どうも。
効率人生研究家のSHOです。
『人生の最適化』というコンセプトで効率的に能力を底上げする方法などを主に発信して活動しています。
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本日の内容はネガティブな感情からたったの1秒で距離を取り冷静になれる方法についてです。
日常生活で頭の中にふと現れるネガティブな感情。
ネガティブな独り言があります。
- 無理かもしれない
- できないかもしれない
- 怖い
- あきらめたい
- どうしよう
- 大変だ
- つらい
この世に1度ネガティブな感情が頭の中に現れると負のサイクルが誕生します。
その負のサイクルとはとても厄介なもので普段できているようなことでさえも失敗に導かれてしまうことがあります。
こちらの本をぜひ見てみてください。
頭の中の独り言をチャッターと呼んでいます。
本日の内容はこちらの本から引用するのですが、頭の中のネガティブな独り言から、一瞬で距離を取る方法が書いてあるのです。
しかもとても簡単な方法でネガティブな思考から距離を取ることができるのです。
その方法と言うのは「他人の視点を手に入れる」ということです。
ちょっと難しいかもしれませんね。
もっと簡単に言うのであれば「ネガティブな感情を他者として捉える」ということです。
嫌な感情が頭の中をぐるぐる回ったとき、声に出して自分の名前で語りかける。
私SHOであれば「SHO、もう寝よう」どういった形で語りかけるのです。
こんなばかばかしいことでネガティブな感情と距離を取れるのかといったら実際にそうなるのだから不思議な話です。
つまり、他人のように自分に語りかけることで問題と距離を取ることが可能ということです。
「私」と呼ばないことによるパフォーマンスの向上が確認されています。
面白い実験があります。
大声でスピーチをするように被験者に依頼します。
なぜ自分には夢見た仕事に就く資格があるのかについて、聴衆の前で5分間のスピーチをしなければならないと告げます。
彼らには5分間のプレゼンテーションの準備をさせますが、まずメモをとってはいけないと言う制限があります。
そして、実際にスピーチをしてもらうのですが2つのグループに分けられます。
スピーチに対する不安を1人称の「私」を使って考えるグループ。
もう一つのグループは、1人称の「代名詞」と「自分の名前」しか使わないグループ。
そして実際にスピーチをしてもらうのですが、距離を置いた自己対話をした被験者は埋没した自己対話(私を使った対話)をした被験者に比べてスピーチなどで恥ずかしさや気難しさはあまり感じなかったと報告されました。
さらにスピーチの出来栄えについて、後で反芻することも少なかったそうです。
また、面白いことに距離を置いた自己対話をしたグループの方がスピーチのタスクをうまくこなしていることも判明されました。
このような自己対話はさらにすごい効果があります。
それは瞬時に視点を切り替えることができるということです。
ミシガン州立大学の心理学者ジェイソン・モーザーと著者は言葉と心理的距離に関わるレンズを利用し、距離を置いた自己対話がどれほど速やかに機能するのかを図る実験を考案したそうです。
これは脳に注目した実験になります。
心を掻き出すような写真を見るたびに、どんな気持ちになるのかを被験者に考えてもらうのですが、その際、埋没した言葉「私はどんな気持ちだろう?」と距離を置いた言葉「〇〇(あなたや名前)はどんな気持ちだろう?」のどちらかを使ってもらえます。
そして脳波計を使って脳内でどれほど速やかに心理的作用が働くのかを図るのです。
測定結果を見ると、距離を置いた言葉を使ったときの方が被験者の脳の感情的な動きは、はるかに小さかったそうです。
しかも、被験者が距離による安心感を覚えるのにわずか1秒もしないうちに感情的な動きに変化が現れたのです。
このようにネガティブな感情を他者として捉えることで、1秒もしないうちに自分の感情と距離を取ることが可能になります。
これはどんな生活でも役に立つ素晴らしい発見でしょう。
もし頭の中にネガティブな感情が発生したら試してみてください。
その感情について「私」ではなく「名前」「あなた」とつけてみてください。
1秒でその感情と距離を取ることができるようになります。