怒りに飲まれない アンガーマネジメントの簡単なテクニック

怒りに対処する方法。

アンガーマネジメントというのがあります。

 

特にストレスフルな仕事をしている方は怒りをうまく対処しないといけません。

怒りに飲まれてしまい、ついカッとなってしまいやすい状況であるからです。

 

しかし、アンガーマネジメントといっても簡単ではありません。

様々なテクニックがあり、ときには時間がかかったりしてしまうのもあります。

 

本日は、そんなアンガーマネジメントについて簡単なテクニックをお伝えできればと思います。

本日はこちらの本をお勧めします。

 

アンガーマネジメントは2パターンに分かれます。

 

1つは、その場で対処するテクニック。

もう1つは怒りに対する耐性を上げる体質改善のテクニックです。

 

本日は怒りに直面したときの対処法をいくつかご紹介します。

 

 

1つ目はスケールテクニックというものです。

怒りを感じたときにそれを数値化し、怒りを客観的に把握するようにする方法です。

怒りがこみ上げてきた瞬間に、その怒りが10点満点中何点位の怒りなのかを自分の中で問いかけてみます。

 

これは点数をつけると言うことに意識を向けることによって怒りの気持ちにストップがかかるというメリットがあります。

さらに自分の気持ちも客観視することができるようになるので次第に気持ちが落ち着いていくわけです。

 

対処法2つ目、ストップシンキングという方法です。

怒りを感じたときに、心の中で「ストップ」と唱えるのです。

先程のスケールテクニックと同様、怒りに対して思考を停止させることで対処することができます。

つまり、怒りをそのまま受け入れないと言うことです。

「ストップ」と唱え、頭の中で白い紙思い浮かべてみてください。

これで怒りの感情で距離を置くことができ、冷静に考えることができるようになります。

 

対処法3つ目、タイムアウトという方法があります。

怒りに飲み込まれそうになった時、その場から離れるという方法です。

もちろんその場から離れるので、感情が一旦リセットできます。

離れることができたら深呼吸をしてください。

 

対処法4つ目は呼吸リラクゼーションです。

アンガーマネジメントにおいて、呼吸はとても大切な役割を持ちます。

ゆっくりと呼吸をすることで心拍数が落ち着き、冷静さを取り戻すことができるのです。

 

タイムアウトをしている時ではなくても怒りを感じたときには、深呼吸をする事は非常に役に立ちます。

常日頃から呼吸に意識を向けていることによって深呼吸がしやすくなるので、ぜひ試してみてください。

 

最後にコーピングマントラと言うテクニックをご紹介します。

これはいらっとしたときに、心が落ち着くフレーズを聞かせる方法です。

あらかじめ決めておいた特殊な言葉を怒りを感じたときに、自分に言い聞かせることで気分を和らげる効果があります。

 

もし理不尽なことに対面したらすぐに反応したり、言い返さないこと。

そして、心の中で気持ちが落ち着く言葉を言い聞かせましょう。

 

「大丈夫」

「まぁいいか」

「落ち着いて」

 

何度か聞かせるうちに、気持ちが晴れてくるはずです。

このように、ポジティブなセルフトークはとても有効になります。

 

 

いかがでしょうか?

アンガーマネジメントの怒りの対処法は以上になります。

これは実際に意識して取り組んでみる必要があります。

 

「今日はこれを試してみよう」

と、あらかじめ決めておくことで怒りの場面に遭遇した際、実践しやすくなります。

 

たった1つでもいいので、ぜひ試してみてください。

試して、習慣化することで怒りの感情に飲み込まれなくなるはずです。

 

本日は怒りの対処法でしたが、アンガーマネジメントは怒りに飲み込まれないようにするための体質改善もとても大切になります。

 

またの機会でそれをお伝えできたらと思います。

 

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