運動をすると様々な効果が得られます。
健康になり、頭が良くなり、仕事力も向上し、感情も安定する。
様々な病気を予防してくれて、寿命も伸びる。
夜もぐっすりと眠れるようになり、疲労回復効果も抜群。
メンタル疾患ですら予防効果があり、治療効果もある。
ストレスを発散し、ストレスにも強くなる。
考え方もポジティブになり前向きになる。
さらには人間関係も良くなり、もちろん痩せるので外見が若返ります。
この効果は少し勉強すればわかるような内容ですね。
調べた人はすぐにわかるのではないでしょうか?
さて。
本日は運動することで分泌されるとんでもない脳内物質についてご紹介します。
こちらの本をお勧めいたします。
早速ですが、運動することで脳内物質が分泌。
主に以下の5つの脳内物質が分泌されます。
これはさすがに効果が凄まじい。
凄すぎると言わざるを得ません。
その5つとはこちらです。
ドーパミン、セロトニン、成長ホルモン、BDNF、テストステロンの5つですね。
詳しくはオススメした本でで見ていただきたいのですが、1個ずつ簡単に説明します。
ドーパミンは快感ホルモンと言われています。
聞いたことがあるのではないでしょうか?
ドーパミンは成功や達成感を感じると感じるときに分泌されて行動の動機付けを高めます。
メリットとしては、集中力と注意力の向上、記憶と学習能力の向上、運動神経の向上、感情の調整といったところでしょうか。
セロトニンは脳内でとても重要な役割を果たす神経伝達物質です。
幸せホルモンとも言われ、ドーパミンとノルアドレナリンのバランスを整えてくれます。
主なメリットはやはり気分の安定です。
さらに痛みの軽減、食欲調整力、認知機能の向上も確認できています。
セロトニンは夜になるとメラトニンと言う物質に変わり、睡眠をうまく促してくれます。
成長ホルモンは聞いたことあるでしょう。
効果は体の補修です。
痛んだ細胞を修復して、新陳代謝を活発にし、新しい細胞に入れ替えます。
疲労回復効果があり、免疫力すらも高めてくれる効果もあります。
もちろん筋肉や骨を強化し、若々しい体を維持します。
続きまして、BDNFですが、こちらはなかなか聞かない言葉ではないでしょうか?
BDNFは脳のタンパク質です。
有酸素運動すれば、BDNFが分泌されます。
記憶力、集中力、学習能力、実行機能、創造性、発想力などのほとんどの脳機能がアップするのです。
こんな凄まじい効果があるとは驚きです。
生まれつき頭が悪いとか、全く関係なく、誰でもきちんと運動すれば頭が良くなると言うことです。
最後にテストステロンです。
こちらは聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
テストステロンは無酸素運動によって分泌されます。
筋トレをしろということですね。
テストステロンは男性ホルモンであり、筋肉や骨を強化し、やる気の向上、自信の向上、積極性の向上、闘争心の向上が認められています。
いかがですか?
運動することによって、上記のような脳内物質が分泌されるわけです。
この効果を見て、効果が足りないと思えば、特にやらなくてもいいのですが、私にはそうは思いません。
あり余るほどの効果があると思います。
運動によって脳内物質が分泌されるわけですが、逆を言えばこれらをしなければ上記の恩恵を受けることができないということです。
運動をしないことで以下のデメリットが生じます。
- 不健康になる
- 頭が悪くなる
- 仕事力が低下する
- 感情が不安定になる
- 人間関係が悪くなる
- 太りやすくなる
- 寝れなくなる
- 消化機能が働かなくなり、体内で炎症が起きる
- 痛んだからの補修作業がないため、全身に炎症が起きる
- ストレスに弱くなる
- 痛みを感じやすくなる
- 体が動かなくなる
- キレやすくなる
- 病気になる弱くなる
- 認知症になりやすくなる
- 老化が進行する
- 代謝が落ちる
- 鬱傾向になる
これらのデメリットを見てもまだ運動を始めませんか?
運動が嫌いと言ってやらないのは、あまりにももったいないです。
運動=疲れると言うイメージを持っているからでしょう。
逆です。
運動は疲れたときにこそするものです。
運動して疲れてしまったと言うのは、運動の強度が強すぎるからです。
適度な運動で軽く汗を流す程度で充分です。
そして、運動しないで健康でいるなんてあり得ません。
それはあまりにも虫がいい話です。
運動をしないと死神があなたを呼びに来ます。
これは誇張した表現ではありません。
現実に起こる問題なのです。
体を動かして、脳内物質をたくさん分泌させて、最高のパフォーマンスを繰り広げられる体を目指しましょう。