なぜ、あなたの「勇気」は必要な時に限って作動しないのか?“あと一歩”を踏み出すための科学

なぜ、あなたの「勇気」は必要な時に限って作動しないのか?“あと一歩”を踏み出すための科学

 

どうも、効率脳アドバイザーSHOです!

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【はじめに】

この記事は、「なんで自分は、いざという時に動けないんだ…」と自分を責めている、真面目なあなたのための“救出マニュアル”です。
その原因は、あなたのせいじゃなかった。
驚きの真実を、今からお話しします。

 

物語の始まり:なぜ、チャンスの神様はいつも素通りしていくのか?

大事な会議。
議論が停滞し、明らかに新しい視点が必要な、あの瞬間。
あなたの頭の中には、天才的なアイデアが稲妻のように閃いた。

「今だ…!今しかない!」

そう思うのに、なぜか口から出るのは空気だけ。
心臓はドラムのように鳴り響き、手のひらには嫌な汗。
あなたが逡巡している間に、誰かが凡庸な意見を口にし、議論はそちらに流れていく…。

 

ああ、まただ。
後になって、「なんであの時、言えなかったんだ…」と、一人反省会。
チャンスの神様は、あなたの目の前でウインクしたのに、あなたはただ、固まっていただけ。

 

この、胸が締め付けられるような悔しさ。
その正体不明の「ブレーキ」のせいで、あなたは一体、いくつのチャンスを逃してきましたか?

 

 

【衝撃の真実】あなたの脳は、あなたを“臆病者”にしようと必死だった

「自分はなんて意志が弱いんだ…」
そう思ったあなた。違います。断じて違います。

あなたが臆病なのではない。
あなたの脳に搭載された「超強力な安全装置」が、優秀すぎるだけなのです。

科学のメスで、あなたの脳内を覗いてみましょう。
そこには、あなたを行動させないように、必死で働く2人の門番がいます。

 

門番①:とにかく楽したい「省エネ番長(便宜性バイアス)」
あなたの脳は、考えることを極端に嫌う、究極の面倒くさがり屋。
新しい挑戦のような複雑なことを考えると、大量のエネルギーを消費してしまう。
だから、「やめとけ、やめとけ。今まで通りが一番楽だから」と、全力であなたを止めに来るのです。

 

門番②:失うのが超怖い「ビビり屋(損失回避)」
あなたの脳は、「1万円拾う喜び」よりも、「1万円失う痛み」を2倍以上も強く感じるように設計されています。
会議で発言して「スベる」という損失のリスク。
新しいことを始めて「失敗する」という損失のリスク。
この門番は、その小さなリスクを、命の危険レベルまで誇張して、あなたを恐怖のどん底に突き落とすプロなのです。

 

そう。
あなたの勇気が作動しないのは、あなたのせいじゃない。
石器時代を生き抜くためにプログラムされた、脳の「生存本能」が、現代社会で暴走しているだけだったのです。

 

 

「勇気」は感情じゃない、スキルだった

「じゃあ、脳に逆らえないなら、一生このままなの?」
いいえ、ここからが最高のニュースです。

アドラー心理学では、こう言います。
「勇気とは、恐怖を感じないことではない。恐怖や不確実性の中で、最適な行動を選ぶ“技術”のことだ」と。

 

そう、「勇気」は、生まれつきの“感情”なんかじゃない。
自転車の運転と同じで、練習すれば誰でも身につけられる**“後天的なスキル”**だったんです!

 

あなたが今まで勇気を出せなかったのは、自転車の乗り方を知らないのに、いきなりレースに出ようとしていただけ。
これから、脳のクセを知り、正しい練習をすれば、あなたも必ず「勇気の達人」になれるのです。

 

 

“勇気のスイッチ”を入れる、脳科学的アプローチ

では、その練習方法とは?
有料記事ではその全てを明かしますが、今日は特別に、あなたの脳をハッキングし、「勇気のスイッチ」を強制的にONにする、即効性のあるアプローチを3つだけ、こっそりお教えします。

 

1. 脳をダマす「言い換えの呪文」
緊張して心臓がバクバクしてきたら、こう唱えてください。
「緊張してきた…」ではなく、「よっしゃ、戦闘準備が整ってきた!」と。
脳は、その身体反応の意味を、あなたの言葉で上書きします。
「恐怖」のサインを、「最高のパフォーマンスを出すためのエネルギー」だと、脳に教えてあげるのです。

 

2. 気分を“燃料”に変える「ムード・スタッキング」
人間、機嫌がいい時は、自然と大胆になれるもの。
その性質を利用します。
あなたが最もやりたくない、勇気が必要なタスク(例:面倒な電話)の直前に、あなたが最も得意で、気分が上がる「5分間のミニタスク」(例:好きな音楽を聴きながらメールを1通だけ処理する)を配置する。
この「気分の助走」が、困難な壁を乗り越えるための、最高の燃料になります。

 

3. 失敗を“予約”してしまう
「完璧にやらなきゃ」と思うから、足がすくむんです。
だから、発想を逆転させましょう。
「よし、今日は盛大に失敗しにいこう!」と、最初から失敗を“予約”してしまう。
「会議で、的外れでもいいから絶対に1回は発言するぞ」と決める。
失敗が前提になれば、失うものは何もありません。
あるのは、行動したという事実と、そこからの学びだけです。

 

 

結論:あなたは、自分の勇気の“設計者”になれる

もう、お分かりですね。
「勇気が出ない」と悩むのは、あなたが自分の脳の「取扱説明書」を知らなかっただけ。

あなたは、脳の言いなりになる、か弱い存在ではありません。
脳のクセを理解し、ハッキングし、自らの意志で行動を選択できる、人生の**“設計者”**なのです。

 

「でも、もっと体系的に、どんな場面でも使える“勇気の設計図”が欲しい!」

その声が聞こえてきました。
もちろん、用意してあります。

次のYouTubeメンバーシップ限定有料記事では、あなたが自分の勇気を自在に設計するための、

  • 脳の7つの安全装置を乗りこなす「科学的トレーニング」の全て
  • 大事な場面の直前に使える「15分の勇気ブースト設計図」

など、今日からあなたの人生を変えるための、完全なマニュアルをあなただけに伝授します。

もう、チャンスの神様に素通りされる人生は、終わりにしましょう。
あなたの手で、最高の未来を掴み取るのです。

 

▶ 有料記事『【実践マニュアル】“勇気”を設計する。決断と行動を自動化する7つの科学的トレーニング』はこちら

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今日のポイント

  • 「あと一歩」が踏み出せないのは、あなたの脳の超強力な「安全装置」が作動しているだけ。
  • その正体は、楽をしたい「省エネ番長」と、失うのが怖い「ビビり屋」
  • 「勇気」は、生まれつきの感情ではなく、練習すれば誰でも身につく後天的な“スキル”
  • 脳のクセを理解し、ハッキングすることで、あなたも「勇気の達人」になれる。

 

あなたは、臆病者なんかじゃない。
ただ、自分の脳の、驚くべきポテンシャルの使い方を、まだ知らなかっただけ。

その取扱説明書は、もうあなたの手の内にあります。
さあ、最高の自分を、起動しましょう。

 

それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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