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何もしてないのに疲れるのはなぜ?|“脳の暴走”が引き起こす思考疲労の正体
どうも、効率脳研究家のSHOです!
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「休んでいるはずなのに、なぜか脳が疲れてる…」
「何もしていないのに、ずっとモヤモヤ思考が止まらない…」
そんな悩みを抱えたこと、ありませんか?
その正体は、脳の“アイドリング状態”である
デフォルトモードネットワーク(DMN)の暴走かもしれません。
今回の記事では、DMNの本来の役割と、なぜ現代人の脳が“勝手に疲れてしまうのか”を脳科学的に紐解きます。
後半では、有料記事にて“この暴走を止める行動テンプレート”を紹介します。
デフォルトモードネットワークの本来の機能
脳には「何もしていないとき」に自動的に働き始めるネットワークがあります。
それが、デフォルトモードネットワーク(Default Mode Network:DMN)です。
DMNは本来、次のような“意義ある思考”を担っています。
- 過去の経験の整理
- 未来のシミュレーション
- 自分自身についての内省
つまり、私たちが「ボーッとしているとき」に、脳はちゃんと仕事をしてくれているのです。
自己認識や創造的思考のベースにもなっており、DMNは“内なるメモ帳”のような役割を果たします。
現代での弊害|DMNが“暴走”してしまう理由
しかしこのDMN、現代社会では少し厄介な存在にもなります。
なぜなら、
ストレスや不安が強い人ほどDMNが暴走しやすいからです。
DMNは「過去」や「未来」に意識が向くと活性化するため、
- あのとき失敗したことが頭から離れない
- この先うまくいかなかったらどうしよう
- なんで自分だけ…
といった“反すう思考(ぐるぐる思考)”に陥りやすくなります。
この状態が続くと、前頭前野(考える力をつかさどる脳の司令塔)が疲弊し、
やる気・集中力・判断力が大幅に低下してしまうのです。
つまり、
何もしていないのに疲れる=脳のアイドリング暴走というわけです。
では、この“DMNの暴走”を止めるにはどうすればいいのか?
そのヒントは、脳の特性を活かした「再設計スイッチ」にあります。
▼DMNの暴走を止めるには?
DMNの暴走は、「脳がヒマなとき」に起きやすく、
かつ「脳が過去と未来に意識を向けたとき」に加速します。
そのため、DMNを鎮めるには──
「今、ここ」に脳を戻すことがカギになります。
たとえば、以下のような方法が効果的です。
- 五感を使った“感覚の今化”
- 呼吸や自然音を用いた脳のブレーキ
- 脳が思考できないほど「小さな行動」で満たす
ただし、これらは「知っている」だけでは効果がありません。
脳に定着させるには、日常の中に仕組みとして設計する必要があるのです。
▼この先は“効率脳”での再設計へ
今回の無料記事では、DMNの正体と現代での暴走メカニズムについてご紹介しました。
・何もしていないのに疲れるのはなぜか?
・反すう思考は脳の自然な働きだった
・でも現代では、それが“脳疲労”と“行動不能”を生んでしまう
ここまで読んでくださったあなたは、
すでに「脳の暴走の仕組み」を見抜く力を手にしています。
あとは、行動で整えるだけ。
後編の有料記事(SHO’s Study Log)では、
- ✔ DMNを切り替える5つの具体的スイッチ
- ✔ 「今ここ」に戻るためのルーティンテンプレート
- ✔ 寝る前の反すう思考を止める3つの習慣
など、誰でも日常に取り入れられる再設計法をまとめています。
▶ 【有料記事はこちら】脳の“アイドリング暴走”を止める方法|DMNを整える5つの再設計スイッチ 効率脳実践編
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最後に、この言葉でしめくくります。
『今日1日をモノにしよう。』
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!