世界の成功者たちには一定の考え方があります。
それは「自分たちの努力次第で将来は良くなる」という信念に基づいて行動をしていたのです。
明日はきっといい日になる。
明日はもっといい日にしてみせる。
こういう考えではありません。
何度転んでも起き上がる。
成功者たちにとってそれが全てなのです。
目的を達成したり、成功したりするためにおいて、必ず困難にぶつかることがあります。
困難にぶつかった際、希望を持ち続ける人、諦めてしまう人の2つのパターンが存在します。
なぜこの2つのパターンに分かれてしまうのかということについて今日はお話しします。
こちらの本をお勧めします。
先程言った2つのパターン。
諦めてしまう人の特徴
諦めてしまう人たちは、いわゆる悲観主義者です。
彼らの考え方の癖はこうです。
苦しみを変えようがない原因にし自分にはどうすることもできない、
と考えてしまうのです。
苦痛そのものではなく、苦痛を回避できないと思ってしまうのです。
希望を持ち続ける人の特徴
2つ目のパターンは楽観的主義者です。
めげずに希望を持ち続けるのが特徴です。
苦しみは一時的で特定の原因があると考えるのです。
例えば、試験で失敗したとしたら。
試験で失敗をしたのは勉強の仕方が悪かったに違いない。
と考えます。
このように、苦しみは一時的であり、何かしらの原因があると考えるのです。
悲観主義者は自分は何やってもダメと考える一方、
楽観主義者は効率の良いやり方ができなかったと考えるのです。
もちろん、悲観主義者の考え方は永続的であり、不特定的で諦めるしかないと言う結論に至ります。
楽観主義者の考え方はあくまでもその苦しみは一時的、そしてその原因を特定することができ、ただの問題として対処することができると考えるのです。
なぜこのように楽観と悲観という考え方に分けられてしまうのでしょうか?
それは失敗への解釈の違いからなるものでした。
子供の頃の褒められ方に原因があったのです。
片方は、何問解けたかではなく、頑張ったこと自体にご褒美を与えていくという褒め方。
この方法ですと、人は非常に難しい問題にぶつかった途端に幸福してしまいます。
もう片方は何かに取り組んでいる最中、
時にできないことを指摘してあげることで難しい問題にぶつかったとしても粘り強く挑戦する思考が生まれてきます。
子供の頃の褒められ方は一生を左右してしまいます。
ただ褒めるのではなく、時々「自分なりに目標を持って、以前できなかったことをできるようにすることが大事だよ」と伝える必要があるのです。
人の能力はあくまでも成長していくのが前提です。
成長せずそのまま…という固定的ではありません。
以下に成長、思考のやり、抜く力を伸ばす表現をお伝えしますので参考にしてみて下さい。
- 頑張ったこと→褒める
- 見直してどうすればうまくいくのかを考える
- もう少しうまくできたかもしれないところを確認
- すぐにできなくてもいい
- 一緒にもうちょっと頑張ってみよう
ミスをするのは悪いことではありません。
ミスしたことを叱ってしまうと、固定的な思考になる確率は高くなります。
「人は何でもやれば上手くなる」
「人は成長する」
と言う認識がやり抜く力には欠かせないのです。
最後に希望の持ち方を学ぶ方法をお伝えします。
- 「知能」「才能」について考え方を改める
- 楽観的に考える練習をする
- 人に助けを求める
脳は変化していきます。
脳は極めて適応性に優れているため、固定的ではないと言うことを理解しましょう。
楽観的に考える練習をしながらも、認知行動療法などを受けると鬱が見られなくなるようになります。
メンターに出会いましょう。
「能力は自分で伸ばすもの。諦めないで!」
そうやって頑張って続けなさいと励ましてくれる人を見つけましょう。
できない理由を探すのはとても簡単です。
諦めるのもとても簡単です。
今のままの自分が嫌なら考え方を変えることです。
「自分でもできる」
「めげてもいい。めげたままではいない。私は立ち直る」
そうやって希望を持つことが何よりも大切なのです。