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やる気が出ない脳の正体と3つの錯覚──集中力と継続力を科学的に回復させる方法
どうも、効率人生研究家のSHOです。
このブログでは、脳科学・心理学・行動変容をベースに、人生を効率よく前に進めるためのヒントをお届けしています。
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これからも、より多くの方に役立つ情報を発信していきますので、どうぞよろしくお願いします。
今回のテーマは、「やる気が出ない日の脳の仕組み」を解き明かすこと、でお送りいたします。
「やらなきゃいけないのに動けない…」
「今日は無理だ、とすぐ諦めてしまう…」
「気分が乗らないから仕方ない」
そんなふうに、自分を責めたことはありませんか?
でも、ちょっと待ってください。
実はそれ、あなたの性格や根性の問題じゃなく、“脳の錯覚”によって動けなくなっているだけかもしれません。
脳科学と心理学をもとに、以下の3つの錯覚をひもといていきます。
- 集中力が続かないのは「やる気待ち」が原因
- 三日坊主になるのは「意志の問題」ではない
- 気分に流されるのは「感情処理の設計」がないから
この記事を読むことで、こんなメリットが得られます。
- “やる気ゼロでも動ける脳”の作り方がわかる
- 今すぐ試せる3つのリセット法が身につく
- 行動が止まっていた理由が「錯覚」だったと気づける
しかも今回は、最後に今すぐ試せる「行動のスイッチ3選」も紹介します。
「変わりたいのに、どうしても動けない…」
そんな自分とさよならするためのヒントを、ぜひ最後まで読んで持ち帰ってください。
やる気が出ないのは“脳の錯覚”だった──3つの思い込みを解体せよ
やる気がない時、何も始められず、頭の中で「今日は無理だな」と思ってしまうこと、ありますよね。
実はその思考こそ、脳が“錯覚”を起こしている証拠なんです。
今回は、あなたが直面している「やる気が出ない」の正体と、その解消法を脳科学に基づいて解説します。
1.「集中の錯覚」──やる気は出してからじゃなく、動いてから出る
「やる気が出ないから、今日はやめておこう」
そんな日が、週に3日ある人は安心してください。
それ、あなただけじゃなく、脳の仕組みがそうさせてるだけです。
実は脳には「作業興奮(ワーキングエフェクト)」という現象があり、これは“始めたあとにスイッチが入る”というもの。
つまり、やる気ってのは“ガソリン”じゃなく“エンジンオイル”みたいなもので、走り始めないと巡ってこない。
たとえば僕も、ブログ書く前に「今日ダルいな…」って思う日ほど、とりあえずパソコン開いて1行だけ書いてみる。
すると不思議と手が進み、気づけば「よし、もう少しやろう」となってるんです。
この「とりあえず始める」だけで、脳は勝手に集中モードに入ってくれる。
だからこそ、「やる気を待つな、まず動け」が脳科学的に正解なんです。
2.「継続の錯覚」──続かないのは、意思が弱いからじゃない
三日坊主になると「自分ってなんて根性ないんだろう…」って落ち込みますよね。
でもそれ、気合いが足りないせいじゃありません。
脳科学と心理学の観点から見ると、継続できるかどうかは“仕組み”と“環境”の差なんです。
僕自身も、ジャーナリング、筋トレ、瞑想…どれも最初はことごとく続きませんでした。
ですがある日「1分だけやる」と決めた瞬間から、全部がうまく回りはじめた。
この「1分」って、本当に馬鹿にできません。
脳は「自分はやる人間だ」というセルフイメージを作ると、勝手にその通りに動こうとする習性があります。
つまり、1分でも続ければ“やってる人間”になれるということ。
僕はこの習慣形成の法則を、“1分ドミノ”と呼んでいます。
小さい行動が次の行動を倒してくれて、気づけば大きな流れになる。
だから、続かないのはあなたの意志の問題じゃない。
設計図を変えるだけで、継続は誰でも“習性”にできます。
3.「感情の錯覚」──気分が乗らないからできない、は脳の誤解
「今日は気分が乗らないから何もできない…」
この言葉、僕もかつては毎週唱えてました。
でもこれ、実は感情に脳が乗っ取られてる状態なんです。
不安、面倒くさい、だるい──これらはすべて扁桃体がつくり出す“感情ブレーキ”。
放っておくと、そのブレーキはどんどん強くなって、行動を完全に止めてしまう。
でも、ここにひとつだけ突破口があります。
それが「感情を分離する」ということです。
たとえば、「今、面倒くさいと感じてるな」と声に出す。
または、紙に「不安」「めんどい」「イライラ」って書くだけでもOK。
これだけで、脳の前頭前野が働き出し、「感情」から一歩引いた自分が現れる。
僕は毎朝、ジャーナリングでこれをやってます。
「今日もダルい。でも書いた。よし、勝った。」
こんな感覚が積み重なると、不思議と“感情に勝てる脳”に変わっていくんです。
気分が乗らない日は、感情をコントロールする練習日。
言葉・紙・呼吸。
どれか1つでも使えば、もう勝ちです。
今すぐできる!やる気ゼロでも動ける「脳の対処法」3選
① 「1分だけやる」を宣言する
やる気がない日こそ、「1分だけやる」と自分に言い聞かせてください。
脳は“とりあえず始めた人”にしかスイッチを入れてくれません。
1分で終わってもOK。それが“始めた自分”という実績になります。
② 感情を「声に出す」か「書く」
気分に引っ張られそうなときは、「今、めんどくさいって感じてるな」と声に出してみましょう。
それだけで、感情の中にいる自分から抜け出せます。
紙に「不安」「ダルい」と書いて視覚化しても効果抜群です。
③ 朝イチに“成功感”を仕込む
朝、顔を洗って水を飲みながら「HIITを少しだけ」やってみる。
僕が毎日やっているルーティンですが、たった1分で「今日いける!」という感覚が得られます。
体のスイッチを入れることが、心のスイッチを押してくれます。
まとめ:錯覚を見抜いた人から、“動ける脳”に変わっていく
やる気が出ないとき、人は自分を責めがちです。
でも、今回の3つの錯覚(集中・継続・感情)を知れば、問題は自分じゃなく、脳の設計ミスだったと気づけます。
小さく始めて、少し笑って、気分に勝つ。
今日から、あなたの“動ける脳”はスタートできます。
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- 成功者がやっている“朝の1分ルール”の実践法
- 継続より「開始」に集中する脳の仕組み
- 毎朝使える1分スクリプトとルーティン例
- 感情に左右されず“自動で行動できる”設計方法
1日たった1分の積み重ねが、人生の土台になります。
ぜひあなたも一緒に、「報われる習慣」を設計していきましょう。
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それでは、また次の記事でお会いしましょう!