お金が貯まらない原因はキャッシュレス決済が「脳の痛み」を消しているから

お金が貯まらない原因はキャッシュレス決済が「脳の痛み」を消しているから

 

どうも!

コンビニで「水だけ買う」と固く誓ったのに、
レジではなぜか新商品のスイーツも一緒に会計している効率脳アドバイザーSHOです。
#脳のバグ解析中

 

脳科学・心理学・習慣設計をベースに、「人生のムダを減らす技術=効率脳」を毎日発信しています。

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「1万円」なのに、価値が違う?

さて。

いきなりですが、質問です。

 

あなたが財布から「現金1万円」で支払う時と、
スマホやカードで「キャッシュレス1万円」
を支払う時。

金額はまったく同じ「1万円」なのに、
支払う時の「心の抵抗感」が、ぜんぜん違いませんか?

 

現金だと「うわ、1万円札が消えちゃう…」と少し痛い。

でもキャッシュレスだと「ピッ」で終わり。
なんだか「痛み」が少ない。

 

もしあなたが「確かに…」と思ったなら、
それがあなたが「なぜかお金が貯まらない」ことの

最大の原因かもしれません。

今日は、キャッシュレス決済があなたの脳をハックし
あなたを「隠れ浪費家」に変えてしまう
恐ろしい心理メカニズムについてお話しします。

脳が感じる「支払いの痛み」とは?

僕たちの脳は「何かを得る喜び」よりも
「何かを失う苦痛」を強く感じるように設計されています。

これは心理学でいう「損失回避性」という性質です。

現金で支払う時、
僕たちは「物理的にお金が手から離れる」という
「損失」をリアルタイムで目撃します。

これが脳が感じる
「支払いの痛み(Pain of Paying)」です。

この「痛み」は、決して悪いものではありません。

むしろ僕たちの「無駄遣い」を防いでくれる
大切な「心のブレーキ」の役割を果たしているのです。

アメリカのある調査では、
買い物客は、現金で支払う時に比べて、
カードで支払う時のほうがチーズやポテトチップスのような
「買う予定のなかった贅沢品」を
カゴに入れてしまう傾向が強かった、
という結果が出ています。

つまり、
「支払いの痛み」が少ないカード払いだと、
僕たちの脳のブレーキは効かなくなり
「まぁ、いっか」と
無意識に財布のヒモがゆるゆるになってしまうのです。
#支払いの痛みは家計の守護神

衝撃の事実:カード払いは「価値」を2倍にする

「ブレーキが効きにくくなる」
これだけでも十分怖い話ですが、もっと恐ろしい実験データがあります。

マサチューセッツ工科大学(MIT)で行われたある実験です。

学生たちに、
人気のバスケットボールの試合のチケットを
オークション形式で買ってもらいました。

その際、学生を2つのグループに分けます。

Aグループ:
「支払いは現金のみ」

Bグループ:
「支払いはクレジットカードのみ」

と伝えたのです。

さて、両グループの入札額は いくらになったと思いますか?

結果は、驚くべきものでした。

Aグループ(現金払い)の平均入札額は
「約28ドル」だったのに対し、

Bグループ(カード払い)の平均入札額は
なんと「約60ドル」!!

カード払いだと伝えただけで、
現金払いの【2倍以上】の金額を 平気で支払おうとしたのです。

これは僕の考察ですが、
脳科学的に見ても非常に合理的です。

クレジットカード払いは
「モノを手に入れる喜び(ドーパミン)」と
「お金を失う痛み(扁桃体や島皮質の反応)」を
時間的に切り離します。

「買う」という喜びは「今すぐ」手に入るのに
「支払う」という痛みは「1ヶ月先」にやってくる。

脳は「今すぐの喜び」を過大評価し、
「未来の痛み」を過小評価するクセがあります。
(これが時間的割引という脳のバグです)

カード払いは、
この脳のバグを完璧にハックしているのです。

だから僕たちは、
「カードなら、まぁいっか」と、
モノの価値を2倍以上に見積もり、
平気で高い買い物をしてしまうようになってしまうのです。
#カードは脳のバグ利用ツール

結論:「脳のバグ」を知り、対策せよ

もうお分かりですね。

キャッシュレス決済の普及は、
僕たちの「支払いの痛み」という
ブレーキを奪い去りました。

「便利さ」と引き換えに、
僕たちは「無駄遣いしやすい脳」に
なってしまったのです。

「じゃあ、カードを全部ハサミで切って、現金生活に戻れっていうの?」

いいえ、そんな必要はありません。
僕もキャッシュレスは大好きです。

大事なのは、
この「脳のバグ」の存在をハッキリと「知る」こと。

そして、意識的に「対策」を打つことです。

「でも、具体的にどうすればいいの?」

「“支払いの痛み”を、 キャッシュレス社会で どうやって取り戻せばいいの?」

ご安心ください。

そのための「完全な設計図」を用意しました。

僕のYouTubeチャンネルの
メンバーシップ会員限定記事では、
あなたが「キャッシュレス貧乏」の呪縛から解放され、
無駄遣いを科学的に防ぐための、
具体的な「脳ハック」の全技術を徹底解説します。

これはあなたが「なんとなくお金が貯まらない」状態を卒業し、賢くテクノロジーを使いこなすための「処方箋」です。

▶ 有料記事『【完全版】ムダ遣いを科学的に止める。「支払いの痛み」をハックする全技術』はこちら

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【追伸】
僕も早速、
「支払いの痛み」を取り戻そうと、
最近はできるだけ現金を使うようにしてみました。

その結果 財布が小銭とレシートでパンパンになり、
ズボンのポケットが不自然に膨らむという、
別の「痛み」を手に入れました。
#物理的な痛み

それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

参考書籍

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