
Contents
【衝撃】あなたの“三日坊主”は意志が弱いせいじゃなかった。腐ったポップコーンが証明した行動を変えるたった1つの真実
どうも!
今年こそ痩せる!と元旦に誓ったはずが気づけば深夜に息子の遠足用に買ったお菓子をつまみ食いしている自分を発見し「俺の意志は、ポテチより軽いのか…」と絶望している効率脳アドバイザーSHOです。
#三日坊主は国民病
脳科学・心理学・習慣設計をベースに、「人生のムダを減らす技術=効率脳」を毎日発信しています。
YouTube登録者数は2200人を突破!(目標は1万人です!)。
応援よろしくお願いします!
ここは「楽しく学ぶ」をコンセプトに脳科学や心理学に基づいた“人生の攻略法”を届けるブログです。
あなたの「新年の抱負」、今年も無事でしたか?
さて。
今日は『あなたの“三日坊主”は意志が弱いせいじゃなかった』という全人類にとっての福音となる話をしたいと思います。
「今年こそ、英語を勉強するぞ!」
「毎日、筋トレを続けるぞ!」
「間食をやめて、5キロ痩せるぞ!」
1月1日の朝、僕たちは輝かしい未来を思い描き固い決意をします。
そして2月になるとその決意は一体どこへ?
多くの場合、記憶の彼方へと消え去り僕たちの手元には「またダメだった…」という自己嫌悪だけが残ります。
なぜ、僕たちは何度挑戦しても変化に失敗し続けるのか?
もし、その原因があなたの“意志の弱さ”に1ミリも関係ないとしたらどうしますか?
今日は、その衝撃的な真実を、ある「腐ったポップコーン」の実験から暴いていこうと思います。
【実話】なぜ人は“腐ったポップコーン”ですら、大盛りで食べてしまうのか?
想像してみてください。
あなたは映画の試写会に招待されました。
入り口で無料のポップコーンとドリンクを渡されます。
(ラッキー!)とポップコーンを口に入れた瞬間、あなたはその味に絶望する。
マズい。
明らかに、何日も前に作られた、湿気った段ボールのような食感…。
さて、ここからがある大学が行った人間の“愚かさ”を暴くための意地の悪い実験です。
観客は、ランダムに2つのグループに分けられました。
Aグループ:Mサイズの容器に入った、腐ったポップコーン
Bグループ:Lサイズの容器に入った、腐ったポップコーン
映画が終わった後、研究者たちはそれぞれの容器の重さを測りました。
その結果は、衝撃的なものでした。
Lサイズの容器を渡されたBグループは、MサイズのAグループより、平均で53%も多く、あのクソまずいポップコーンを食べていたのです。
彼らの食欲を支配していたのは、「美味しい」という味覚でも「お腹が空いた」という空腹感でもありません。
ただ、そこに“在った”容器の大きさ(=環境)だったのです。
#あなたの食べ過ぎは意志が弱いせいじゃない器がデカいせい
あなたの心に棲む“象”とそれを操る“象使い”
この奇妙な実験結果を理解するために、僕たちの心を2人の登場人物に分けて考えてみましょう。
① 象使い(理性)
あなたの意識。未来を計画し、論理的に考える。
「このポップコーンはマズいから、食べるべきじゃない」と知っている賢いあなた。
② 象(感情・本能)
あなたの無意識。快・不快で動き、パワフルだが気まぐれ。
「目の前に食べ物があるなら、とりあえず食っとけ」と命令する、食いしん坊のあなた。
そして、最も重要なこと。
賢い「象使い」は、たった一人でこの6トンもある巨大な「象」をコントロールしなければなりません。
もう、お分かりですね。
僕たちが「三日坊主」で終わる理由。
それは、非力な象使いが、巨大な象を「気合い」と「根性」だけで無理やり動かそうとして、盛大に返り討ちにあっているだけ。
最初から、勝てるはずのない戦いを挑んでいたのです。
#意志の力は象の前では無力
象を動かすな。“象が歩く道”を整えよ
では、この巨大な象をどうすれば目的の方向へ動かせるのか?
答えは「象を説得すること」ではありません。
諦めてください。
象は正論では動きません。
正解は象が自然とそちらに歩き出してしまうような「快適な道」を、先に作ってしまうこと(=環境設計)です。
ダイエットしたいなら?
目の前にポテチを置いて、象使いの意志力で我慢する(象とのガチバトル)のではなく、そもそも家にポテチを置かない(象が戦う必要のない、平和な道を作る)。
早起きしたいなら?
ベッドの横にスマホを置いて、象使いの意志力で二度寝を我慢するのではなくスマホをリビングで充電する(象が誘惑されない、安全な道を作る)。
意志の力(象使い)に頼るな。
仕組み(道筋)で解決せよ。
これこそが、「効率脳」の神髄なのです。
結論:自分を変えるな。環境を変えよ。
もう、あなたの長年の悩みは解消されたはずです。
あなたが三日坊主で終わっていたのは、あなたの意志が弱いからじゃない。
ただ、あなたの家の象があまりにも障害物の多い過酷な道を歩かされていたただけなのです。
あなたがなるべきは自分を責める“反省者”ではありません。
自分(と家族)が楽に前に進める“道”をデザインする、最高の“設計者”なのです。
「でも、環境を変えるのは分かった。じゃあ、そもそもやる気のない“象(感情)”自体を、どうやって奮い立たせるの?」
「どこへ向かえばいいか分からず混乱している“象使い(理性)”には、どんな指示を出せばいい?」
「この3つのアプローチを組み合わせた、最強の“変化のレシピ”が知りたい!」
もちろん、そのための「完全な設計図」を用意してあります。
僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ限定記事では、あなた自身、そしてあなたの子どもの行動すらもデザインできる究極の教科書をお渡しします。
これは、あなたの人生から「三日坊主」という言葉を辞書から消し去るための、最後の冒険です。
【追伸】
ちなみにこの「環境を変える」作戦ですが、家族の共有スペースでやるときは事前に“壁打ち”しておくことをオススメします。
いきなり冷蔵庫からお菓子を全部捨てるとあなたの象ではなくパートナーの象が暴れ出す可能性があります。
#家庭内不和という名の新たな問題
それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。
『今日1日をモノにしよう!』
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!