【7つの習慣】人間関係はまず理解し理解されるが鉄則

「すべての問題は人間関係から始まる」

アドラー心理学の提唱者アルフレッド・アドラーはこう言いました。

この言葉には妙な説得力があります。

確かに振り返ってみれば、様々な問題は人間関係から起因しているものが多いと感じます。

 

7つの習慣と言う名著があります。

成功のためには、7つの習慣を継続することが必要であると説く本です。

世界的ベストセラーで必ず一読したほうがいいと思える本です。

 

その中で人間関係について書かれているところがあります。

有効な人間関係を作るためにはある法則があるとのことです。

 

それはまず相手を理解し自分が理解されるという順序を守りなさいということです。

 

人はまず自分のことを理解してほしいと考えてしまう癖があります。

つい相手の話を聞くときには自分の視点で反対したり、賛成したりするなど評価をしてしまうことが多くなってしまいがちではないでしょうか?

相手の話を聞きながらも自分の経験に基づいてアドバイスをしたりしてしまいます。

 

しかし、これでは相手の心を開くことができません。

夏なら相手も自分を理解してほしいと思う気持ちが強いからです。

 

そのためまず相手とのコミュニケーションでは相手の話をしっかりと聞くということを意識してください。

 

相手の話を聞くレベルというものがあります。

 

  • レベル1 相手を無視すること
  • レベル2 聞くふりをすること
  • レベル3 選択的に聞くこと
  • レベル4 集中して聞くこと
  • レベル5 相手に共感しながら聞くこと

 

です。

 

もちろんレベル5の相手に共感しながら聞くことが最も重要です。

 

相手を理解しようとし、まず相手の身になって聞いてみるのです。

そのためには、相手の視点で物事を考える必要があります。

相手が話すことをまるで自分の頭の中で想像するかのように聞くことです。

 

相手の心を開くような聞き方をしてみましょう。

 

ステップ1

相手の言葉をそのまま繰り返す。

言葉の語尾を覆しのように繰り返し話すことによって、相手は自分の話をしっかりと聞いてくれると言う感覚を得ることができます。

 

ステップ2

自分の言葉に置き換える。

相手の言葉を自分の言葉に変えて返します。

 

ステップ3

相手の気持ちを言葉にする。

相手の言葉の奥にどんな気持ちがあるのかがわかってきたらそれを言葉にして返してあげましょう。

 

ステップ4

自分の言葉に置き換えながら気持ちにも触れる。

これはステップ2と3を組み合わせたものです。

難易度は高いですが、相手の言葉を自分の言葉に置き換えた後にその奥にどんな気持ちがあるのかを言葉にして返してみます。

 

聞き上手になるためには、上記のステップで、純粋に相手の心に耳をすますことが大切なのです。

 

まずは聞き上手になって相手を理解すること。

そして、相手を理解しその後に自分を理解してもらう。

 

この順番を念頭に置いて、相手と話をしてみてください。

 

きっと、今までの人間関係とは違う人間関係が構築されていくはずです。

 

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