目標までの距離を確認せよ!効果的なフィードバックが凄すぎた

あなたは何か目標を持っていますか?

その目標に対して、どれだけの努力をしているでしょうか?

 

目標達成するために努力をし続ける事はとても大切なことです。

ですが、その目標に対して、自分が適切に向かっているかと言えば、少し不安な部分もあるのではないでしょうか?

 

今日は、目標に向かっている自分の居場所を確認するための適切なフィードバックについてお話しします。

 

今日はこちらの本をお勧めいたします。

 

 

さて、先ほどお伝えしたフィードバックについてです。

目標までがむしゃらに進んでいても、その目的地に対して、自分が一体どこまで進んでいるのかがわからなければ全く意味はありません。

もしかしたら全く別の方向に進んでいる可能性もあるからです。

 

山で例えるとわかりやすいでしょう。

 

山頂まで向かいたいのに、今自分がどの場所に向かっているのかをしっかりと把握していなければ、正しく山頂に向かう事は困難になります。

実際の山のように道標があれば良いのですが、現実問題そうはいきません。

現実にはあなたの目標に対して「今はそっちじゃないですよ」と教えてくれるような道標は無いのです。

 

ここで活用したいのがフィードバックということになります。

フィードバックの本当の意味は「目標までの距離を確認する」ということ。

 

  • 自分は実際に目標に正しく向かっていることができているのか?
  • 自分はしっかりと向上することができるのだろうか?
  • モチベーションが保てているのか?
  • 今、現在どの位置にいるのだろうか?

 

これらを確認し、目的地と自分の現在地の確認をするのがフィードバックです。

 

 

フィードバックの研究をご紹介しましょう。

シカゴ大学の心理学者ミンジョン・クーとアエレット・フィッシュバックの研究です。

 

研究内容はとても簡単。

大事な試験を控えた大学生グループを2つに分けました。

Aグループには「覚えなければならない事は52%残っています」と伝えています。

Bグループには「既に48%も覚えましたよ」と伝えました。

 

上記の2つのフィードバックの方法でどのような違いが出たのか?

結果は、AグループのモチベーションはBグループに比べて格段に上がったそうです。

 

この結果はフィードバックの思考スタイルの違いが結果を左右しました。

 

目標達成するときには、このような2つの下があります。

 

1つは、これまで思考

「どこまでやり遂げたのか?」に視点を向ける思考スタイルです。

これまで進んできた距離に目を向ける思考法です。

 

2つ目は、これから思考

「あと、どれだけやらなければならないのか?」に注目する思考スタイルです。

目標までの距離に目を向ける思考法ですね。

 

つまり、上記の研究ですと、「あと覚えなければならないことが52%残っている」とこれから思考で考えることがモチベーションを上げるきっかけになったのです。

 

 

「これまで思考」ですと、モチベーションが下がるリスクがあります。

これだけ進歩したと言う達成感を得ることができますが、早い段階で達成感を持つと言う事はその分、気を緩めてしまうと言うことにつながってしまう可能性があるのです。

 

これまで思考でやり遂げたとしても他の目標が達成されていないということでモチベーションの低下にもつながってしまいます。

 

「これから思考」であれば、これからやるべきことに意識をするため、モチベーションが高まると言うことになります。

 

それでは実際にフィードバックをする方法をご紹介します。

まず、フィードバックの回数はどのようにすれば良いのでしょうか?

やはり回数も気を付けなければなりません。

 

チャレンジをスタートし始めの事は、フィードバックは少なめの方がいいです。

新しいことを始めたときには頻繁にチェックをするとかえって混乱を招いてしまいます。

コツを掴むまでは、あまりフィードバックをしない方が良いと言うのが研究でわかっています。

 

逆に上級者は頻繁にフィードバックを行い、現実としっかりと向き合うことが大切です。

 

そして、フィードバックをする人は、以下の中から決めると効果的です。

 

  • 自分自身でモニタリング
  • 信頼できる友人や親族
  • 目標の分やる成果を出している先輩

 

先ほど伝えた通り、回数に気をつけながらも、上記の3人の人材からフィードバックを行ってみましょう。

 

 

上記が適切なフィードバックの方法でした。

なかなかフィードバックをする機会はありません。

ですが、どうしても叶えたい目標があるのであれば、フィードバックをする仲間やメンターを見つけてみるのも1つの手です。

 

ぜひ活用してみてください。

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