【意志力は不要】あなたを“行動する人”に変える、たった一つの呪文

【意志力は不要】あなたを“行動する人”に変える、たった一つの呪文

 

どうも!

「明日からやる」という最強の呪文に頼りがちな効率脳アドバイザーSHOです。
#その明日はいつ来るのか

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あなたの「やる気」は、スマホの電池と同じです

さて。

年始に立てた目標、思い出せますか?

「今年こそ、運動を始めるぞ!」

「毎日、英語の勉強をするぞ!」

あの燃えるような決意は、今どこに…?

 

僕たちは何かを始めようとする時、決まって「やる気」や「意志の力」に頼ろうとします。

 

しかし、断言します。

「やる気」や「意志の力」は、スマホのバッテリーと同じです。

朝は満タンでも、仕事や人間関係のストレス、無数の小さな決断…

そういったものに使うたびに、どんどん消耗していきます。

 

そして夜、クタクタになって家に帰ってきた時には、もう電池残量は1%。

そこから「さあ、運動するぞ!」なんてできるわけがないのです。

 

では、どうすればいいのか?

答えは、そもそも「やる気」という不安定なエネルギーを使わないこと。

今日は、あなたを“行動する人”に自動的に変えてしまう科学的に証明された“ある呪文”の話をします。

 

 

ベトナム帰還兵はなぜ簡単に麻薬をやめられたのか?

本題に入る前に、一つ衝撃的な事実をお伝えします。

ベトナム戦争中、現地のアメリカ兵の間でヘロインが蔓延しました。

調査によると、兵士の約20%が中毒になっていたと言われます。

 

これは、国を揺るがす大問題でした。

「中毒になった兵士たちが帰国したら、アメリカは大変なことになる…」と。

 

しかし、現実は全く違いました。

なんと、ヘロイン中毒だった帰還兵の95%が、帰国後1年以内にリハビリ施設などに入ることなく自然に麻薬をやめてしまったのです。

 

なぜでしょう?

彼らが特別に意志の強い人間だったからでしょうか?

 

違います。

答えは、彼らの「環境」が変わったから、です。

 

戦争という極度のストレス。

仲間からの誘い。

いつでもドラッグが手に入る状況。

 

麻薬を使っていた“きっかけ(トリガー)”が、アメリカに帰国したことで、彼らの周りからキレイさっぱり消え去ったのです。

 

この事実は僕たちに重要なことを教えてくれます。

僕たちの行動は「意志の力」ではなく「きっかけ(トリガー)」に支配されている、と。
#意志力の幻想

 

科学が発見した“自分を動かす”最強の呪文

では、その「きっかけ(トリガー)」を自分でデザインしてしまえばいい。

そう考えたのが心理学者のピーター・ゴルヴィツァーです。

 

彼は学生たちにこんな実験をしました。

「クリスマス休暇中にレポートを書いて提出してください」

 

そして、学生を2つのグループに分けました。

 

【Aグループ】
ただ「レポートを書いてね」とだけ伝える。

 

【Bグループ】
レポートを書く「時間」と「場所」をあらかじめ具体的に決めてもらう。

 

さて、結果はどうなったか?

Aグループの提出率が32%だったのに対し、
Bグループの提出率は、なんと71%に達しました。

 

Bグループの学生たちが使ったもの。

それこそが、最強の呪文「アクション・トリガー」です。

 

その呪文とは、

「もし(When)、〇〇が起きたら、△△をする(Then)」

と、あらかじめ決めておくだけ。

 

「もし、夕食を食べ終えたら、英単語帳を1ページだけ開く」

「もし、朝起きてコーヒーを淹れたら、スクワットを1回だけする」

 

なぜ、これが効くのか?

僕たちは行動のたびに「やるか、やらないか」を意志力(スマホの電池)を使って判断しています。

しかし、この呪文を唱えておけば、その判断プロセスは完全に不要になります。

「きっかけ」が起きたら、何も考えずに「行動」するだけ。

 

あなたの行動が意志力に頼る「マニュアル車」から、自動で動く「オートマ車」に変わるのです。
#未来の自分への予約設定

 

 

結論:「決意」ではなく「きっかけ」をデザインせよ

もうお分かりですね。

僕たちが何かを成し遂げたい時、頼るべきは「やるぞ!」という曖昧な“決意”ではありません。

自分を自動的に動かしてくれる具体的な“きっかけ”の設計です。

あなたがなるべきは自分のやる気を奮い立たせる“応援団長”ではありません。

自分の行動を予約し、自動化する、最高の“秘書”なのです。

 

「でも、もっと複雑な目標の場合はどうすればいいの?」

「チーム全体の“良い習慣”を作るための、最強のトリガー設計術が知りたい!」

「医療現場や航空業界で、絶対にミスが許されない場面で使われている“究極の習慣化ツール”とは?」

 

もちろん、そのための「完全な設計図」を用意してあります。

僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ会員限定記事では、あなたを“習慣化の達人”に変えるための、具体的な全技術をあなただけにお渡しします。

これは、あなたの人生から「三日坊主」という言葉を追放するための、冒険の書です。

 

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【追伸】
ちなみに僕も先日、「もし、仕事を終えたら、すぐに走りに行く」というアクション・トリガーを設定しました。
計画は完璧でした。
仕事を終えた瞬間、僕はすぐに走り出しました。
…冷蔵庫にビールを取りに。
どうやら、呪文の後半部分(△△をする)は、もう少し具体的に設定する必要があるようです。
#象は言い訳の天才

 

それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

参考書籍

 

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