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給料日に笑顔でいられないあなたへ。それ脳のバグかも?お金に一生困らない思考のOS入れ替え術
【はじめに】
この記事は、あなたのお金に対する「思考のクセ」に気づくためのヒントです。
特定の金融商品を勧めたり、投資の成功を保証したりするものではありません。
日曜の夜、口座残高がやけに切ない理由
「やった、給料日だ…!」
一瞬だけテンションが上がるものの、スマホに届く引き落とし通知の嵐。
住宅ローン軍団、カード決済部隊、保険料特殊部隊…。
彼らによって、口座の残高はキレイさっぱり掃討されていく。
「来月の給料日まで、どうやって生き延びよう…」
なんて、毎月おなじみのサバイバル生活をシミュレーションしていませんか?
それ、あなたの「稼ぎ」や「節約根性」の問題では片付けられない、脳からの重要なSOSかもしれません。
実は、私たちの脳は非常に保守的で、「今の状態がたとえ苦しくても、変化するよりマシ」と考える現状維持バイアスという機能が標準装備されています。
つまり、あなたの脳は「毎月カツカツな状態」を安全地帯だと勘違いして、無意識にその状況を再現し続けている可能性があるのです。
今回は、この脳のやっかいなバグの正体、かの有名な『金持ち父さん』が言うところの「ラットレース」の仕組みを、脳科学の視点も交えながら解説していきますね!
あなたのお金は「反抗期の子供」?それとも「親孝行な子供」?
ラットレースという無限ループから抜け出せない根本的な原因。
それは、「お金の育て方」のOSが古すぎるからです。
ここで、あなたのお金を「子供」に例えてみましょう。
多くの人は、お金を「常に目が離せない、反抗期の子供」のように育てています。
自分が朝から晩まで汗水たらして、ようやく家に連れて帰ってくる(=給料)。
でも、その子は「うるせぇ!」の一言と共に家を飛び出し、友達(=支払い)と遊びほうけて、二度と帰ってこない…。
これが「お金のために働く」という状態。
脳科学的に言えば、お金がなくなる恐怖(扁桃体の暴走)と、給料で何かを買う瞬間の快感(側坐核の暴走)に振り回されている状態です。
自分が働き続けないと、この反抗期の子供は一人も手元に残ってくれません。
一方、金持ち父さんが教えてくれるのは、お金を「いつの間にか独立し、仕送りまでしてくれる親孝行な子供」に育てる方法。
最初は小さなお金(子供)でも、正しい知識と環境(=教育)を与えてあげると、その子が勝手に社会で活躍し、仲間(他のお金)をたくさん連れて帰ってきてくれるんです。
これが「お金に働かせる」という状態。
あなたが寝ていても、趣味に没頭していても、育てた子供たち(資産)がチームを組んで、あなたの代わりに稼いできてくれる。
どうせなら、脳をハッキングしてでも、後者の「親孝行な子供」を育てたいですよね?
脳のバグ発見!「マイホーム=資産」という壮大な勘違い
「なるほど、親孝行な子供を育てればいいのね!」
「うちは大丈夫! 『夢のマイホーム』っていう、とびきり大きな子供(資産)がいるから!」
そう思ったあなた、まさにそれが脳に仕掛けられた巧妙なワナです。
金持ち父さんは、資産と負債をこう定義しました。
- 資産:あなたのポケットにお金を入れてくれるもの(=お金を稼いでくれる働き者の子供)
- 負債:あなたのポケットからお金を奪っていくもの(=常にお小遣いをせがんでくる食いしん坊の子供)
さあ、この定義で「夢のマイホーム」をスキャンしてみましょう。
毎月の住宅ローン、固定資産税、火災保険、10年ごとの修繕費…。
あなたのマイホームは、お金を稼いでくれるどころか、四六時中「腹へったー!」と叫びながら、あなたの財布からお金を食べまくる、超巨大な食いしん坊(負債)ではありませんか?
なぜこんな勘違いが起きるのか?
それは「家を持つのが一人前」という社会的な刷り込み(社会的証明)や、「こんなに高い買い物をしたんだから、間違いのはずがない」と自分を正当化したい脳の働き(認知的不協和の解消)が原因です。
脳は、目に見えない権利(株など)より、目の前にある具体的なモノ(家)を資産だと誤認識しやすいバグも持っているのです。
あなたの頑張りが報われない、脳科学的な理由
「こんなに真面目に働いてるのに、なんで生活は楽にならないんだ…」
その理由は、あなたの努力が足りないからではありません。
むしろ、あなたは人一倍のエネルギーを、「食いしん坊の子供(負債)」を満腹にさせることに全力で注いでしまっているだけなのです。
脳は、苦痛を避けて快楽を得るようにプログラムされています。
「ローンを払わないと家を失う」という強烈な苦痛を避けるために、必死に働く。
そして、給料という短期的な快楽を得て、またその大半を「食いしん坊」に食べさせる…。
これこそが、ラットレースの正体。
脳の生存本能に従って行動しているだけなのに、結果的に無限ループにハマってしまうという、皮肉な現実です。
でも、安心してください。
脳の仕組みが分かれば、対策は立てられます。
今日、このバグの存在に気づけたことこそが、あなたの人生のゲームチェンジャーになるのですから。
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ここまで読んで、「原因は分かった。じゃあ、具体的にどうすればいいの?」と感じているはずです。
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まとめ
- 毎月お金に追われる生活は、脳の「現状維持バイアス」が原因のラットレースかもしれない。
- 問題は稼ぎ方より「お金の育て方」。「反抗期の子供」を育てるのをやめ、「親孝行な子供」を育てよう。
- マイホーム=資産という考えは、社会と脳が仕掛けた巧妙なバグ。まずはその事実に気づくことが第一歩。
- あなたは悪くない。ただ、脳のクセを知り、少しだけ行動を変えるだけで、未来は攻略できる。
あなたの脳は、最高の味方にも、最大の敵にもなり得ます。
しんどい時は、まずその脳のクセを理解し、「自分、お疲れ様」と声をかけてあげることから始めてみてくださいね。
それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。
『今日1日をモノにしよう!』
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!