あなたは人付き合いが上手な方ですか?
私は人付き合いが上手くありません。
なので、友人はいないです。
ですが、人は孤独でいることによって、脳の機能が低下してしまうと言うデメリットを持っています。
孤独が人に悪影響を与えると言う事は、以下のブログに書いてありますので、ぜひご覧ください。
孤独という状態は体内で炎症を起こし、やがて脳機能の低下を招く
そして、どんな人でも簡単に親密さを上げる3つの方法と言うものをご紹介させていただきました。
これも以下のブログに書きましたので、ご覧ください。
人間関係が苦手なあなたへ!相手と簡単に仲良くなれる3つの方法
相手と親密になるための方法は
- 接触時間
- 同期行動
- 互恵
でしたね。
ここで面白かったのが互恵です。
あまりなじみのない言葉なので、わからない方も多くいらっしゃるでしょう。
互恵とは、お互いに与え合うこと。
相互に利益を与え合うこと。
つまりWIN-WINの関係でいることでした。
ギバーになれ。
つまり、与える人にあなたからなってくださいということでしたね。
ですが、ここでつまずいてしまう人はつまずいてしまいます。
何でつまずいてしまうのか?
それは
「私には、何も与えられるものがない」と言う現実に直面してしまうのです。
今日はそんなあなたにでも誰にでも与えられる最強のプレゼントをご紹介したいと思います。
こちらの本をお勧めします。
誰でも相手に与えられるもの。
それは一体何でしょうか?
互恵は相互に利益を与え合うことでした。
さて、どんな利益をあなたは与えられるのでしょうか?
あなたはもう既に持っています。
誰にでも相手に与えることができる最強のプレゼントと言うものがあります。
その答えは信頼です。
相手に信頼を与えることこそが、最強のプレゼントとなるのです。
と、いっても。
相手に信頼を果たして、どういう風に与えればいいのか?
と言う壁にぶつかりますね?
実は、これも超簡単に与えることができるものがあります。
信頼を与えるためには、セルフディスクロージャーを活用するのです。
最強のプレゼントである信頼を相手に与えるためには、自分の悩みや真実を打ち明けるセルフディスクロージャーが効果的です。
自分の悩みや本当のことを相手に話せば「私はあなたを信頼しているから、ここまで話せる」と言うシグナルとして相手に働きかけます。
そうすると、相手はどんな心理状況になるのか?
返報性の原理が働くのです。
つまり、自分の情報を開示することによって、相手も返さなくてはと言う原理が働き始めます。
この返報性の原理と言うのは、とても強力な法則です。
相手の脳に強く働きかけます。
そして、恐ろしいのは相手が意図しないものに対しても、返報性の法則が働くのです。
この法則をうまく利用して、互恵を築いていくと言うことになります。
ここで、耳寄り情報をひとつ。
効果的な自己開示の内容をご紹介したいと思います。
社会心理学者のゲイリー・ウッド氏による古典的な研究です。
博士はセルフディスクロージャーを効果的に活用するために、10パターンの話題を用意しました。
私がお勧めした本「最高の体調」の中で紹介していたので、引用させていただきます。
- お金や健康に関する心配事
- 自分がイライラしてしまうこと
- 自分が幸福だったり楽しいこと
- 自分が改善したいこと
- 自分の夢や目標
- 自分の性生活について
- 自分の弱点やマイナス面
- 自分が怒ってしまうこと
- 自分の趣味や興味があること
- 自分の恥ずかしい体験や罪悪感を感じたこと
『最高の体調』 著者:鈴木祐 P139より引用
上記の話題をすることによって、相手の友達ランキングを上げる効果を持っています。
もし話題に困りましたら、上記の内容から何か1つ選んで相手に話しかければ良いのです。
相手に信頼を与えること。
そのためには、まず自分から情報を開示すること。
その情報は、上記の10個の中から使うことによって、効果的に相手の友達ランキングを上げることができます。
何も難しい事はありません。
ぜひセルフディスクロージャーを活用して、お互いに利益を与える関係を作ってみてください。