【衝撃】「褒めて伸ばす」は2流です。ハーバード大が1万2000件のデータを分析してわかった、やる気を出す「第1位の要因」とは?

【衝撃】「褒めて伸ばす」は2流です。ハーバード大が1万2000件のデータを分析してわかった、やる気を出す「第1位の要因」とは?

 

どうも!

「やる気スイッチ」を探し続けて30年。
結局、そのスイッチは自分の背中(手の届かない場所)にあると確信した、他力本願寺の住職こと、効率脳アドバイザーSHOです。

 

さて。

今日は、あなたの仕事観を根底からひっくり返す話をします。

上司の方、親御さん、そして「最近やる気が出ないなぁ」というあなた。
必読です。

 

本題に入る前にコチラの共有です。

 

 

そんなこんなで本題です。

 

モチベーションの正体、知ってますか?

世の中には「やる気の出し方」があふれていますよね。

「給料(ボーナス)を上げる」
「恐怖(プレッシャー)で煽る」
「褒めて伸ばす」
「職場の人間関係を良くする」

 

どれも正解っぽいですが、
ハーバード大学の研究チームが、これらを「2流」だと断定しました。

 

テレサ・アマビール教授らは、238人のプロフェッショナルに協力してもらい、
なんと「1万2000件」もの業務日誌を分析しました。

そこで明らかになった事実は、衝撃的なものでした。

 

 

第1位は「◯◯」だった

研究チームは、
「その人の気分が最高だった日(インナーワークライフが良い日)」に、
一体何が起きていたのかを徹底的に調べました。

 

人間関係が良かったから?
給料が上がったから?
上司に褒められたから?

 

違います。
全体の76%の日誌に共通していた、圧倒的第1位の要因。

 

それは……
『進捗(Progress)』
です。

 

・仕事が予定通りに進んだ。
・解決策が見つかった。
・小さなバグが直った。

 

たったこれだけ。

「仕事が前に進んでいる」という感覚こそが、
どんな高価なボーナスよりも、どんな熱い励ましよりも、
脳を最高にハイにさせることが証明されたのです。

 

 

脳は「RPG」と同じ仕組み

これを「効率脳ラボ」の視点(脳科学)で解説しましょう。

 

なぜ「進捗」でやる気が出るのか?

それは、脳の「報酬系」がそう設計されているからです。

 

テレビゲームのRPGを想像してください。

なぜ、単純なレベル上げ作業に何時間も没頭できるのか?

 

それは、
「経験値バー(進捗)」が目に見えて増えていくからです。

 

あとちょっとでレベルが上がる!

マップが広がった!

 

この「前に進んでいる感」を感じた瞬間、
脳内ではドーパミン(快楽物質)がドバドバ分泌されます。

 

逆に、現実の仕事がつまらない理由はシンプルです。

「経験値バーが見えないから」です。

 

自分が前に進んでいるのか、足踏みしているのか分からない。

だから、脳が「報酬」を受け取れずにガス欠を起こすんです。

 

 

「大きな成功」はいらない

ここで一つ、勘違いしてはいけないポイントがあります。

「進捗」といっても、
「世紀の大発明をした!」とか
「1億円の契約を取った!」みたいな、
ビッグ・ウィン(大きな勝利)である必要はありません。

 

むしろ、そんな滅多に起きないことを目標にすると、
その間の「何も起きない日」に心が折れます。

 

必要なのは、
「スモール・ウィン(小さな勝利)」です。

 

「メールを1通返した」
「資料のタイトルだけ決めた」

 

こんな些細なことでいい。

脳は「大きさ」よりも「頻度」でドーパミンを出します。

 

 

ただし、落とし穴がある

「なるほど、とにかく進めばいいんだな!」

そう思ったあなた。

ちょっと待ってください。

 

実は、この「進捗のパワー」を一瞬で無効化し、
あなたのやる気を粉砕する「毒素」が存在します。

 

データによると、
その「毒素(ネガティブな出来事)」の心理的ダメージは、
進捗の喜びの「3倍〜4倍」も強いことが分かっています。

 

つまり、いくら頑張って「3歩」進んでも、
たった「1回」のこの毒素を食らうだけで、
あなたの精神はマイナスに叩き落とされるのです。

 

・やる気を破壊する「毒素」の正体とは?

・それを回避し、脳を常に「ドーパミン漬け」にする技術

・今日から使える「スモール・ウィン」完全攻略マニュアル

 

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あなたの仕事を「無理ゲー」から「神ゲー」に変える準備はできていますか?

 

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【追伸】
「進捗こそが正義」
この真理を学んだ僕は、さっそく妻にアピールしました。

「見て!
出しっぱなしだった扇風機を、ついに押し入れにしまったよ!
季節外れの家電を片付けるという、偉大なる『進捗』だ!
さあ、僕のインナーワークライフを高めるために褒めてくれ!」

妻は、片付いた扇風機の場所と、
その横に新しく積み上げられた僕の脱ぎ捨てた服を見て言いました。

「却下。
それは『進捗』ではありません。
『エントロピーの移動(ゴミの場所が変わっただけ)』です。
プラスマイナスで言えば、私のストレスが増えた分、マイナスです」

…どうやら我が家の査定基準は、
ハーバードの論文よりも厳しいようです。
#論破

 

それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

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