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【天才調教師の教え】あなたの「やる気」は“おやつ”で育てなさい
どうも!
自分に優しくありたいと自分を甘やかした結果、全ての締切に追われている効率脳アドバイザーSHOです。
#優しさの方向性
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「最初の一歩」の、次の一歩はどうしますか?
さて。
僕たちは何かを始めようとする時、「最初の一歩が大事だ」とよく言います。
確かに、その通りです。
しかし、もっと大事なことを僕たちは忘れがちです。
それは、「二歩目」と「三歩目」をどう踏み出すか、です。
「よし、今日から運動するぞ!」と決意して、ジムに入会する(最初の一歩)。
素晴らしいことです。
しかし、多くの人は、その「最初の一歩」を踏み出した自分に満足し、あるいは、いきなり完璧を目指して疲れ果て、二歩目を踏み出すことなく去っていきます。
なぜ、僕たちの変化は続かないのか?
それは、僕たちが自分自身や他人に対して厳しすぎる“鬼教官”になってしまっているからです。
今日はそんな鬼教官を今すぐクビにして、あなたの中に眠る“象(感情)”を優しく、そして確実に育てるためのある「天才調教師」の教えをお話しします。
ゴールを見ずに、「方角」だけを褒める
ある場所にどんな動物でも手懐けてしまう「天才的な犬の調教師」がいました。
彼女のやり方は、僕たちの想像とは全く違いました。
例えば、犬に「部屋の隅にあるマットの上に行きなさい」と教える時。
僕らなら犬がマットの上に乗るまで根気強く「マット!」と言い続けるかあるいは無理やり引っ張っていくかもしれません。
しかし、彼女は違いました。
彼女は、犬がほんの少しでも、マットの“方角”に顔を向けた瞬間を見逃さず、
「そう!いい子!」
と褒め、すぐにおやつをあげたのです。
犬がマットの方向へ一歩踏み出せば、また褒めておやつをあげる。
彼女は、犬がゴール(マットの上に乗ること)を達成するまで決して待ちませんでした。
ゴールに向かう、ほんのわずかな全ての「進歩」を見つけ出し、その都度、即座に褒めてご褒美を与え続けたのです。
間違った行動は叱りません。
ただ、無視するだけ。
このやり方で、犬は「ああ、こっちの方向へ進めば、良いことがあるんだな」と自ら学び、喜んでマットの上に行くようになったのです。
#完璧主義は象のエサにならない
あなたの心の中の“子犬”を育てよう
この話、実は、僕たちの心の話と全く同じです。
僕たちの心の中にいる、感情を司る「象」は、あの犬と同じです。
遠いゴールを示されてもピンときません。
むしろ、遠すぎるゴールはプレッシャーになるだけ。
彼(象)が喜ぶのは、ゴールに向かう道のりの途中で見つけた小さな「おやつ(=褒め言葉、達成感)」なのです。
例えば、あなたが「毎日30分ジョギングする」という目標を立てたとします。
[ありがちな間違い(鬼教官モード)]
初日、5分しか走れなかった自分に対して、「ダメだ、30分も走れないなんて意志が弱すぎる…」と自分を責める。
[天才調教師モード]
ジョギングウェアに着替えて、玄関のドアを開けた自分に対して、「すごい!外に出た!これだけでも昨日の自分とは違う!」と、全力で自分を褒めてあげる。
どちらが、明日も「またやってみようかな」という気持ちになるかは、明らかですよね。
変化を続けたいなら完璧なゴールを達成した時ではなく、ゴールに向かう“正しい方角”を向いたその全ての小さな一歩を見つけて、褒めて、ご褒美をあげるのです。
結論:あなたは、最高の“調教師”になれ
もうお分かりですね。
変化を継続させるコツは自分や他人に対して、完璧さを求める“鬼教官”になることではありません。
ほんの小さな一歩を見つけては、大げさに褒めて育てる、最高の“調教師”になることです。
あなたがなるべきは、遠いゴールを指差す“司令官”ではありません。
すぐ隣で、次の一歩を一緒に喜んでくれる“トレーナー”なのです。
「でも、そんな小さな一歩を褒めるだけで、本当に大きな変化につながるの?」
「小さな成功が、やがて巨大な変化へと繋がる“驚くべき心の仕組み”とは?」
「この“強化”のテクニックを、部下や子どもの育成に応用するための、具体的な言葉がけが知りたい!」
もちろん、そのための「完全な設計図」を用意してあります。
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これは、あなたの人生から「挫折」を追放し、「継続」をインストールするための、最後の冒険の書です。
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【追伸】
ちなみに先日、僕は机の片付けを自分にさせるため、この“調教師”テクニックを試しました。
まず、ペンを一本だけペン立てに入れた自分に、「偉いぞ、俺!」と声をかけ、ご褒美としてポテチを一枚食べました。
次に、消しゴムを所定の位置に戻した自分に、「天才か、俺は!」と褒め、またポテチを一枚。
結果、机はキレイになり、ポテチの袋は空になりました。
どうやら、ご褒美の“おやつ”の選定には、十分な注意が必要なようです。
#ご褒美が次のタスクを生む
それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。
『今日1日をモノにしよう!』
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
参考書籍