【7つの習慣】『あいつのせいでイライラする』をなくす方法

嫌な奴のせいでイライラしてしまう。

人間関係の悩みを尽きる事はありません。

 

嫌な奴のせいで本当にイライラしてしまうこともたくさんあるでしょう。

ですが、逆にイライラするような奴と一緒にいても、実際にはイライラしないでうまく交わしている人もいます

どのようにイライラしないと言う方法を選んでいるのでしょうか?

 

今日は『あいつのせいでイライラする』をなくす方法についてお伝えします。

 

こちらの本をお勧めします。

 

皆さんは「パブロフの犬」の実験を知っていますか?

かなり有名な実験です。

パブロフという学者が犬の唾液の量を調べる実験をしました。

 

犬に餌を与える前にベルを鳴らすというルールを決めました。

犬は、初めは餌を見て唾液を垂らしていましたが、しばらくするとベルの音を聞いただけで唾液を垂らすようになったのです。

 

つまり、この犬はベルの音という「刺激」を受けただけで、無意識のうちに唾液を垂らすという「行動」をするようになったのです。

 

これは「反応的な行動」というものです。

ベルを聞いたから、唾液を垂らす。

実は、相手の反応に対してイライラしてしまうあなたにも同じことが言えるのです。

 

「相手がこう言ったから、自分はこう行動した」

全くもって、パブロフの犬と同じ反応的な行動です。

そこには全く自分自身の意思がないのです。

 

冒頭でお伝えしたように、イライラする人に対して、全くイライラしないと言う行動を選択する人も存在します。

彼らは一体どのようにしてイライラしないと言う選択をすることができるのでしょうか?

 

それは、「主体的な行動」を自ら選択からに他なりません。

 

反応的な行動は「刺激」に対してそのまま「行動」が起こされます。

主体的な行動は「刺激」に対して、心の中で「一時停止ボタン」を押して「行動」を冷静に選択しているのです。

 

つまり、「刺激」に対して「一時停止」をすることによって間を作るということです。

「刺激」と「行動」の間にちょっと考える間をとっているのが「反応的な行動」と大きく違うところです。

 

一時停止ボタン押してる間に「どういう風に行動すればいいか?」を考えて、行動を選ぶわけです。

 

相手の「刺激」に対して、すぐに「行動」に移すのはとても簡単です。

ですが、それではイライラは収まりません。

これからの人生、ずっと自分の行動を相手に合わせて反応し続けることになってしまいます。

 

ですが、実際にはイライラしないという選択を取る人もいるわけです。

イライラしないという選択も自ら取ることはあなたにも可能なことなのです。

 

自分の行動の責任は自分にある。

自分の行動は自分自身で選ぶことができる。

このようにして、人は「主体的である」ことがとても大切になります。

 

「反応的な行動」だけをとっていると、人生はうまくいきません。

なぜなら、相手の行動を変える事は不可能であるからです。

 

ですが、「主体的な行動」は自分自身で選択することができます。

自分の行動は自分で責任を取ることができるのです。

なかなか重い言葉に聞こえますが、実はこの考え方が人生を変えるための最大のチャンスなのです。

 

自分の行動に責任を取ることができるからこそ、あらゆることを自分自身で主体的に選択することができるようになるのです。

つまり、自分の人生の舵を自分で取ることができるようになるということです。

 

自分の行動を相手の責任にしてしまえば、コントロールすることは不可能です。

ですが、自分の行動を自分の責任にすることによって、自分自身でこれからの行動をコントロールすることが可能になるのです。

 

自分にできる範囲で、周囲に影響を与えることができるようになるのです。

 

イライラしてしまうのではありません。

相手の行動に対して、自分がイライラすると言う反応を自ら選択しているのです。

 

イライラしてしまったら、一時停止ボタンを押してみましょう。

そして、冷静になって、どのような反応すればいいのかを考えてみましょう。

 

これはイライラしたときに限った話ではありません。

すべての物事に対して、一時停止ボタンを押すことによって自分で主体的な選択をすることができるようになります。

 

一時停止ボタンで「刺激」から距離を取ること。

 

ぜひ試してみてください。

 

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