人間関係には6つの考え方がある。
このように教えてくれるのが名著『7つの習慣』です。
人間関係は生きる上で切っても切り離せない関係です。
かの有名なアドラー心理学の提唱者アルフレッド・アドラーはこう言います。
「すべての問題は人間関係にある」
現に振り返ってみると、様々な問題は人間関係から発展しているようにも思います。
今回は人間関係の6つの考え方からべストの人間関係の考え方についてお話ししたいと思います。
7つの習慣では人間関係は6つの考え方があるといいます。
- win-lose
- lose-lose
- win-win
- lose-win
- win
- win-win or no deal
win-lose
は、相手を負かして自分が勝つことが大切だと言う考え方です。
誰かを押しのけて自分が幸せになると言う考え方です。
lose-lose
は、相手を負かしたいと言う考えが強すぎてしまったために起こってしまう考え方です。
相手をまかすことだけを考えてしまいます。
そして、自分の望むものでさえ見失ってしまい結局全員が傷ついたり何かを失ってしまう結果が残ってしまう考え方です。
win-win
は、自分も相手も納得のいく結果を目指す考え方です。
競争ではなく、みんなで力を合わせてから幸せになるという考え方です。
lose-win
は、相手を喜ばせるために自分の気持ちは優先しないという考え方です。
相手のために自分の気持ちは優先しないという考え方です。
win
は、自分の幸せだけを目指す考え方です。
これは自分以外はどうなっても関係がないと言う考え方になります。
win-win or no deal
は、どちらも納得がいく結果を目指すけれどもうまくいかなければひとまず見送ると言う考え方です。
no dealとは取引しないと言う意味です。
もうおわかりでしょう。
この中で目指すべき考え方とはwin-winです。
敗者がいてはいけません。
winのみだと誰かから力を借りることも信頼環境を作ることもありません。
no dealはwin-winが前提の考え方です。
win-winは互恵とも言います。
お互いに恵み合う関係ということです。
さて、人間関係はwin-winがベストであることがわかりました。
次はwin-winを叶える条件というのがあるので紹介します。
それは思いやりと勇気と豊かさマインドです。
自分のwinを叶えるためのに必要なのが勇気です。
相手のwinを叶えるために必要なのが思いやりです。
豊かさマインドと言うのは、すべての人が幸せになれると心から信じる気持ちです。
競争ではありません。
競争で誰かが不幸になると言うことではなく
幸せとは全員に行き渡るだけたっぷりあると考えるのです。
そしてwin-winで、お互いに納得いく結果が出なければ、結果を出さない=No Dealということも頭に置いておきましょう。
誰かが負けるような結果を出す可能性があるのであれば一旦結果を出さない。
今回は見送ると言う選択が最善の時もあると言うことです。
話をする前には、1番初めに「良い結論が見つからなかったら、話し合いを見送ろう」と、約束しておくことがお勧めです。
そのような方法があると知ることで、安心感につながりお互い意見も言いやすくなり新しいアイディアも出やすくなるのです。
人間関係は、win-win。
ぜひチャレンジしてみてください。