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否定されても折れない人の思考法──言葉に振り回されない脳の使い方
どうも、効率人生研究家のSHOです。
毎日、脳と心を整えるヒントを研究し、ブログ・YouTube・Instagram・TikTokで発信しています。
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目標は「1万人に、報われる努力の方法を届けること」です。
今回のテーマは──
「否定されても折れない人になるには、脳をどう設計すればいいのか?」
こんな経験はありませんか?
・心ない言葉に、1日中引きずってしまう
・頭では気にしなくていいと思っても、感情がついてこない
・優しくあろうとするほど、どんどん自分が傷ついていく
このブログではアドラー心理学・EQ理論・アサーションを組み合わせて「言葉に左右されない脳の使い方」をお伝えします。
ブログを最後まで読んでいただくと、
・他人の評価と自分の価値を切り離せるようになる
・言い返さなくても、冷静に自分を守れるようになる
・“自分軸”を失わずに、穏やかな対人関係を築ける
ということがわかります。
それでは最後までご覧ください。
否定に弱くなる「3つの錯覚」
「たった一言で、一日が台無しになる」
そんな経験、誰しもあると思います。
ですが、実は他人の言葉にここまで心が揺れるのは、“自分が弱いから”ではありません。
脳が3つの錯覚に陥っているからなんです。
① 他人の評価=自分の価値と思い込む錯覚
「上司に否定された」=「自分がダメなんだ」
こう決めつけてしまう人は、非常に多いです。
ですが、アドラーはこう言います。
「他人の評価は、その人の課題である」
評価とは、相手の価値観フィルターを通した一意見。
なのに脳は、“絶対的な真実”と誤認してしまうんです。
この錯覚がある限り、誰かに何か言われるたび、あなたの自信は毎回削られ続けていきます。
② 言葉=現実と思い込む錯覚
たとえば「仕事ができないね」と言われたとき。
事実は“誰かがそう言った”だけなのに脳は“自分は本当にダメだ”と書き換えてしまう。
これを心理学では「認知の同一化」といいます。
外部の言葉と、自分のアイデンティティが融合してしまう現象です。
ですが現実はその言葉が事実である保証はどこにもありません。
言葉=現実ではない、と知ることが、この歪みから抜け出す第一歩となります。
③ 感情反応=自分の真実と思い込む錯覚
たとえば、上司に否定されて落ち込む。
すると脳はこう思うんです。
「自分が悪いから、こんなに傷ついてるんだ」と。
ですがEQ(心の知能指数)の研究では、感情は必ずしも“現実を反映していない”ことが示されています。
むしろ「どう捉えたか」によって変動するのが感情なんです。
つまり、感情=真実ではない。
感情は、ただの“サイン”として受け止めればいい、というわけです。
この3つの錯覚を抱えたままだと、あなたの脳は毎回“無防備”なまま、外部の言葉にさらされてしまいます。
では、どうすればこの錯覚から脱出できるのでしょうか?
次に紹介するのが「脳のリセット法」です。
脳のリセット法──“思い込み”から自由になる技術
感情に支配されないために、まず必要なのは「思考の整理と距離取り」です。
脳は、反応しながら学習する器官です。
だから一度「冷静な視点」に戻してあげるだけで、
過剰な反応はかなり軽減されるのです。
① 言葉を「出来事」としてラベリングする
「また失敗したの?」と上司に言われたら、その場で心がザワついてしまうのは当然です。
ですが、ここで一呼吸置いてこう考えてみてください。
「“そう言われた”という出来事があっただけだ」と。
出来事としてラベリングすることで、言葉と感情を切り離すことができます。
これは認知行動療法でも用いられる基本技術です。
② 感情の“名前”をつけてあげる
脳科学の研究では、「感情に名前をつけるだけで、前頭前野が活性化し、冷静さが戻る」と証明されています。
たとえば「怒り」を感じたときは、「今、自分は悔しいと感じている」とつぶやく。
たったこれだけで、感情の暴走は抑えられるんです。
これを感情のラベリングを呼びます。
③ 3つの質問で“解釈”を再設計する
最後に、“言葉に飲まれた脳”に向けて、こう問いかけてみましょう。
・本当にそれは事実?
・相手の立場では、なぜそう言ったと思う?
・今の自分が選びたい反応は何?
この3つの質問は認知再構成(リフレーミング)の基本ステップです。
リフレーミングとは物事に対する捉え方や視点を変化させることで、別の視点(ポジティブな視点)や解釈をすることです。
上記の3つの質問によって反射的な受け止めを、「意図的な選択」に変える技術です。
思い込みにハマるのではなく、問い直して、意味を“再設計”する。
これが、否定の言葉から心を守るための脳のリセット習慣です。
今すぐできる3つの対応法──言葉に振り回されない“ミニ習慣”
ここからは、誰でも今日からできる「言葉のダメージを受け流すための3つの習慣」を紹介します。
どれも、僕が実際にやってきたものです。
ぜひ参考にしてみてください。
① その場で“呼吸だけ”する
否定の言葉を受けたとき、すぐに返すのではなく──
「4秒吸って、8秒吐く」これだけ。
このリズムで呼吸すると、脳の中の「扁桃体(感情の司令塔)」の興奮が落ち着きます。
結果、冷静に次の行動を選べるようになります。
「なにも返せなかった…」じゃなくていいんです。
“黙って深呼吸する”だけで、立派な自己防衛となります。
② “事実だけ”を心の中で確認する
たとえば上司に「ちゃんとやれよ」と言われたとしても、「自分は信用されてないんだ」とは思わないでください。
代わりにこう言ってみてください。
「“ちゃんとやれ”と言われた、という事実が起きただけだ」と。
感情が先に走ると、脳は“勝手な物語”を作って、自分を責めはじめます。
だから、まずは事実に戻る。
事実はたったそれだけのこと。
これが、“感情の洪水”から抜け出す第一歩です。
③ 自分の“境界線フレーズ”を用意しておく
僕がよく使うのは、この言葉。
「それはその人の考え。僕の価値とは別物」
バウンダリー(心の境界線)を守るには、“思考の盾”となる言葉を、自分で持っておくことが大切です。
これがあるだけで、「否定された=自分が悪い」という自動反応が、ゆっくりと書き換わっていきます。
まとめ──あなたの心は、あなたが守れる
否定の言葉は、これからも消えません。
ですが、それに“全部持っていかれる”人生は、今日で終わりにしませんか?
・他人の評価と自分の価値を切り離す
・感情はコントロールではなく“距離を置く”
・冷静さは、呼吸と思考のラベリングで取り戻せる
・自分軸を守るには、毎日の小さな習慣が最強の盾になる
このブログが、あなたにとっての“最初の防具”になれば嬉しいです。
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