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【EQの最終奥義】なぜ「いい人」はリーダーに向かないのか? 信頼を破壊する「事なかれ主義」の正体
どうも!
「誰も傷つけたくない」と思って八方美人な態度を取っていたら、
最終的に全員から「あいつは信用できない」と背中を刺されそうになった、効率脳アドバイザーSHOです。
さて。
今日は『なぜ「いい人」はリーダーに向かないのか?』という、優しい人ほど陥りやすい「人間関係の地獄」についてお話しします。
本題に入る前にコチラの共有です。
そんなこんなで本題です。
逃げれば逃げるほど、問題は巨大化する
EQの最終ゴールは「人間関係管理(Relationship Management)」です。
これは、参考書籍で紹介してた『EQ2.0』の、これまで培った「自己認識」「自己管理」「社会的認識」のすべてを動員して、他人との関係を築く力です。
そして、ここで多くの人が勘違いします。
「人間関係を良くする=波風を立てないこと」だと思っているのです。
#平和ボケ
違います。
本書で紹介されているテクニックでは「避けられないことは自然に任せる(逃げない)」とあります。
厳しい会話、悪い報告、意見の対立。
これらから逃げて「事なかれ主義」を貫くとどうなるか?
問題は水面下で腐敗し、最終的には「修復不可能」な状態で爆発します。
EQが高い人は、嵐が来ることを予見したら、
傘を差して隠れるのではなく、自ら嵐の中に飛び込んで舵を取るのです。
「わかるよ」の一言が救う
「じゃあ、喧嘩腰でいけばいいの?」
それも違います。
対立を恐れずに、かつ信頼を築くための「魔法」があります。
テクニック10:相手の気持ちを認める
部下が怒っている時、クレームが来た時、私たちはつい「論理(言い訳)」で説き伏せようとします。
「いや、それは規約で決まっていて…」
「君のここが間違っていて…」
これが火に油を注ぎます。
#火薬庫に着火
相手が求めているのは、解決策の前に「承認」です。
「あなたが怒るのも無理はない」
「その状況なら不安になるのは当然だ」
この一言があるだけで、相手の脳は「あ、この人は敵じゃない」と認識し、戦闘モードを解除します。
同意する必要はありません。
「そういう感情があるんだね」と認めるだけでいいのです。
言葉で「橋」を架けろ
・言いづらいことを言う勇気。
・相手の感情を受け止める度量。
これがなければ、どんなに仕事ができても人はついてきません。
本書『EQ 2.0』には、人間関係を劇的に改善するテクニックが「17個」も紹介されています。
ですが、全部覚える必要はありません。
重要なのは「厳しい場面から逃げない」ための技術です。
僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ会員限定記事では、
この17個の中から、特に効果が高い
「言葉のナイフを使わずに、人を動かす4つの対話術」を厳選して解説します。
・サンドイッチ話法はもう古い? 相手を成長させる「直球フィードバック」の作法
・理不尽な決定でも納得させる「Why(理由)の説明」
・会話が脱線した時の「修復プロトコル」
人間関係のトラブルは、スキルの欠如から生まれます。
正しい「伝え方」を知っていれば、敵すらも味方に変えることができます。
EQの旅の終着点へ、ようこそ。
▶ 有料記事『【EQ人間関係管理編】言いづらいことを伝える技術。「サンドイッチ話法」は捨てろ。信頼を築く「本音の対話術」』はこちら
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【追伸】
「相手の気持ちを認めよ」
この教えを胸に、怒り狂う妻と対峙しました。
妻:「なんでまたプリン食べたの!? 私の分だって言ったでしょ!」
僕:「なるほど。君は今、楽しみにしていた糖分を奪われて『喪失感』と『怒り』を感じているんだね。その感情は正当だよ。わかるよ」
妻は震える声で言いました。
「…分析してないで、コンビニに行って買ってきなさい。
今すぐ『代替品の調達』というアクションで、誠意を示して」
…どうやら感情の承認だけでは、
物理的な損失(プリン)は埋め合わせられないようです。
#行動あるのみ
それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。
『今日1日をモノにしよう!』
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

