【根性論の終焉】「うちの子は根気がない」と嘆く前に。やり抜く力(グリット)が勝手に湧き出る「4つのスイッチ」とは?

【根性論の終焉】「うちの子は根気がない」と嘆く前に。やり抜く力(グリット)が勝手に湧き出る「4つのスイッチ」とは?

 

どうも!

「今年こそは腹筋を割る」と固く決意し、
高価なジムに入会したものの、
「雨が降った」「ウェアが乾いてない」「筋肉が休めと言っている」と、
クリエイティブな言い訳を3日連続で発明して挫折した、
グリット(やり抜く力)の欠如代表、効率脳アドバイザーSHOです。
#意志の弱さは国宝級

 

さて。

今日は、
『なぜ、あの子はあんなに頑張れるのか?』
『なぜ、自分はすぐに諦めてしまうのか?』
という、永遠のテーマ「継続力・根気」の正体について話します。

ポール・タフ著
『私たちは子どもに何ができるのか』(英治出版)
から解説します。

本題に入る前にコチラの共有です。

 

 

そんなこんなで本題です。

 

「根性」は性格ではない

「あいつは根性がある」「うちは根気がない」
私たちはすぐに、これを「性格」や「生まれつきの才能」だと思って片付けます。

 

しかし、著者は断言します。

「グリット(やり抜く力)は、スキルとして直接教えられるものではない」

 

え、教えられないの? じゃあ無理じゃん。

違います。

グリットとは、その子が置かれた「環境」に対する反応として現れるものです。

 

例えば、ブラック企業で毎日怒鳴られていたら、誰だって「逃げ出したい(根気がない)」状態になりますよね?

でも、同じ人が、大好きな趣味のサークルでは、徹夜で作業できたりする。

つまり、根気があるかどうかは「人」の問題ではなく、「その場所が、頑張るに値する場所かどうか」という環境の問題なんです。

 

 

成績を上げる先生 vs 人生を変える先生

ここで面白いデータがあります。

キラボ・ジャクソンという経済学者が、数万人の生徒を追跡調査しました。

タイプAの教師: テストの点数を上げるのが上手い。
タイプBの教師: テストの点数はそこそこだが、生徒の「遅刻」や「停学」を減らすのが上手い。

 

どちらの生徒が、将来成功したと思いますか?

答えは、圧倒的に「タイプB」の生徒でした。

 

タイプBの先生は、テストの解き方ではなく、
「自制心」や「やる気」といった非認知能力を伸ばしていたのです。

その結果、生徒たちは高校を卒業し、大学に行き、高い給料を得るようになりました。

目先の点数よりも、「心の土台」を作れる大人が、子供の人生を変えるのです。

 

 

4つの信念(マインドセット)

じゃあ、その「心の土台」って何?

シカゴ大学のカミーユ・ファリントンたちは、子供が「やり抜こう!」と思うために必要な「4つの信念」を特定しました。

 

1. 私はこの学校(場所)に所属している(所属感)
2. 私の能力は努力によって伸びる(成長思考)
3. 私はこれを成功させることができる(自己効力感)
4. この勉強(仕事)は私にとって価値がある(価値)

 

この4つが揃った時、人間は「根性を出そう」なんて思わなくても、勝手に努力し始めます。

逆に、どれか一つでも欠けていると(例:「どうせ私なんて場違いだ」「やっても無駄だ」)、どんなにご褒美をあげても、どんなに叱っても、子供は動きません。

 

私たち親やリーダーの仕事は、
「頑張れ!」と応援することではなく、
この「4つの信念」が自然と育つような環境(メッセージ)を用意することなんです。

 

YouTubeメンバーシップ限定記事では、
この4つの信念を子供(部下)の脳にインストールするための「具体的な会話術と環境設計」を解説します。

 

・「私なんて…」と自信をなくした子に効く、魔法のフィードバック

・教室(家庭)に入った瞬間、「ここは私の居場所だ」と思わせるテクニック

 

根性論で疲弊するのはもう終わりにしましょう。

環境を変えれば、人は勝手に走り出します。

 

▶ 有料記事『【環境の魔力】「努力できる子」の親がやっていること。グリットを自動生成する「4つのマインドセット」と、リーダーが送るべきメッセージ』はこちら

▶ メンバーシップ『SHO’s Study Log』の登録はこちら

 

 

【追伸】
「グリットは環境の産物である」
この理論を逆手に取り、僕は妻に自分の「ダイエット失敗」の責任を転嫁してみました。

僕:「僕がジムに行かなくなるのは、僕の意志が弱いからじゃない。
我が家の環境が、僕に『所属感』と『成功の予感』を与えていないからだ。
つまり、僕が腹筋を割れないのは、君の応援不足という環境要因が大きい」

妻は、無言で僕のぷよぷよのお腹をつまみ、冷徹に言いました。

「なるほど。
じゃあ『所属感』を与えてあげる。
あなたは今日から『夕飯抜きチーム』に所属ね。
これで『痩せられる』という『成功の予感』も手に入るわ。
完璧な環境でしょ?」

…どうやら僕は、
論理武装によって、
「断食」という過酷な環境を自ら引き寄せてしまったようです。
#自業自得
#グリット以前の問題

 

現場からは以上です。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

参考書籍

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事