【資料作成より100倍効果あり】反論だらけの会議を一瞬で終わらせるたった一つの“感情兵器”

【資料作成より100倍効果あり】反論だらけの会議を一瞬で終わらせる、たった一つの“感情兵器”

 

どうも!

渾身のロジックとデータで作り上げた“完璧な解説動画”が全く再生されず、勢いだけで喋っているライバルの“雑な動画”がバズっているのを見て「正しさだけじゃ、人の時間は奪えないのか…」と痛感した効率脳アドバイザーSHOです。
#正論はエンタメ性に欠ける

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あなたの完璧なプレゼンが、今日も“スベって”いませんか?

さて。

今日は『なぜあなたの“正論”は部下やチームに1ミリも響かないのか?』という全リーダーにとって耳の痛い話をしたいと思います。

 

あなたも経験ありませんか?

 

新しいプロジェクトを立ち上げたい。

チームのやり方を改革したい。

 

そのために何日もかけてデータを集め、完璧なロジックで企画書を作り上げる。

しかし、いざチームに提案してみると返ってくるのは気のない返事と「でも…」「だって…」のオンパレード。

 

あなたの頭の中は「?」でいっぱいになります。

「こんなに正しいことを言っているのに、なぜ誰も分かってくれないんだ!」

 

その原因はあなたのロジックが間違っているからではありません。
あなたが人間という“生き物”の根本的な仕様を理解していないだけなのです。

 

 

【実話】巨大企業“ターゲット”を変えた、たった一袋の「M&M’sチョコ」

1990年代、アメリカに「ターゲット」というまあまあダサい量販店がありました。
そこに、改革のために雇われたロビン・ウォーターズという凄腕の女性役員がいました。

 

彼女のミッションは、「このダサい店を、イケてる店に変えること」。

しかし、彼女の前には鉄壁の“抵抗勢力”が立ちはだかります。

長年会社に勤める、頭の固いベテラン社員たちです。
#どこにでもいるやつら

 

彼らの口癖は「前例は?」「数字的根拠は?」。

ウォーターズが「これからは、もっとオシャレでエッジの効いたデザインが必要よ!」と熱弁しても、彼らは「ふーん」と腕を組むだけ。

彼女の“正論”は彼らの分厚いロジックの壁に全く響きませんでした。

 

追い詰められたウォーターズ。

しかし、彼女はここから天才的な一手を見せます。

 

彼女は分厚い資料で彼らを説得するのをやめました。

代わりに、彼らをロンドンへの「トレンド探しツアー」に連れて行きM&M’sのカラフルなチョコレートを一袋渡してこう言ったのです。

 

このチョコと同じ色の、イケてる商品を探してきて!

 

社員たちは、最初は何のことか分かりませんでしたが、まるで宝探しゲームのように夢中になってロンドンの街を駆け回り始めました。

そして、自分たちの目で、肌で、「カッコいいもの」「新しいトレンド」を発見する“体験”をしたのです。

 

この「楽しい!」という“感情”が彼らの心を動かしました。

帰国後、彼らは別人のようにクリエイティブなアイデアを出すようになり、その後のターゲット社の快進撃に繋がったのです。

 

 

人を動かす原則は「分析→思考→変化」ではない。「見て→感じて→変化」だ

なぜ、渾身のロジックとデータで作り上げた“完璧な解説動画”が全く再生されず、たった一袋のM&M’sは人の心に響いたのか?

それは、僕たちの心に賢いけど非力な「象使い(理性)」とパワフルだけど気まぐれな「象(感情)」がいるからです。

 

多くの人が間違えるのは、「象使い」にだけ話しかけようとすること。

これが「分析→思考→変化」というアプローチです。

しかし、象使いがいくら「やるべきだ!」と納得しても、肝心の象が「つまらん」と寝そべっていたら物事は1ミリも前に進みません。

 

一方で、ウォーターズがやったのは象に直接アプローチすること。

これが「見て→感じて→変化」です。

理屈ではなく、具体的な“体験”によって、まず象の心をワクワクさせる。

 

象が「面白そうだ!そっちに行きたい!」と走り出せば、象使いは後からついてくるしかないのです。
#象はパワポでは動かない

 

 

あなたの職場に「M&M’sチョコ」を仕掛ける方法

この話は僕たちの日常でも使えます。

あなたの“正論”を相手の心に届く“体験”に変えるのです。

 

例えば、部下に新しいツールを導入させたいなら?

ツールの使い方マニュアルをメールで送りつけるのではなく、そのツールを使って楽しそうに仕事をしている他部署の様子を“見学”させる。

 

例えば、企画を通したいなら?

数字が羅列された資料を見せるのではなく、その企画が実現した未来をイメージできる“試作品”や“コンセプト動画”を見せて、相手を“ワクワク”させる。

 

あなたの仕事は完璧な報告書を書くことではありません。

相手の“象”の心を躍らせる最高の体験をデザインすることなのです。

 

 

結論:理屈で説得するな。感情に火をつけろ。

もうお分かりですね。

人が動かないのは、あなたのロジックが間違っているからじゃない。

ただ、そのロジックが“つまらない”だけなのです。

 

あなたがなるべきは正論を振りかざす“評論家”ではありません。

相手の心に火をつける最高の“放火魔”なのです。
#良い意味で

 

「でも、人の心を動かす“感情”にはどんな種類がある?」

「人の行動を根本から変える『アイデンティティ』のデザイン方法とは?」

「『どうせ無理』と諦めている相手の心を解き放つ『成長マインドセット』とは?」

 

もちろん、そのための「完全な設計図」を用意してあります。

僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ会員限定記事では、あなたが人の心を動かす“感情の建築家”になるための具体的な全技術をあなただけにお渡しします。

 

これはあなたのチーム、あなたの家庭、そしてあなた自身の“やる気”に火をつけるための冒険の書です。

 

▶ 有料記事『【リーダーの教科書】人の“やる気”に火をつける。チームを動かす感情デザインの科学』はこちら

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【追伸】
ちなみに、この「見て→感じて→変化」作戦、子どもの野菜嫌いを克服するために親がめちゃくちゃ美味しそうにピーマンを食べる姿を見せつける、という応用が可能です。
ただし、あなたの演技力によっては、子どもに「パパ、無理してる…」と見抜かれ逆効果になる場合があります。
#俳優の訓練から始めましょう

 

それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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