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【今年もあと3ヶ月】なぜあなたの「やる気」はいつも途中で失速するのか?
どうも!
早くも年末ムードが漂い始め、手帳の片隅に書いた「今年の目標」を見て見ぬフリする技術だけが上達している効率脳アドバイザーSHOです。
#来年の俺頑張れ
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あなたの「やる気」、1月のどこに置いてきましたか?
さて。
今日は『なぜ、あなたの「やる気」は、いつも途中で失速するのか?』という、耳の痛い話をしたいと思います。
9月も、もう終わり。
今年も残すところ、あと3ヶ月。
多くの人が、年始にこう誓ったはずです。
「今年こそ、英語を勉強するぞ!」
「毎日、筋トレを続けるぞ!」
「5キロ痩せるぞ!」
あの燃え上がるような決意は、今、どこへ行ったでしょう?
多くの場合、2月あたりで燃料切れを起こし、今では「そんなこと言ってたっけ?」と記憶の彼方。
手元に残るのは、「またダメだった…」という自己嫌悪だけ。
断言します。
あなたの目標が達成できないのは、あなたの意志が弱いからでも、努力が足りないからでもありません。
あなたの目標の“立て方”そのものに致命的なバグがあるだけなのです。
あなたの目標が“つまらない”から、脳は動かない
僕たちの心には、賢い「象使い(理性)」と、パワフルな「象(感情)」がいます。
「マイナス5キロ」「貯金100万円」といった、正しくて論理的な目標。
これらは、賢い「象使い」は理解できます。
しかし、僕たちの体を実際に動かしている巨大な「象」の心には、1ミリも響きません。
象は正論では動かない。
感情で動く生き物だからです。
象にとって数字だけの目標は「知らんがな。つまらん」でしかないのです。
象がワクワクしない目標は、ただの“やらされ仕事”。
だから、僕たちのやる気は、すぐに失速してしまうのです。
#象はエモいのが好き
ケネディ大統領は、国民の“象”に火をつけた
では、どうすれば象(感情)は動くのか?
歴史上、最も成功した目標設定を見てみましょう。
1961年、アメリカのケネディ大統領は、国民にこう宣言しました。
「10年以内に、人間を月に送り、無事に地球に帰還させる」
彼は、ロケットの技術的な仕様や、予算の話(象使いへの理屈)はほとんどしませんでした。
彼が国民に提示したのは「人類が、月に立つ」という誰もが見たことのないロマン溢れる“目的地の絵はがき”です。
この“絵はがき”が国全体の象(感情)の心に火をつけ、エンジニアも、科学者も、そして国民も、「不可能」だと思われた目標に向かって熱狂的に突き進んだのです。
人を、そして自分を動かすには正しいだけの目標ではダメなのです。
心が震えるような「目的地の絵はがき」が必要なのです。
【実話】落ちこぼれクラスを“学年トップ”に変えた、一人の教師の物語
「でも、そんなのケネディ大統領だからできたんでしょ?」
と思ったあなた。
いいえ、この魔法は、僕たちの日常でも使えます。
アメリカ、アトランタのある小学校にクリスタル・ジョーンズという一人の若い女性教師がいました。
彼女が担当することになったのは小学1年生のクラス。
しかし、そのクラスの子ども達は、深刻な問題を抱えていました。
多くの子どもがアルファベットも、数字も、ろくに書けない。
学力は、幼稚園レベル。
学年が始まる9月の時点ですでに2〜3年も学習が遅れていたのです。
#絶望的な状況
普通なら、「まずは、アルファベットを覚えましょう」から始めますよね。
しかし、彼女が立てた目標は、常軌を逸していました。
彼女は、子ども達にこう宣言したのです。
「あなた達は、この学年末までに、小学3年生レベルの学力を身につけます」
しかし、彼女がやったことは、ただ厳しいドリルを課すことではありませんでした。
彼女は、子ども達に、最高の“目的地の絵はがき”を見せたのです。
彼女は、子ども達一人ひとりの目を見て、こう語りかけました。
「あなた達は、これからカレッジ(大学)に行く優秀な学者なのよ」
彼女は、子ども達を「落ちこぼれの1年生」として扱いませんでした。
教室の壁には大学の旗を飾り、子ども達のことを「学者さんたち」と呼び、彼らがまるで“未来のエリート大学生”であるかのように振る舞ったのです。
その結果、どうなったか?
子ども達の“象”の心に、火がつきました。
「僕たちは、落ちこぼれじゃない。未来の学者なんだ!」
彼らはその輝かしい未来像(絵はがき)に自分を重ね、自ら目を輝かせて勉強に取り組み始めたのです。
そして学年末。
あの落ちこぼれだったクラスは、本当に学年トップクラスの成績を収めるという、奇跡を成し遂げました。
結論:魂を揺さぶる“絵はがき”なくして、目標達成なし
もうお分かりですね。
僕たちが目標を達成できないのは意志が弱いからではない。
僕たちの目標に心を震わせるような“目的地の絵はがき”が欠けているからです。
あなたがなるべきは退屈な目標を掲げる“管理者”ではありません。
自分と、周りの人々の心を奮い立たせる、最高の未来を描く“アーティスト”なのです。
「でも、感動的な絵はがきだけでは、ただの夢物語で終わるのでは?」
「賢い“象使い(理性)”を納得させる、具体的で曖昧さのない『白黒の目標』の作り方とは?」
「この二大要素を組み合わせ、あなたと子どもの未来をデザインする、究極のロードマップが知りたい!」
もちろん、そのための「完全な設計図」を用意してあります。
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【追伸】
ちなみに、この「目的地の絵はがき」、ダイエット中の自分を励ますのにも絶大な効果があります。
「マイナス5キロ」という数字を眺めるのではなく、「あのワンサイズ下のジーンズを、颯爽と履きこなしている俺」という絵はがきを、脳内で再生し続けてください。
不思議と、目の前のポテチが、それほど魅力的には見えなくなります。
#ただし過信は禁物
それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。
『今日1日をモノにしよう!』
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!