今日は住宅ローンについてお話しします。
住宅ローンはお金を自由を狙い、奪う悪魔だった…という内容です。
ちょっと過激なタイトルですね。
前にもブログで住宅ローン関連の持ち家か賃貸かについてお話ししたことがありました。
こちらのブログをご覧ください。
このブログでも伝えているように持ち家か賃貸かはその人の価値観によってだいぶ変わってくるところだとお伝えしました。
そして自分の家を持つと言うのには何事にも変えがたいロマンがあります。
しかし、持ち家は何千万円の単位で簡単に購入できるわけではありません。
そこで、多くの方が早い段階で済む場所を確保するために住宅ローンを使うのですが、今日はこの住宅ローンについて冷静に分析しようと思います。
本日はこの本をお勧めします。
住宅ローンは借金です。
あなたが買おうとしている家の金額を一括で払えないため、銀行が利益をつけてあなたにお金を貸しています。
この時点でまずは1つ気づくべきです。
何千万の借金をあなたはしているわけです。
そもそも借金をしてお金を買うと言う事は、あなたの身の丈に合わない買い物をしようとしてることになります。
まずは大前提として、この事実に気づくべきなんです。
住宅ローンのメリットをひねり出してみました。
住宅ローンのメリットと言えば、やはり資金の借り入れができると言う点です。
自己資金が少なくても、住宅を購入できる可能性が広がります。
そして、何十年にもわたる分割返済のため、月々の負担を軽減することができます。
手元の資金を有効活用することができます。
メリットというメリットは正直このぐらいではないでしょうか?
やはりどう考えても、住宅ローンはデメリットの方が大きいです。
まずは、金利。
銀行や金融機関から借りるため、利息が発生します。
35年となればもちろん総返済額は膨らんでいきます。
そして、返済のリスクももちろん常に隣り合わせです。
借金を35年間ひたすら返し続けなければなりません。
人生のステージはどんどん変わっていきます。
今がずっと安定して続くわけがないんです。
収入が途絶える時期もないとも言い切れません。
それでも35年間、毎月一定の金額を支払い続けなければならないのです。
もちろん、支払いができなくなってしまった場合は、差し押さえや住宅の競売と言ったリスクも考えられます。
そして、拘束感も常につまってきます。
毎月の返済が必要なため、経済的な自由度が制限される場合があるのです。
長期的な展開で、ライフプランを考えなくとならないのです。
金利も低いままとは限りません。
毎年固定資産税を払わなくてはなりません。
そして、35年後、住宅ローンを完済したとしてもその住宅に資産的価値があるかどうかなんて事は誰にもわからないのです。
35年後に資産価値が上がるなんてことが誰か想像できるでしょうか?
誰にもわかるわけがないのです。
何千万も支払って購入した住宅は、買った瞬間から価値が下がるのが一般的であると判断した方が賢明です。
また、住宅ローンの返済のために、今の会社で働き続けなくてはなりません。
ローン返済のためにリストラされずに、安定した収入を得続けなければならないのです。
35年間、健康な体でずっと働き続けると言う自信がありますか?
人生は、何が起きるか分からないのに働き続けられることを前提に考えていませんか?
ずっと同じ会社にいれば安泰でしょうか?
副業をどんどん進めている世の中です。
そもそも35年間、その会社が存続してるかどうかなって保証は無いのです。
住宅ローンを組んだ当初の給料を35年後までずっと得られ続ける保証もないのです。
また、住宅ローンは足かせになります。
引っ越ししたい、自分のライフステージが変わって移動しなければならない、などといった環境の変化に対して、住宅ローンはどう考えてもマイナスになってしまいます。
もし隣の人が最悪な人だったとしても、簡単に住み替える事はできないのです。
本当はこういう暮らしがしたいのに…といっても、住宅ローンは自由を奪います。
人生の自由度が下がってしまうのはいかがなものでしょうか?
税制上の優遇措置も設けられておりますが、長期で見ればこの優遇措置も微々たるものでしょう。
いかがでしょうか?
独断と偏見ですが、住宅ローンを冷静に分析すればするほど、メリットはなくデメリットが目立ってしまいました。
そして、真実はこれです。
どんなでことがあれど、住宅ローンはただの借金。
本質は借金であることを忘れてはならないのです。
そう考えて、しっかりと計画を立てて使用するかしないかを検討していくのが良いでしょう。