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【感情の正体】イライラや不安を「消そう」とする人が、一生メンタルを病み続ける理由
どうも!
「ポジティブ思考でいこう!」と無理やり笑顔を作った結果、
顔の筋肉が引きつり、逆に不審者扱いされた経験を持つ、効率脳アドバイザーSHOです。
さて。
今日は『イライラや不安を「消そう」とする人が、一生メンタルを病み続ける理由』という、
感情コントロールの根幹に関わる話をします。
本題に入る前にコチラの共有です。
そんなこんなで本題です。
感情に「フタ」をするな
EQ(心の知能指数)の土台となるのが「自己認識スキル」です。
これは、自分の感情をリアルタイムで正確に把握する力のことです。
多くの人は、ネガティブな感情(怒り、嫉妬、不安)を感じた時、とっさにこう思います。
「こんなこと思っちゃダメだ!」
「怒るのは器が小さい証拠だ!」
結論から言います。
その「ジャッジ(判断)」こそが、あなたのメンタルを壊す元凶です。
参考書籍とさせていただきました『EQ 2.0』の「自己認識テクニック1」には、こう書かれています。
「自分の感情を『いい』か『悪い』かで判断しない」
感情とは、単なる「反応」であり「情報」です。
熱いお湯に触れたら「熱い!」と感じるのと同じで、
理不尽なことをされたら「腹が立つ」のは当たり前の生理現象です。
そこに「いい」も「悪い」もありません。
ただ「腹が立っている」という事実があるだけです。
「怒っちゃダメだ」とフタをすると、感情は行き場を失い、
水面下で増幅して、ある日突然「大爆発」します。
あるいは、自分の本当の気持ちがわからなくなり、無気力になります。
まずは、ただ認めてください。
「あ、今自分はムカついているな」
「嫉妬しているな」
ジャッジせずに観察する。
これだけで、感情の波は驚くほど静まります。
思考より先に「体」が知っている
「でもSHOさん、自分が何を感じているか、よくわからない時があるんです」
そんな時は、頭(思考)ではなく「体」に聞いてください。
「感情を身体で感じる」
感情の正体は、脳から発せられる電気信号です。
この信号は、意識に上るよりも先に、必ず「身体反応」として現れます。
・不安な時 → 胃がキリキリする、手足が冷たくなる
・怒っている時 → 顔が熱くなる、奥歯を噛み締める
・嬉しい時 → 胸が軽くなる、口角が上がる
「なんとなくモヤモヤする」と思ったら、目を閉じて体のスキャンをしてください。
「肩が凝っているな…これは『緊張』だ」
「胃が重いな…これは『プレッシャー』だ」
身体は嘘をつきません。
あなたの体は、あなたの脳よりも先に「真実」を知っています。
そのサインを見逃さないことが、自己認識の第一歩です。
自分という「迷宮」を攻略せよ
・感情をジャッジしない(テクニック1)
・身体の反応を見る(テクニック4)
この2つを意識するだけで、
「わけもわからずイライラする」という状態からは脱出できます。
しかし、EQを高めて人生をイージーモードにするには、
さらに踏み込んで「感情のトリガー(引き金)」を特定する必要があります。
僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ会員限定記事では、
本書の第5章から厳選した、
「自分自身の取扱説明書を作るための3つの奥義」を解説します。
・あなたを自動的にブチ切れさせる「感情ボタン」の特定法
・上空から自分を実況中継する「鷹の目」の持ち方
・感情の裏側にある本音を暴く「Why(なぜ)?」の自問
これを知っていれば、地雷原を歩くような人間関係も、
スイスイと回避できるようになります。
まずは自分を知ることから始めましょう。
▶ 有料記事『【自己認識編】自分の「地雷」を知っていますか? 感情暴走を未然に防ぐ「鷹の目」と「ボタン」の特定法』はこちら
▶ メンバーシップ『SHO’s Study Log』の登録はこちら
【追伸】
「感情を身体で感じろ」
この教えを実践するため、妻との会話中に自分の体の変化をモニタリングしました。
妻:「ねえ、今度の連休、実家に帰ろうと思うんだけど」
僕:(おっと、瞬時に『胃が収縮』し、『肩の筋肉が硬直』したぞ…。これは『拒絶』と『緊張』のサインだ…)
僕は冷静に分析結果を伝えました。
「君の提案に対し、僕の消化器官と僧帽筋が『緊急事態宣言』を発令したよ。
よって、今回の帰省は見送るべきだという身体的エビデンスが出ている」
妻は冷ややかに言いました。
「あらそう。
では、私の右腕の筋肉が『平手打ち』の動作に向けて収縮を始めているわ。
この物理的衝撃を回避したければ、直ちに行動計画を見直しなさい」
…どうやら感情の身体反応は、
夫婦間では即座に「物理攻撃」へと発展するリスクがあるようです。
#防衛本能
それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。
『今日1日をモノにしよう!』
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
