少し前に流行りました。
16時間断食という言葉。
その名前の通り16時間食事をしないということが人体にとってものすごい効果を発揮するようです。
私も基本1日に1食しか食べません。
本日は16時間断食がなぜ体に良いのかについてお話ししたいと思います。
こちらの本をお勧めします。
そもそも1日3食と言うのは食べ過ぎに該当する量かもしれないのです。
食べ過ぎがずっと続くと内臓が疲れてきます。
全く休まることなくずっと動き続けることによって内臓の動きが鈍くなっていき疲れが溜まっていってしまうのです。
胃腸が疲れていくと消化機能も衰え、食べ物から栄養を吸収しづらくなってしまいます。
疲れやすかったり、だるかったり。
肌や髪のコンディションも低下していきます。
胸焼けや胃もたれ、食欲不振にも陥りやすくなります。
さらに、腸内環境も悪化し全身にダメージを与えてしまいます。
腸内で発生した有害物質を、血液に乗って、全身を回っていくのです。
免疫力も低下し感染症やアレルギー、がんといった病気に発展してしまうのです。
さらには肝臓にもダメージとなります。
肝臓の役割は体内に入ってきた栄養を必要なエネルギーに変えたり、エネルギーを蓄えたり、脂肪の消化吸収を助ける胆汁を作ったりと大忙しです。
この肝臓の機能が衰えてしまうと、老廃物が体に残ってしまいます。
すると、お酒がまずく感じたり、食欲が低下してしまったり、肝臓病などに変化していきます。
そのため、空腹の時間を体に与えることによって内臓を休ませるというのが16時間断食になります。
ものを食べない時間を作ることによって、食べ過ぎによる様々なから体を守ることができるようになります。
最後の食事から16時間を超えると体内でものすごいことが起きます。
それはオートファジーです。
オートファジーとは、細胞の中の古くなったタンパク質が新しく作り替えられると言う状態です。
体の不調や老化と言うのは、細胞が古くなり壊れることで起こる現象です。
それをオートファジーを起こすことによって細胞を新しく生まれ変わらせて、病気や老化の進行を食い止めると言うことになります。
空腹になると以下のような効果があります。
- 内臓の機能が高まる
- 免疫力アップ
- 血糖値が下がる
- 血管障害が改善
- 脂肪が分解
- 肥満が引き起こす問題が改善
- 細胞が生まれ変わる
- 体の不調が治る
- 老化の進行が改善
オートファジーによって生活習慣病の予防効果があります。
さらに、アルツハイマー型認知症の予防や感染症の予防効果もあります。
そして嬉しいのは肌や筋肉などの老化防止効果もあると言うのです。
やり方はとても簡単で16時間何も食べない時間を設けるだけです。
この際のポイントは、睡眠時間8時間を空腹時間に取り入れるということです。
睡眠時間を活用することにより、うまく16時間断食をすることが可能になります。
ここで16時間断食のちょっとしたポイントをお伝えします。
16時間断食の回数ですが、毎日やればもちろん効果はあります。
ですが週に1回週末だけでも充分効果ありますので少しずつ回数を増やしていくのがお勧めです。
空腹が耐えられない場合はナッツ類を食べてみてください。
実はナッツはとてもオススメの食べ物です。
素焼きのナッツを食べること。
ナッツは、低糖質で、良質な脂肪を摂取することができます。
血糖値が上がる速度も低いので腹持ちも良く満腹感も感じやすいです。
さらに驚くことにナッツに含まれている不飽和脂肪酸はオートファジーを活性化させることがわかっています。
つまり、ナッツ類は進んで食べた方が良いと言うことになります。
もしナッツ類が苦手であれば
- 生野菜サラダ
- チーズ
- ヨーグルト
であれば大丈夫なようです。
また、断食中は必ず水分をしっかりととってください。
ブラックコーヒーやお茶、ゼロカロリーのものを飲んでください。
16時間断食中のデメリットとして筋力の低下が考えられます。
筋力が低下すると、基礎代謝が低下してしまいます。
つまり、太りやすい体になってしまいます。
しっかりと適度な運動と筋トレをお勧めします。
16時間断食中ではなくても筋トレは人生に必須です。
しっかりと取り入れてください。
いかがでしたでしょうか?
16時間断食はデトックス効果が満載の最強のリセット術です。
週一回からでも構わないので、ぜひ取り入れてみてください。
きっとあなたの体は変わっていくはずです。