【警告】「忙しくて時間がない」という人ほど、今すぐ他人を助けるべき科学的理由

【警告】「忙しくて時間がない」という人ほど、今すぐ他人を助けるべき科学的理由

 

どうも!

「時は金なり」という言葉がありますが、
最近は「時は金以上」になりすぎて、
「3分のカップラーメンを待つ時間すら惜しい」とイライラし、
結果、硬い麺をボリボリ食べながら「時短だ」と自分を正当化している、
生き急ぎすぎた現代人代表、効率脳アドバイザーSHOです。
#消化に悪いわ
#そこは待てよ

 

さて。

今日は、
『自分のために頑張るのをやめた瞬間、あなたの時間は増え、能力は最大化する』
という、パラドックス(逆説)の話をします。

ケリー・マクゴニガル著
『スタンフォードのストレスを力に変える教科書』(大和書房)
から、あなたの「忙しさ」と「孤独」を同時に解決する魔法をシェアします。

本題に入る前にコチラの共有です。

 

 

そんなこんなで本題です。

 

 

忙しい時ほど「お人好し」になれ

突然ですが、クイズです。

「仕事が忙しすぎてパニック寸前!」という時、どうすれば「時間的な余裕」を感じられるようになるでしょうか?

 

A:仕事を早く切り上げて、自分のために時間を使う(マッサージに行く、早退するなど)。

B:同僚の仕事を手伝ったり、相談に乗ったりする(他人のために時間を使う)。

 

普通に考えたら「A」ですよね。

忙しいんだから、1分でも自分の時間を確保したいはずです。

 

ですが、ペンシルベニア大学ウォートン・スクールの研究結果は真逆でした。

なんと「B(人助けをした人)」の方が、「自分には十分な時間がある」と感じるようになったのです

 

なぜでしょうか?

それは人を助けると、「私はこれだけのことをこなせる能力があるんだ」という自信(自己効力感)が生まれるからです。

この自信が、「時間に追われている」というパニック状態を打ち消し、「時間はコントロールできる」という感覚に変えてくれるのです。

 

逆に、自分のためだけに時間を使って(早退などして)も、「あぁ、仕事が終わってない…」という罪悪感や焦りが増すだけでした。

つまり、「忙しい!」と叫んでいる人は、自分のことばかり考えているからテンパるんです。

あえて他人の手伝いをすることで、脳は「俺、余裕あるじゃん」と錯覚し、本当にパフォーマンスが上がるのです。
#急がば回れ
#急がば助けろ

 

 

「認められたい」があなたを弱くする

もう一つ、仕事のストレスを激増させる「考え方」があります。

それは「自分目標(Self-image goals)」です。

 

「みんなに認められたい」「優秀だと思われたい」「失敗して恥をかきたくない」。

これを持っていると、他人は全員「自分を評価する敵」か「競争相手」になります。

だから職場に行くだけで、戦場にいるようなストレスを感じ、孤独になります。

 

一方で、ストレスに強い人は「エコシステム目標(Compassionate goals)」を持っています。

「チームの役に立ちたい」「お客さんを喜ばせたい」。

主語が「自分(I)」ではなく「私たち(We)」や「相手(You)」なんです。

 

ある実験では、面接の前に「自分の能力を見せつけよう」と考えたグループよりも、「この面接官や組織にどう貢献できるか」と考えたグループの方が、ストレスホルモン(コルチゾール)が低く、堂々と話すことができました。

 

「評価されたい」と思うとビビりますが、「助けたい」と思うと勇気が湧く。

これは人間の本能なんです。

 

 

ブラック職場を変える「ジョブ・クラフティング」

「でもSHOさん、うちはブラック企業だし、仕事自体がつまらないんですよ」

そんな声が聞こえてきそうです。

 

大丈夫、仕事の内容を変える必要はありません。

「仕事の意味」を自分で勝手に書き換えてしまえばいいんです。

これを「ジョブ・クラフティング」と呼びます。

 

例えば、病院の清掃員。

「ゴミを片付ける仕事」だと思っている人は不幸でしたが、「患者さんが回復するための環境を作っている医療チームの一員だ」と定義し直した人は、生き生きと働いていました。

 

ケンタッキー州のバスの運転手たちは、自分たちをただの「運転手」ではなく「安全大使(Safety Ambassador)」と名乗りました。

「乗客をAからBへ運ぶ」のではなく、「地域の安全を守る」ことをミッションにした瞬間、厄介な乗客への対応すらも「誇り高い任務」に変わったのです。

 

あなたも今日から、勝手に肩書きを変えてください。

「営業マン」ではなく「顧客の未来を救うコンサルタント」。

「事務員」ではなく「オフィスを円滑に回す司令塔」。

それだけで、脳から出るホルモンが変わります。

 

 

「利他」は最強の生存戦略

今日の結論です。

ストレスに押しつぶされそうな時、私たちはつい「自分の殻」に閉じこもろうとします。

「私のことを放っておいてくれ」「自分のことで精一杯だ」。

 

でも、それは逆効果です。

閉じこもれば閉じこもるほど、恐怖と孤独は増幅します。

 

苦しい時こそ、外に目を向けてください。

「誰かの役に立てることはないか?」

そう思った瞬間、あなたの体には「勇気」のホルモンが満ち溢れます。

「情けは人のためならず」は、脳科学的に正しかったのです。

 

YouTubeメンバーシップ限定記事では、
この「つながりの力」を、さらに深く「脳科学と生理学」の視点から解説します。

なぜ、手をつなぐだけで脳の痛みが消えるのか?

男女でストレス反応はどう違うのか?

 

  • 【男と女の違い】男は「穴にこもる」が、女は「〇〇する」。すれ違いの原因はホルモンにあった
  • 脳の恐怖センターを鎮める「手つなぎ実験」の衝撃結果
  • 守りたいと思った瞬間に分泌される「勇気」の正体

 

「理屈はわかったけど、もっと体の仕組みから納得したい」という方は、続きを読んで、脳のスイッチを切り替えてください。

 

▶ 有料記事『【脳科学】なぜ「手をつなぐ」だけで痛みは消えるのか?女性特有のストレス反応と、オキシトシンが生む「勇気」のメカニズム』はこちら

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【追伸】
「忙しい時ほど人を助けると、時間があると感じる(自己効力感)」
この理論を実践するため、僕は締め切り前の修羅場に、妻に声をかけました。

僕:「(やばい、記事が書き終わらない…そうだ、人助けだ!)
ねぇ、何か手伝うことない? 洗い物でもしようか?」

妻は、パソコンに向かって鬼の形相をしている僕を見て言いました。

「へぇ、珍しいわね。
でも、そんなにテンパってる顔で皿を洗われても、割られそうで怖いのよ。
一番の『人助け』はね、あなたがさっさと仕事を終わらせて、リビングから消えてくれることよ」

…どうやら僕の「人助け」は、
妻にとっては「新たなリスク(皿の破損)」だったようです。
#ニーズを読め
#まずは自分の仕事をしろ

 

現場からは以上です。

『今日1日をモノにしよう!』

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

参考書籍

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