職場で“お願いが通る人”になる6つの心理術|科学が示す影響力の使い方

職場で“お願いが通る人”になる6つの心理術|科学が示す影響力の使い方

 

どうも、効率人生研究家のSHOです!

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なぜ「あの人のお願い」は通りやすいのか?

同じ内容を頼んでいるのにすんなり通る人と、何度言ってもスルーされる人がいます。

この差は単なる“運”や“声の大きさ”ではなく、心理の使い方にあります。

 

今回はロバート・チャルディーニの『影響力の武器』から職場で効く6つの原則をご紹介します。
「相手を操る」ではなく「相手が動きたくなる環境を作る」ための科学的な方法です。

 

 

6つの原則は“押す”より“流れを作る”

  • 返報性:先にちょっと与えると、協力が返ってくる
  • 一貫性:小さなYESを積んで、本命へ
  • 社会的証明:似た立場の成功例を見せると動く
  • 好意:好かれているとお願いが通りやすい
  • 権威:専門性や実績を示すと説得力が増す
  • 希少性:「今しかない」と感じると行動が早まる

それではひとつずつ見ていきましょう。

 

1|返報性:まずはこっちから差し出す

人はもらったら返したくなる生き物です。

コーヒー1杯でも、資料のひと言補足でもOK。

小さな先手が効くのです。

  • 朝5分の先手:チームに「今日の要点」を1行で送る
  • 前倒しヘルプ:「この部分だけ先に組みました、続きお願いできます?」
  • 線引き:やりすぎると“便利屋”扱い。小さく、具体的に、見える形まで

 

一言フレーズ:「先にここだけ仕込んでおきました、あとはお願いできます?」

 

2|一貫性:小さなYESを積む

人は「昨日の自分」とケンカしたくありません。

だから、小さなYESをもらえば、その流れで本命も通りやすくなるのです。

  • 段階設計:「方向性はこれで合っていますか?」→「じゃあここまでを今週でOK?」
  • 選択肢提示:「AとBなら、どちらがやりやすいですか?」
  • 記録:合意は1行メモ。「さっきの話、ここに残しました」

 

一言フレーズ:「まず10分だけ試して、よければ来週から本格的にやりましょう」

 

 

3|社会的証明:“私たちと同じ”が効く

迷ったとき、人は周りを真似します。

特に「隣の部署もやってる」くらいの距離感が一番刺さります。

  • 類似事例:同じ部署や同規模チームの成功例を1枚で
  • 数より質:「誰が・何を・どれくらい改善」の三点セット
  • 微差の強調:「ツールは同じ、手順だけ変えました」

 

一言フレーズ:「隣のチームは同じリソースで残業12%減らしました、手順をちょっと変えただけです」

 

 

4|好意:好かれているとお願いは通りやすい

どんなに正しいことを言っても、嫌われていたらスルーされるのが人間関係の現実。

逆にちょっと好かれているだけで、無茶ぶりも「まぁいいか」と受け入れられることがあります。

  • 共通点探し:「出身地どこですか?」「あ、同じじゃないですか!」と小さな一致を見つける
  • ほめる:結果だけでなく過程も褒める(例:「あの準備の速さ、助かりました」)
  • 単純接触効果:顔を合わせる頻度を増やすだけで好意度はじわじわ上がる

 

一言フレーズ:「この前のアイデア、あれ本当に助かりました!」

 

 

5|権威:信頼を“肩書き”だけに頼らず演出する

人は「専門家」や「経験者」の言葉を信じやすいもの。

ですが肩書きをひけらかすと逆効果なので、あくまで自然に権威を見せるのです。

  • 実績のさりげない提示:「この方法、前のプロジェクトでも成功して…」と事例ベースで
  • 第三者の後押し:「部長もこの案を推してます」と信頼の橋渡し
  • 見た目の印象:清潔感や姿勢は“できる人感”を醸し出すシンプルな権威づけ

 

一言フレーズ:「このやり方、専門家にも監修してもらってます」

 

6|希少性:「今しかない」感を演出する

人は「いつでもできること」は後回しにします。

逆に「今しかできない」と聞くと、つい腰を上げてしまうものです。

  • 期間限定:「今期だけ予算がついてます」
  • 数量限定:「この枠、あと1つで締め切りです」
  • 希少な体験:「次は2年後なので、この機会にぜひ」

 

一言フレーズ:「今月中なら優先的にサポートできます」

 

 

さらに深掘り!“効率脳×影響力”実践テンプレ

ここまでで6つの原則を知って、「なるほど!」と思っても、実際の職場では「どうやって自然に使えばいいの?」と迷うこともあります。

そこでYouTubeのメンバーシップ限定有料記事では、この6原則を効率脳の視点で“自動化レベル”に落とし込むテンプレートを公開してます。

具体的な会話フレーズ、行動パターン、習慣化のステップを詰め込みました。

  • ✔ 相手のタイプ別に効く原則を瞬時に見抜く方法
  • ✔ 毎日の業務に自然に組み込む会話テンプレ集
  • ✔ 「無理に使う感」をゼロにする習慣化テクニック

「テクニックを使ってる」感を出さずに職場での信頼と成果を同時に上げたい方は、ぜひチェックしてみてください。

 

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まとめ:職場で6原則を“無理なく”回す

6原則はどれも単体で効果的ですが、組み合わせるとさらに強力です。

例えば「好意」で関係を温め、「返報性」で先に与え、「希少性」で背中を押す…といった具合です。

 

大事なのは、テクニックを“仕掛ける”感覚ではなく、自然な会話の流れに乗せること

やらされ感が出た瞬間、相手は反発します。

 

有料記事では、この6原則を効率脳で習慣化する「職場コミュニケーション実践テンプレ」をお届けしてます。

「意識しなくても勝手に影響力が上がる」状態を、一緒に作っていきましょう。

 

それでは今日もこの言葉で締めます!

『今日1日をモノにしよう!』

最後までお読みいただきありがとうございました!

参考書籍

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