アンガーマネジメント 怒りに強くなる体質改善

アンガーマネジメントというものをご存知でしょうか?

 

アンガーマネジメントとは、自分や他人の怒りを理解し効果的にコントロールする方法を指します。

怒りの感情に飲み込まれやすいと、人間関係や健康に悪影響を及ぼしてしまいます。

そのため、アンガーマネジメントで怒りに対処しようということです。

 

前回のブログで怒りを感じたときの対処法についてお伝えしました。

怒りに飲まれない アンガーマネジメントの簡単なテクニック

 

今回は怒りにくくなるための体質改善についてお話しします。

短期的ではなく、長期的な取り組みや怒りにくい自分になるための取り組みについてご紹介したいと思います。

 

今回はこちらの本をお勧めします

 

 

体質改善1 アンガーログをつける

これは怒りを感じたときの日記をつけてみましょうということです。

一体どのような時に、どのような場所で、何に対して自分は怒りを感じるのかと言うことを記録していく方法です。

繰り返しに気をつけていくことで自分の怒りのパターンが見えてきます。

パターンがわかると対策を立てやすくなります。

そして、書き出すことによってその問題を客観視することもできます。

 

なるべく怒りを感じたらその日のうちに記録をしましょう。

日時や場所、起こった出来事など、詳細をしっかりと書き残しましょう。

そして、怒りの強さに点数をつけてみてください。

今日怒った出来事は、怒りのマックスが10点だとしたら、◯点と言う形です。

 

そうすると次に怒りを感じたときに自分がどのパターンで怒りを感じるのかが冷静に分析することができるようになります。

 

体質改善2 べきログ

自分の「〇〇べき」と言う価値観をたくさん書き出してみましょう。

「〇〇べき」はあなたの信条、こだわりです。

ただし、相手からすればそれは真実ではないことももちろんあります。

そのズレが怒りの大元になるのであれば、自分のこだわりを理解しておくことで怒りを感じたときの理由が理解できるようになります。

 

自分がよく使う「〇〇べき」を思い浮かべてください。

思い浮かぶだけ書き出したら、それぞれに数字や細かい表現を使って具体的にしてみましょう。

 

こうすることによって怒りが湧く出来事が起こった時も、自分のどんな「べき」がそこにあるのかがわかります。

そして、相手にもこだわりがあると言うことを受け入れられるようになるのです。

 

体質改善3 定期的な運動

運動は体だけを強くするのではありません。

実は鬱状態の緩和やストレス緩和、ストレスへの耐性も身に付くのです。

しかし、なかなか運動を生活に取り入れる人は多くありません。

非常にもったいないです。

 

ウォーキングなど簡単な運動で構いません。

筋トレも十分に効果を発揮します。

ストレッチもリラクゼーションの効果を促進し、有効的です。

 

運動はすればするほどホルモンを減少させ、感情のコントロールにも役に立ちます。

 

体質改善4 健康的な食事

バランスのとれた食事はパフォーマンス発揮に大いに関係しています。

もちろん、ストレスにも大きな影響を与えています。

 

特定の何かを食べろということではありません。

様々な栄養素を考え、バランスのとれた食事を心がけてください。

特にビタミンBやマグネシウムを含む食品と言うのはすぐ軽減に役立つそうです。

カフェインやアルコールの摂取は適度にしましょう。

過剰摂取することで、ストレスや不安の増幅を促してしまいます。

 

体質改善5 十分な睡眠

睡眠も怒りの感情のコントロールに対して大きな影響を与えます。

このブログでも睡眠の効果はたくさん伝えてきました。

 

そもそも、良質な睡眠を取らなくては人間は本来のパフォーマンスを発揮できません。

発揮できないところか、心身ともにマイナスな状態で1日を過ごすことになっているのです。

 

しっかりと7時間から8時間程度よく寝ることをお勧めします。

睡眠は最強のドラッグです。

あなたを最高の状態に引き上げてくれます。

 

毎日しっかりと寝ることによって、感情のコントロール力も身に付きます。

 

体質改善6 マインドフルネス

瞑想は心を落ち着かせ、ストレス軽減にとても効果があります。

呼吸のリズムを変えることで、人間のストレスシステムに直に介入するのです。

 

呼吸を遅らせることによって、脳はセキュリティーシステムを解除し、体の緊張も緩んでいきます。

神経のバランスも取り始め、程良い緊張状態となり、良好な精神状態に切り替わっていきます。

すると、ストレスへの過剰な反応が消失していくのです。

さらに集中力もアップし、モチベーションも向上していくので、ぜひ取り入れてみると良いでしょう。

 

いかがでしたでしょうか?

お勧めの本を軸に様々なアンガーマネジメント方法についてお伝えしました。

 

よく見ると、特に難しい事は伝えていません。

少し気にかければ生活に取り入れられるようなものばかりです。

 

ストレスに強くなる体質を作るには、生活そのものを見直すということです。

1日の流れや生活のスケジュールをぜひ見直して、試してみてください。

 

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