【残酷な真実】どんな天才も「自分の脳」には勝てない。意思決定の質を「600%」高めるたった一つのルール

【残酷な真実】どんな天才も「自分の脳」には勝てない。意思決定の質を「600%」高めるたった一つのルール

 

どうも。

自分の「直感」を信じて買った服が、一度も着られないままタンスの肥やしになっている、効率脳アドバイザーSHOです。

 

さて。

今日は『どんな天才も「自分の脳」には勝てない』という、少し絶望的だけど、知れば人生がイージーモードになる話をします。

本題に入る前にコチラの共有です。

 

 

そんなこんなで本題です。

 

あなたの脳には「バグ」がある

これまで、仕事選びの「正解(7つの徳目)」や「選び方(マトリクス)」を話してきました。

ですが、最後に最大の敵が立ちはだかります。

 

それは、「あなた自身の脳みそ」です。

 

 

実は、私たちの脳には「バイアス(偏見)」という致命的なバグが標準装備されています。

これは、どんなにIQが高い人でも、どんなに慎重な人でも逃れられません。

 

ノーベル賞を受賞した心理学者ダニエル・カーネマンでさえ、「自分のバイアスを取り除くのは不可能だ」と嘆いたほどです。

 

 

今日は、私たちのキャリアを破滅させる「脳のバグ」の正体と、
それに対抗するための「600%の法則」について解説します。

 

 

分析するな、「手順」を守れ

まず、衝撃的なデータから紹介しましょう。

 

シドニー大学の研究チームが、「企業の意思決定において、何が成功の鍵を握るのか?」を調査しました。

比較したのは以下の2つです。

 

A:分析(データを集め、詳細に検討すること)

B:プロセス(意思決定の「手順」や「枠組み」を守ること)

 

 

どっちが大事だと思いますか?

 

直感的には「A(分析)」ですよね。

よく調べたほうが失敗しない気がします。

 

しかし、結果は逆でした。

「プロセス(手順)」は、「分析」よりも『6倍(600%)』も重要だったのです

 

 

つまり、
「年収はいくらで、福利厚生は…」と血眼になってデータを分析するよりも、
「この手順で決める」というルール(プロセス)を守る方が、6倍も正しい決断ができるということです。

 

なぜなら、いくらデータを集めても、脳にバグ(バイアス)があれば、
都合の良いデータしか見なくなるからです。

 

 

あなたを騙す「3大バグ」

では、具体的にどんなバグが脳に巣食っているのか?

就職・転職で発動しやすい「3大バグ」がこれです。

 

 

① アンカリング効果(最初の数字に支配される)
「年収800万!」という求人を見たとたん、その数字がアンカー(錨)になって脳に刺さります。
すると、その後の「残業が多い」「離職率が高い」といったネガティブ情報が頭に入ってこなくなります。

 

② 真実性の錯覚(一点豪華主義)
「Googleは食事が無料だから最高の会社だ!」
このように、わかりやすい一点(フォーカシング)だけで全体を評価してしまうバグです。
実際には上司がパワハラ野郎かもしれないのに、無料のランチに目がくらんで地獄行きです。

 

③ サンクコスト(もったいない精神)
「この会社に3年もいたんだから、今辞めるのはもったいない」
過去に費やした時間や労力(コスト)に執着して、損切りができなくなる心理です。
未来の幸福度よりも、過去のコストを優先してしまう。
これは、沈みゆく船にしがみついているのと同じです。

 

 

脳をハックする「プロトコル」を持て

「自分は大丈夫」

そう思った人ほど危険です。

バイアスは無意識に発動するからバイアスなんです。

 

 

では、どうすればいいのか?

気合や根性ではどうにもなりません。

必要なのは、脳のバグを強制的に解除する「外部システム(技法)」です。

 

僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ会員限定記事では、
Googleやマッキンゼーも採用している
「バイアスを取り除くための4大技法」
を完全解説します。

 

・感情をリセットする魔法の呪文「10/10/10テスト」
・予測精度を30%上げる「プレモーテム(事前検死)」
・古代ローマのカエサルも使っていた「イリイスト日記」

 

これらは、あなたの脳を「客観モード」に切り替えるスイッチです。

このスイッチを持たずに人生の選択をするのは、
目隠しをして地雷原を歩くようなものです。

 

▶ 有料記事『【最終奥義】Googleも使う「脳のバグ取り」4大技法。未来の失敗を30%減らす科学的プロトコル』はこちら

▶ メンバーシップ『SHO’s Study Log』の登録はこちら

 

 

【追伸】
「脳は都合の良い情報しか見ない」
この真理を知った僕は、妻に言いました。

「ねえ、君が僕に対して『靴下を脱ぎっぱなしにする』とか『電気を消さない』とか怒るのは、
『確証バイアス』という脳のバグのせいだよ。
僕の『たまに皿洗いをする』というポジティブなデータが見えていないんだ。
もっと客観的なプロセスで評価してくれないか?」

妻は冷ややかに言いました。

「却下。
私の脳内コンピュータの分析結果によると、
あなたの家事貢献度は『誤差の範囲内』であり、
脱ぎっぱなしの靴下は『確定した事実(エビデンス)』です。
よって、今すぐ片付けない場合、あなたの今月のお小遣いを『サンクコスト(埋没費用)』として処理します」

…どうやら妻の脳は、
バグどころか超高性能AI並みに正確なようです。
#反論不可能

 

それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

参考書籍

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