【衝撃】「目標」を立てる人は失敗する。脳科学が証明した、努力が報われない本当の理由と「37倍」の法則

【衝撃】「目標」を立てる人は失敗する。脳科学が証明した、努力が報われない本当の理由と「37倍」の法則

 

どうも!

毎年お正月に「今年こそは腹筋を割る!」と高らかに宣言し、
1月3日には「冬は脂肪という名の『断熱材』が必要だ」と自分を正当化してコタツで餅を食っている、
意志薄弱の代表選手、SHOです。

 

さて。

今日は、
『なぜ僕たちは、三日坊主を繰り返すのか?』
という、全人類共通の悩みについてお話しします。

結論から言います。

あなたが続かないのは、あなたが「ダメ人間」だからではありません。

あなたの「やり方(システム)」が腐っているからです。
#言い過ぎ

 

全米で数百万部を売り上げた怪物級のベストセラー『複利で伸びる1つの習慣』。

この本の中に、あなたの人生を劇的に変える「魔法の数式」がありました。

本題に入る前にコチラの共有です。

 

 

そんなこんなで本題です。

 

「1%」をナメるな

突然ですが、クイズです。

もしあなたが、毎日「1%」ずつ成長したとします。

昨日の自分より、ほんのちょっとだけ良くなる。

 

これを1年間(365日)続けたら、1年後のあなたはどれくらい成長していると思いますか?

2倍? 3倍?

 

正解は……
『37.78倍』です。

 

計算式はこうです。

1.01の365乗 = 37.78

 

逆に、毎日1%ずつサボって退化したらどうなるか?

0.99の365乗 = 0.03

なんと、ほぼ「ゼロ」になります。

 

これが「習慣の複利効果」です。

 

今日、英単語を1つ覚えること。

今日、スクワットを5回やること。

この「取るに足らない小さな行動(アトミック・ハビット)」が、
長い時間をかけて、とんでもない格差を生むんです。

 

 

英国サイクリングチームの奇跡

「理論はわかったけど、実際そんなうまくいかないでしょ?」

そう思ったあなたに、実話を紹介しましょう。

 

かつて100年間、一度もツール・ド・フランスで優勝できなかった弱小チーム「英国サイクリングチーム」の話です。

 

ある時、デーブ・ブレイルスフォードという新しい監督が就任しました。

彼がやったのは「猛特訓」ではありませんでした。
徹底的な「1%の改善」です。

 

・サドルを少し座りやすくした。

・タイヤにアルコールを塗ってグリップ力を上げた。

・選手が風邪を引かないように「正しい手の洗い方」を指導した。

・選手ごとに最適な枕とマットレスを用意した。

 

「え、そんなこと?」と思いますよね。

でも、この細かい改善を何百と積み重ねた結果、どうなったか?

 

就任からわずか5年後の北京オリンピックで、彼らは金メダルの6割を独占しました。

ロンドン五輪では9つの世界新記録を樹立。

そしてついに、ツール・ド・フランスで英国人初の優勝を成し遂げたのです。

 

これが「マージナル・ゲイン(小さな改善の積み重ね)」の威力です。

 

 

なぜ、あなたは途中で挫折するのか?

でも、多くの人は途中で辞めてしまいます。

 

なぜか?

それは、
「努力と成果のタイムラグ」に絶望するからです。

この本では、それを「潜在能力のプラトー(失望の谷)」と呼んでいます。

 

僕たちは「努力すれば、直線的に結果が出る」と思いがちです。

「1週間走ったんだから、1キロくらい痩せてるはずだ」と。

 

でも、現実は違います。

氷を想像してください。

マイナス5度の氷を温めても、マイナス1度までは見た目は何も変わりません。

でも、エネルギーは蓄積されています。

そして、0度を超えた瞬間、一気に溶け出すんです。

 

多くの人は、この「0度になる手前(失望の谷)」で、
「やっても無駄だ」と思って辞めてしまう。

実はその時、ブレイクスルーは目前まで来ているのに!です。

#もったいない

 

 

「目標」を忘れろ、「仕組み」を作れ

じゃあ、どうすればこの谷を乗り越えられるのか?

著者のジェームズ・クリアーは衝撃的なことを言っています。

 

『目標(Goal)を忘れろ。仕組み(System)に集中しろ』

 

オリンピックの選手は、全員が「金メダルを取りたい(目標)」と思っています。

つまり、目標は「勝者」と「敗者」を分ける要因ではないんです。

 

・目標は「結果」を変えるだけ(一時的)。

・仕組みは「プロセス」を変える(永続的)。

 

部屋を片付けるという「目標」を達成しても、散らかる習慣があればすぐに元通りです。

でも、毎日少し片付けるという「仕組み」があれば、部屋は一生キレイなままです。

 

 

「なりたい自分」への投票

まとめます。

人生を変えるのに、壮大な目標はいりません。

必要なのは、今日1日、1%だけ改善する「仕組み」です。

 

「でもSHOさん、どうやってその仕組みを作るの?」

「三日坊主の自分を変える、具体的なテクニックが知りたい!」

 

そんなあなたのために、
YouTubeメンバーシップ限定記事では、
脳科学的に「絶対に失敗しない習慣化の4ステップ」と、
最も重要な「アイデンティティの書き換え方」を完全解説します。

 

実は、習慣を変えるには「行動」を変える前に、
「あること」を変えないといけないんです。

これを知らないと、100%リバウンドします。

 

あなたの人生を「37倍」にする準備はできていますか?

 

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【追伸】
「1%の改善が大事」
この事実に感銘を受けた僕は、妻に対して宣言しました。

「これからは毎日、1%ずつ家事を手伝うよ。
いきなり全部は無理だけど、複利の力を信じてくれ」

初日、僕は脱ぎっぱなしの靴下を洗濯機に入れました(1%の改善)。
ドヤ顔で報告すると、妻は冷ややかな目で言いました。

「あのね。
現在のあなたの家事貢献度は『マイナス50%』です。
そこから毎日1%改善しても、
『プラマイゼロ』になるまでに数ヶ月かかる計算になります。
直ちに『革命(パラダイムシフト)』を起こして、風呂掃除とお皿洗いを完遂してください。
さもなくば、あなたの夕食という『報酬』が消滅します」

…どうやら我が家では、
「失望の谷」を超える前に、僕の生命維持が危ぶまれているようです。
#損益分岐点

 

それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

参考書籍

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