あなたは普段お子様のお話をしっかりと聞いてあげることができていますか?
子供の話をしっかりと聞いてあげること。
これが信頼関係につながります。
ですが、忙しい生活の中でなかなかそれをすることができないのもまた事実です。
子供としっかりと関係を築くことができない期間が長ければ長いほど子供との距離が離れていきます。
そうすると、いつか子供が親に悩みを打ち明けなくなってしまいます。
本日は子供が言えない悩みに気づくために、親ができることについてお話ししたいと思います。
こちらの本をお勧めします。
子供が親に悩みを打ち明けなくなってしまう理由は親にあります。
子供が困ったとき。
親として言ってはいけない言葉や態度をかけてしまっているのです。
例えば、
子供が誰かに何かをやられた時。
「やり返せ!」と言ってしまう親がいます。
子供は何もそんな言葉を期待してるわけでありません。
やり返したところで、関係がより悪化することもあるでしょう。
子供が本当に頼りたいのはそういうことでは無いのです。
そして、1つのことに対してどうしても気になってしまい何度も質問してしまう親もいます。
何度も聞いてしまうと言うことももちろんNGです。
また、時間が経ってもしつこく確認してしまうこと。
これもまたNGです。
気になるのはわかります。
時間が経ってふと思い出してしまい、聞いてしまうのもわかります。
ですが、これは自分本位の衝動をただ単に抑えきれていないだけです。
子供の立場になってみてください。
何度も何度もしつこく確認されたり時間がたっても何度も言われたらどうでしょう。
気分が良いわけがないのです。
そして、何か問題が起きたときに「先生に言え!」や相手の親に文句を言いに行くなどことを大きくしようとする親もいますが、これもNGです。
子供はことを大きくしてほしいわけでは無いのです。
ただ、話を聞いて寄り添って欲しいだけです。
上記のような対応を繰り返していくうちに、子供はどんどん心を閉ざしていきます。
このように、毎回騒ぎ立てられたらたまったものではないです。
いつか、子供が「何でもない…」と、気持ちを隠すようになってしまうでしょう。
その「なんでもない…」は諦めのサインなのです。
親が注意したいのは「知りたい」と言う気持ちです。
「知りたい」という衝動をを抑えることなのです。
心配なのは無理はありません。
ただ、だからこそ衝動を抑えなくてはならないのです。
親にできる事は、子供に対して「いつも見ているよ」と言うメッセージを発信してあげることです。
何かやってあげなくちゃと思いがちですが、そうではありません。
子供は自分で変わることができます。
その成長過程を、親はただ見守るだけでいいのです。
子供の話を黙って聞いてあげること。
寄り添ってあげること。
見守ること。
いずれ本当に子供が助けを求めた時、親は手を差し伸べられるようにすれば良いのです。
子供が横を見た時、親がすぐに手を差し伸べられるようにいつも見守っていることが1番大切なのです。
親は子供にとって守護神のような存在でいること。
子供の未来は、子供が決めるのです。
子供が生きたいように生きるために可能性を発揮できるように、親がどっしりと構えていれば良いのです。
「知りたい」と言う衝動をぐっと堪えて、暖かい目で成長を見守ってあげてください。