保険を不幸なギャンブルにしないための最低限入っておきたい保険を紹介します。
こちらの本から抜粋します。
このお金の大学は、両学長と言うユーチューバーさんから、あまりにも有名になって出版された本です。
お金についてのお話であれば、かなり有名な方になりました。
入っておきたい保険、その1。
生命保険です。
これは自分に万が一があった場合の教育や、生活費を保障するための保険。
目安としては、子供が大学卒業するまでの年数だけ掛け捨て入ることをお勧めします。
自分が動けなくなった場合でも大丈夫なほどの貯金がある場合は、もちろん不要。
ちなみに、絶対に貯蓄方には入らないでください。
貯蓄型はぼったくりの投資信託です。
貯蓄型と言いつつも、お金は自由におろすことができない。
年数がたたないと、元本割れもする。
月々の支払いも高く、必要な時に使えないお金で運用利率も悪いです。
それならその分貯金と自分で投資したほうがよっぽど利率は良いでしょう。
入っておきたい保険、その2。
収入保障保険です。
もし働けなくなってしまった場合に月々に支払われる保険です。
例えば、交通事故に遭ってしまって、半身不随になってしまった。
そういった時、家族がしっかりと食べていけるように支払われる保険です。
簡単な計算をすると。
住宅ローンを組んでいる方は、団体信用生命保険に加入しているはずです。
この保険は契約者が亡くなった場合、残りのローン全額が支払われる保険となります。
高度障害状態になった時も、保険金が払われることになります。
自分が死んでしまった場合や動けなくなってしまった場合、残りの住宅ローンはチャラ。
そして、残された奥様と子供が暮らしていくためには、遺族年金が支払われます。
仮に遺族年金が月々100,000円としましょう。
ここで収入保障保険の登場です。
この100,000円+収入保障保険で賄うのが目的です。
住宅ローンなし、子供と奥さん1人が暮らすのに+ 100,000円もあれば大丈夫ではないでしょうか?
奥様も少しパートに出て、遺族年金と収入保障保険で200,000であれば最低限の暮らしをしていけると思います。
入っておきたい保険、その3。
自動車保険です。
自動車保険で最低限入ってきたのは、対人事故と対物事故です。
簡単に言えば、人を轢いてしまった、車同士でぶつかってしまったと言う事故です。
この事故は人生を狂わせてしまう事故になります。
もし死亡事故であったり、重度の障害を負わせてしまった場合は、損害賠償は億単位になることも珍しくありません。
そのため、自動車保険は対人対物は無制限は絶対だと思ってください。
万が一に備えて、弁護士特約と自転車賠償特約も安いのでつけておくと良いです。
車両保険は入らなくても大丈夫です。
市場価値がとても高い車や新車に乗っているのであれば、少しは意味は持つかもしれませんが、買ったばかりで全損したなんてこともあり得る話です。
しかし、車両保険に加入するだけで、年間の保険料は100,000円ほどアップするんです。
保険を使えば等級はダウンします。
そのダウンは1年に1等級しか上がりません。
そして、その等級が戻るまで年間50,000円ほど保険料がです。
簡単に言えば、もしどこかにぶつけてしまって、修理費が100,000円。
車両保険を使用して3等級ダウンした場合は結果150,000円で修理したことになります。
そして車両保険に入っただけで年間100,000円ずつ損してることにもなります。
よく考えてください。
車の価値は年々下がっていきます。
車の価値が下がれば車両保険が適用できる金額も下がっていきます。
1,000,000円で買った中古車でも数年経って車の価値が下がれば、いくら事故を起こしても車両を補償する金額は数万円しか出ないと言うこともあります。
車両保険に入る予定だった金額をその分貯蓄や投資に回して、万が一に支払いができる状態を作ることをお勧めします。
そのため、車両保険は入らないほうがいいです。
入っておきたい保険、その4。
火災保険です。
火災保険とは、家の火災や風水害による損害を補填する保険です。
賃貸でも補償と掛け金のバランスは合っていますし、持ち家なら加入義務があります。
家を買って家事でなくしても、住宅ローンが残ってるなんて人生詰みなので、これは絶対入りましょう。
おきたい保険、その5。
医療保険です。
これは入院費や手術費が保障される保険です。
ですが、これには少しコツがあります。
そもそも、国が準備した公的な医療保険制度が存在します。
万が一高額な医療費が請求された場合、その負担額上限がしっかりとあるのです。
その名も高額医療費制度。
1ヵ月の自己負担上限額は約100,000円、正確には80,000円強に抑えることができます。
※差額ベッド代や先進医療の技術料は含まれてはいません。
なので、ここでは月に100,000円、また月をまたいたとして多めに見て200,000円の自己負担限度額を払って、その出費が生活を揺るがすほどの大きなダメージとなるようであれば医療保険に入ることをお勧めします。
以上、最低限入っておきたい保険5選でした。
こちらの本をぜひ読んでみてください。
お金の問題について、一気に解決に導いてくれるはずです。