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【脳科学が証明】子どもの信頼を勝ち取る、たった1つの簡単な会話術
どうも!
昔、良かれと思って息子にアドバイスしたら「パパは何もわかってくれない!」とガチ泣きされ、僕の“善意”が秒速で“お説教”に変換されるバグに頭を抱えていた効率脳アドバイザーSHOです。
#善意はいつだって一方通行
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本題に入る前に、今日の“ゴール”について
あなたが僕たちの冒険の仲間であることは、重々承知の上で。
今回の記事は、あなたの存在そのものを、子どもの脳にとっての“最高のご褒美”に変えるための、具体的な設計図です。
あなたは、子どもと“違う言語”で話していませんか?
さて。
今日は『子どもの信頼を勝ち取る、たった1つの簡単な会話術』というテーマでお話ししたいと思います。
あなたも経験ありませんか?
子どもが「今日、学校で嫌なことがあって…」とションボリ話しかけてくる。
こちらは「よし、パパの出番だ!」とばかりに、「で、何があった? 誰かに何かされたのか? よし、解決してやろう!」と腕まくりをする。
すると、子どもは急に黙り込み「…もういい」と部屋に行ってしまう。
残された僕たちは「え、なんで…?心配してやってんのに…」と、ただただ呆然とする。
まるで、こちらのスマホが「日本語」で話しているのに、息子のスマホは「象形文字」で受信しているような、絶望的な通信エラー。
このすれ違いの原因は、愛情不足でも、あなたの話し方が下手だからでもありません。
そもそも、お互いの“Wi-Fi”が繋がっていないだけなのです。
大前提。“Wi-Fi”が繋がっていない相手に、データは送信できない
考えてみてください。
どんなに面白い4K画質の映画も、Wi-Fiの電波が圏外だったら、永遠に再生されませんよね。
グルグルとロード中のマークが表示されるだけ。
親子の会話も、全く同じです。
僕たちが子どもに伝えたい「素晴らしいアドバイス」や「正しい教え」は、いわば4K動画ファイル。
しかし、親子の間に信頼と安心感という名の“Wi-Fi”が繋がっていなければ、そのファイルは子どもの心に届きません。
僕たち親がやりがちなミスは電波が圏外なのに、必死で「送信ボタン」を連打すること。
「なんで伝わらないんだ!」と、さらに大きな声で、さらに長い時間、ファイルを送りつけようとしてしまう。
#ギガの無駄遣い
僕たちがまずやるべきは、ファイルを送ること(ティーチング)ではありません。
相手との間に、安定した通信環境(=心理学でいうラポール)を築くこと。
今日は、このWi-Fiを意図的に、かつ瞬時に「バリ3」にするためのハッキング技術をお話しします。
【悪用厳禁】カウンセラーが使う、魔法の言葉“オウム返し”
そのハッキング技術の入り口であり、最も強力なスキル。
それが、プロのカウンセラーも使う「バックトラッキング」。
通称、“オウム返し”です。
「オウム返し?ただ繰り返すだけでしょ?」
そう思ったあなた。
甘い。
甘すぎます。
これは単なるモノマネではありません。
相手の脳に「あなたの話、ちゃんと受信できてますよ」「僕はあなたの味方ですよ」という信号を無意識レベルで送り込む、極めて強力なハッキング技術なのです。
子どもが言ったことを評価も、解釈も、アドバイスもせず、ただ鏡のように繰り返す。
すると、子どもの脳は「僕の言ったことが、そのまま受け止められた!」と認識し、承認欲求が満たされ、安心します。
#脳は承認欲求の塊
この安心感こそが心の鎧を脱がせ、Wi-Fiを繋げるためのパスワードなのです。
明日から使える「信頼獲得」実践ドリル
さあ、理屈はもういいですね。
実践です。
【シチュエーション】
子どもが学校から帰ってきて、こう言いました。
子:「今日、公園で〇〇くんに砂かけられた!むかつく!」
NGな親(裁判官モード):
「なんでかけられたの? あなたが先に何かしたんじゃないの?」
(→ Wi-Fiの電波が1本消えました)
普通の親(解決屋モード):
「そうか、じゃあ今度会ったら『やめて』って言うんだよ」
(→ Wi-Fiの電波はかろうじて1本です)
できる親(接続モード):
「そっか、公園で〇〇くんに砂をかけられたんだね。それは、むかつくよなぁ」
(→ Wi-Fiの電波がバリ3になりました!)
この違い、分かりますか?
NGな親と普通の親は、問題を「解決」しようとしています。
ですが、できる親は、まず子どもの「感情」に「接続」しようとしています。
まずは接続する。
アドバイスはその後でいい、というわけです。
この順番が全てを決めます。
結論:正しく話すな。まず、繋がれ。
もう、お分かりですね。
僕たちが子どもの心に何かを届けたいなら、まずやるべきことはただ一つ。
信頼というWi-Fiを繋ぐことです。
あなたがなるべきは、正論を振りかざす“教師”ではありません。
子どもの心という名のサーバーに、いつでも安定して接続できる最高の“ネットワークエンジニア”なのです。
「でも、オウム返しは“言葉”のハッキングでしょ?言葉を発しない時の“非言語”のハッキング術は?」
「そもそも、うちの子は“見て理解するタイプ”?“聞いて理解するタイプ”?OSが違ったら、全部無意味じゃん!」
「問題行動の裏にある“本当のメッセージ”を読み解く、翻訳術が知りたい!」
もちろん、そのための「完全な設計図」を用意してあります。
僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ限定記事では、あなたが子どもの心の“翻訳家”になるための、プロの全技術をあなただけにお渡しします。
これはあなたを家庭内のコミュニケーションの神にする、禁断の書です!
【追伸】
ちなみに、この「オウム返し」、妻の話を聞く時にも絶大な効果を発揮しますが、多用しすぎると「ちゃんと聞いてる!?」とバレて、次のステージ『で、あなたはどう思うの?』に進むことがあるので、油断は禁物です。
#次のステージに進むには経験値が必要です
それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。
『今日1日をモノにしよう!』
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!