【閲覧注意】なぜ占い師は「家のタンスの中身」まで見えるのか? 誰もが持っている『開かずの箱』と『左膝の傷』の正体

【閲覧注意】なぜ占い師は「家のタンスの中身」まで見えるのか? 誰もが持っている『開かずの箱』と『左膝の傷』の正体

 

どうも!

朝、冷蔵庫を開けたらリモコンが入っていて、「昨日の夜、俺は何をチャンネル登録しようとしたんだ?」と自分の脳のバグに戦慄した効率脳アドバイザーSHOです。
#冷やしても画質は良くならない

 

さて。
今日は『なぜ占い師は「家のタンスの中身」まで見えるのか?』というテーマでお話したいと思います。

前回のブログでは「住所の数字」などの確率論を話しましたが、今回はもっと身近で、もっとゾッとする話です。
あなたの家の中にある「秘密」を、私が今から言い当ててみせます。

本題に入る前にコチラの共有です。

 

 

そんなこんなで本題です。

 

予言① 家にある「開かずの箱」

いきなりですが、あなたの家の中を霊視します。

 

……見えました。
「家のどこかに、アルバムに整理されていない『古い写真』が雑然と放り込まれた箱、あるいは引き出しがありますね?」

 

どうでしょう?

「ある!」と叫んだ方が多いのではないでしょうか。
押し入れの奥にある靴箱や、リビングの引き出しの奥に、整理しようと思って諦めた写真の山が。

 

実はこれ、イアン・ローランドの『コールド・リーディング』で紹介されている「統計のトリビア」というテクニックです。

 

これは「個人的な秘密」のように聞こえますが、実は「多くの家庭に見つかる共通の事実」なんです。
他にも、こんなものが見えます。

 

「使い道のない、どこのものか分からない古い鍵」
「電池が切れて動かなくなった時計」
「一枚か二枚欠けているトランプの束」
「壊れて動かなくなった電子機器や小物(捨てられないガラクタ)」

 

これらは、統計的にほとんどの家にあるものです。
しかし、占い師に「古い鍵が見えます…それはあなたの心の『閉ざされた部分』を象徴しています」なんて言われると、
あなたは勝手に「なんで私の引き出しの中身を知ってるの!?」と驚愕してしまうわけです。

 

相手は透視しているわけじゃありません。
「あなたの家も、どうせ散らかってるでしょ?」と言っているだけなんです。
#失礼な話だ

 

 

予言② 左膝の傷と、水の記憶

次は、あなたの「過去」を霊視します。
身体的な特徴についてです。

 

……見えました。
「子供の頃に作った怪我の痕が、左膝にありませんか?」

 

あるいは、こうも見えます。
「幼い頃、水にまつわる事故……溺れかけたり、深い水に落ちたりして、怖い思いをした記憶がありますね?」

 

これも「幼時の記憶」という鉄板の統計トリックです。

 

驚くべきことに、多くの人が「左膝」に傷を持っています。
(右利きの人が多く、転ぶときに左側から着地しやすいなどの説がありますが、とにかく統計的に多いのです)。

 

そして「水」の記憶。
子供の頃にプールや海で「ヒヤッとした」経験がない人なんて、ほとんどいません。

 

でも、言われた本人はこう思います。
「あの夏の日のトラウマを、なぜこの人は知っているんだ…!」

 

違います。
それは「あなただけの物語」ではなく、「人類共通のあるあるネタ」なんです。

 

 

予言③ 期限切れの薬と、第三の男

さらにダメ押しで、生活感のある予言をしましょう。

 

「あなたの家の薬箱には、何年も前に有効期限が切れた古い薬や、救急用品が残っていますね?」

 

そして、人間関係についても。

 

「あなたの周りに、あなたとは正反対の性格を持つ、少し厄介な人物がいますね? その人は自分とは合わないと感じていますが、関係を切るわけにもいかず困っています」

 

前者は「統計のトリビア」、後者は「対照的な人物」と呼ばれるテクニックです。

 

誰だって、職場や親戚に一人くらい「苦手な人」はいます。
それを「正反対のエネルギーを持つ人物」と神秘的に表現されると、
「そうなんです! うちの上司がまさにそうで…」と、自分からペラペラと情報を喋り出してしまうのです。

 

 

結論:予言の正体は「生活の統計学」

まとめます。

 

1. 統計のトリビア:写真の箱、謎の鍵、止まった時計など、誰の家にもあるガラクタを指摘する。

2. 幼時の記憶:左膝の傷、水の事故など、多くの人が共有するトラウマを語る。

3. 対照的な人物:誰にでもいる「苦手な人」を、運命的な表現で言い当てる。

 

彼らが持っているのは「霊能力」ではありません。
「人間が捨てられないもの」や「忘れられない記憶」に関する、膨大なデータベース(統計)です。

 

私たちは、自分の生活が「ユニーク(特別)」だと思っています。
でも、悲しいかな、家の中にあるガラクタや、子供の頃の失敗談は、驚くほど他人と似通っているのです。

 

この事実を知っているだけで、
「この人は本物だ!」とコロッと騙されるリスクは激減します。
それどころか、雑談のネタとして使えば、あなたもちょっとしたメンタリストになれるかもしれません。
#悪用はほどほどに

 

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ここからさらに一歩踏み込んで、
「相手が『NO』と言った瞬間に、強引に『YES』に変えてしまう禁断の会話術(プッシュ・ステートメント)」や、
「質問しているのに、相手には質問だと気づかせずに情報を抜き取る『直接の質問』の隠蔽テクニック」について解説します。

 

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【追伸】
「統計のトリビア」を学んだ僕は、
早速、妻の心理を読み解こうとしました。

 

僕:「見えたよ。君の引き出しの奥には……
『いつか使うと思って取っておいたけど、結局使わない化粧品のサンプル』が大量に眠っているね?」

 

妻は眉ひとつ動かさずに答えました。

 

「正解。
そして私の予知能力によると、
あなたのクローゼットの奥には、
『痩せたら着ようと思って5年間放置されているジーンズ』と、
『いつか使うと思って溜め込んだ家電の空き箱』が眠っています。
それを今週末までに処分しない場合、あなたの『居場所』が家から消滅する未来が見えます」

 

…どうやら僕は、
中途半端な読心術を使った結果、
「断捨離」という名の強制労働を予言されてしまったようです。
#未来は変えられない

 

それでは、明日のブログでお会いしましょう!

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

参考書籍・データ出典

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