝える力」に変える方法|アサーティブ表現の習得テンプレート 効率脳実践編
▶ 【有料会員はこちら】SHO’s Study Log(月額490円)
まとめ:怒りは悪じゃない。正しく扱えば“絆”になる
- 怒りは脳の防衛反応であり、感じること自体は悪くない
- 感情を飲み込まず、ぶつけずに「伝える力」に変えることが大切
- アイメッセージを使えば、自分の本音を上手に届けられる
怒りに飲まれずに自分の感情を丁寧に扱えるようになると、人間関係だけでなく自分自身との関係も驚くほど良くなります。
まずは今日、「私は〜と感じた」とアイメッセージで一言だけ使ってみてください!
それでは。
『今日1日をモノにしよう!』
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
感想や気づきがあれば、ぜひコメントやSNSで教えてくださいね!