人生を突き進んでいくためにはやり抜く力が必要です。
やり抜く力はGRITと言われており、以前より注目されています。
成功者たちはやり抜く力をもっており、粘り強く、情熱を持って挑戦を続けていました。
やり抜く力を伸ばすには内側からと外側からの2つのアプローチがありますが、今回は内的な伸ばし方ではなく環境や人物などの外側からやり抜く力を伸ばすための方法をお伝えします。
ぜひ、子供に活用してみてください。
子供がやり抜く力を発揮できるようになるためにしっかりと勉強していきましょう。
こちらの本をお勧めします。
今回は子供のやり抜く力を育てる外的な影響についてお話しします。
まず初めに。
やり抜く力を伸ばすためには、以下のようなルールを守らなければなりません。
【始めた事は最後までやり遂げる】
- 練習は絶対にサボるな
- 「もううんざりだ」と弱音を吐くな
- 自分で決めた事はしっかりやること
- 練習に行きたくないと思っても、それでも絶対に行きなさい
このようなどっしりとした覚悟が必要になります。
しかし、ずいぶんの厳しく感じるかもしれませんね。
厳しく感じるというより、実際に厳しいです。
そのため、厳しくやり続けるように伝えては行くのですが、子供の精神面のケアにも気を配っていく必要があるのです。
やり抜く力を育てるために厳しく続けろと伝え続けると、必ずどこかで辛くなる時期があります。
その時、親がどう対応するかによってやり抜く力の育て方が変わります。
例えば、子供が「嫌だ!」となってしまった場合。
そういった時、どのように親は対応すれば良いのでしょうか?
そうなった場合は、まずお説教や批判をしてはいけません。
必ず子供の話に、ちゃんと耳を傾けてあげましょう。
そして、理由はなくても良い。
とにかく寄り添ってそばにいてあげることです。
大切なのは、親が子供に安心感を与えてあげることです。
- 「いつでも全力で応援するよ」
- 「お前が自分の道で成功するのを楽しみにしているよ」
愛情ゆえの厳しさの根底にあるのは無私無欲の思いです。
あくまでもやる、やらないを決めるのは子供自身。
親は基本的に子供に賛成することがたいせつになります。
子供に賛成する態度というのは、子供からすれば、とても愛情が深くまさに「どっしり」と、構えているように見えるのです。
そのため、親はその子に合った環境を作るのが最も大切になります。
辛いとき、諦めずに続けられるかどうかは「私ならできる」と、子供自身が思えるかどうかです。
その信念は、子供の自尊心からなるものです。
その自尊心はどのように育まれていくのか?
それは、自分が育つ環境。
自分を支えてくれた周りの人たちが、自信を持たせてくれた結果になるのです。
子育てには優しい育て方と厳しい育て方の両方が必要になってきます。
愛情を持って、子供の自主性を尊重すること。
断固たるサイトで親の言うことを聞かせること。
ここで少し具体的な例を出すと。
まずは、子供の興味を第一に考えることが大切です。
これが子供を中心とした考え方です。
子供の興味を中心に考える。
その後にしなくてはならないのが親の判断です。
- 何をすべきか
- どれくらい努力すべきか
- いつならやめてもいいのか
こういった重要な事は、親が判断しなくてはなりません。
これらの判断を子供に任せてはいけないのです。
暖かくも厳しく、子供の実践を尊重していくと
- 学校の成績が良く
- 自主性が強く
- 不安症やうつ病になる確率が低い
- 非行に走る確率が低い
という子育てが可能になります。
つまり子供が親のメッセージをどう受け取っているのかがとても重要なのです。
子供は親を真似ていきます。
これは強力な本能です。
そのため、暖かくも厳しく子供の自主性を尊重する親に育てられると子供は親を尊敬するようになります。
親と同じものに興味を持つようになり、熱心に取り組むようになるのです。
親が子供のロールモデルとなるのが大切です。
そうなるためには、どうすれば良いのでしょう?
それは、親自身が「自分の人生の目標に対して、どれくらいの情熱と粘り強さを持って取り組んでいるか」を見せつけていくこと。
そして「子供が自分を手本にしたくなるような育て方をしていると思うか」を考えることです。
子供は親の姿を見て、真似て影響受けて育っていきます。
そのため、まず初めに立て直さなくてはならないのは、親自身なのです。
自分がやり抜く力をしっかりと持って、まっすぐと目標に向かって姿を見れば、子供はたくさんの影響を受けて育っていきます。
ぜひ、自分と子供のやり抜く力を伸ばして行ってみてください。