【閲覧注意】「好きを仕事に」は不幸の始まり。科学が証明した「キャリア選びの7つの大罪」が残酷すぎた

【閲覧注意】「好きを仕事に」は不幸の始まり。科学が証明した「キャリア選びの7つの大罪」が残酷すぎた

 

どうも!

就活生だった頃の自分をタイムマシンに乗って殴りに行きたい、効率脳アドバイザーSHOです。

 

さて。

今日は『「好きを仕事に」は不幸の始まり』という、世の中のキラキラした常識をバットで殴り壊すような話をしたいと思います。

本題に入る前にコチラの共有です。

 

 

そんなこんなで本題です。

 

あなたが持っている「地図」は偽物です

私たちは親や先生、そして自己啓発本から、耳にタコができるほどこう言われてきました。

「好きなことを仕事にしなさい」
「情熱を持てる天職を探しなさい」

 

結論から言います。

そのアドバイス、全部ゴミです。

 

少し言葉が汚くなりましたが、事実なので仕方ありません。

皆さんが「宝の地図」だと思って握りしめているその紙切れは、あなたを遭難させるための「不幸の地図」です。

 

今日は、科学界のインディ・ジョーンズこと鈴木祐さんの著書『科学的な適職』で紹介されている4021の研究データを使って、皆さんの脳にこびりついた「就職・転職の幻想」を剥がしにかかります。

 

準備はいいですか?

泣かないで聞いてくださいね。

 

 

大罪①:「好きを仕事にする」という地獄

まず、一番有名なこの幻想から殺します。

「好きなことを仕事にすれば、一生働かなくて済む(孔子)」みたいな言葉がありますが、科学的には「好きなことを仕事にしても、幸福度は上がらない」という残酷なデータが出ています。

 

2015年、ミシガン州立大学の研究チームが「仕事観」に関する大規模な調査を行いました。

そこで判明したのは、以下の衝撃的な事実です。

 

A:適合派(好きを仕事にする派)

「最初から情熱を持てる仕事を探すんだ!」という人たち。

→ 一見幸せそうに見えるが、現実は逆。

仕事で少しでも嫌なことがあると「これは本当の『好き』じゃなかったんだ」と幻滅し、すぐに燃え尽きる。

スキルも伸びない。

 

B:成長派(やってるうちに好きになる派)

「仕事なんて最初はそんなもんだろ」と割り切っている人たち。

長期的な幸福度も年収も、キャリアの満足度もこちらの方が高い。

「情熱」は最初にあるものではなく、注いだリソース(時間と労力)の量に比例して、後から湧いてくるものだからです。

 

あのスティーブ・ジョブズですら、最初からテクノロジーが好きだったわけではありません。

彼は若い頃、スピリチュアルにハマってインド放浪をしていました。

Appleの創業は「楽して儲けられそうだから」という不純な動機で、エレクトロニクスへの愛なんて最初はゼロだったんです。

 

脳科学的に見ても、「好き」を入り口にするのは危険です。

脳は「期待」と「現実」のギャップ(報酬予測誤差)に弱い。

 

「大好きなゲーム作り!」と期待して入社して、地味なデバッグ作業をさせられた瞬間、脳内のドーパミンは枯渇し、強烈なストレス(コルチゾール)に変わります。

 

「好き」を仕事にするな。

仕事を「好き」になれる自分を作れ。

これが真理です。

 

 

大罪②:「給料」は1年で飽きる

次に、「金」の話をしましょう。

「とりあえず給料が高い会社に行こう」
「年収1000万あれば幸せになれる」

そう思っている人は、「ヘドニック・トレッドミル(快楽のランニングマシン)」の上を走っているハムスターと同じです。

 

行動経済学の権威ダニエル・カーネマンの研究によれば、
「年収と幸福度の相関は、年収400〜500万円(世帯年収700〜800万円)で頭打ちになる」
ことがわかっています。

 

さらに絶望的なデータがあります。

給料アップによる幸福度の上昇効果は、たった「1年」しか続きません。

 

人間には「順応」という機能があります。

高級な時計を買っても、タワマンに住んでも、脳はすぐにそれを「当たり前」として処理し、また次の刺激を欲しがる。

 

給料で仕事を選ぶというのは、
「穴の空いたバケツに水を注ぎ続ける」のと同じこと。

そのバケツが満たされる日は、永遠に来ません。

 

 

大罪③:「性格診断」はタロット占いと同じ

最後に、多くの企業が採用している「適性検査」や「性格診断」について。

MBTI、エニアグラム、ストレングスファインダー…。

「私は分析型だから、コンサルが向いている!」とか言ってる人。

 

目を覚ましてください。

それ、「今日のラッキーカラーは赤!」と言ってるのと大差ありません。

 

科学的な信頼性において、
MBTIやエニアグラムは「再現性がない(受けるたびに結果が変わる)」ことが証明されています。

実際、5週間後に同じテストを受けると、約半数の人が違う結果になります。

 

自分の性格なんて、その日の気分や環境でコロコロ変わるんです。

そんな「おみくじ」に、あなたの人生の貴重な時間を賭けてはいけません。

 

 

じゃあ、何を信じればいいのか?

「好き」もダメ。
「金」もダメ。
「性格診断」もゴミ。

 

「おいSHO、じゃあ俺たちは何を基準に仕事を選べばいいんだよ!
露頭に迷わせる気か!」

そんな怒号が聞こえてきそうですね。

 

安心してください。

4021の研究データの中には、ごくわずかですが、
「科学的に間違いなく『適職』を見抜ける唯一の方法」
が存在します。

 

面接や性格診断よりも圧倒的に精度が高く、
Googleなどのトップ企業も密かに採用している「最強のテスト」です。

 

僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ会員限定記事では、
この「唯一の正解」について、具体的なアクションプランと共に解説します。

 

・Googleも採用する最強の適職発見ツール「ワークサンプルテスト」とは?
・絶対に選んではいけない「死ぬ確率が2倍になる」職場の特徴
・直感や占いに頼らず、100%論理的に天職をハックする手順

 

これを知らずに転職活動をするのは、
目隠しをして高速道路を横断するようなものです。

「なんとなく」で人生を決めるのは、今日で終わりにしましょう。

 

▶ 有料記事『【完全解明】「直感」も「適性検査」もゴミ箱へ。科学的に「天職」をハックする唯一の方法』はこちら

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【追伸】
「好きを仕事にするな」
この科学的真理に感銘を受けた僕は、妻に提案しました。

「ねえ、『好きな家事だけやる』というのは、適合派の悪い考え方だ。
これからは、あえて『嫌いな家事(風呂掃除・ゴミ出し)』に積極的に取り組むよ。
そうすることで、後から情熱(家事への愛)が湧いてくるはずだ!」

妻は冷ややかな目で言いました。

「却下。
あなたの家事スキルは『ワークサンプルテスト(実技試験)』の結果、
『不採用』レベルだと判定されました。
よって、あなたは家事には手を出さず、
『ATM(資金調達)』という職務に専念し、給与の全額を我が社(家計)に納入してください。
それが我が家の『最適化』です」

…どうやら僕の家庭内での適職は、
「お小遣い制の労働者」で固定されているようです。
#労働基準法なんてない

 

それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

参考書籍

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