あなたの脳がトラブルを呼ぶ?人間関係を壊すバイアス6選

あなたの脳がトラブルを呼ぶ?人間関係を壊すバイアス6選

 

どうも、効率人生研究家のSHOです。

僕は普段、「脳のクセを知って、人生をもっとスムーズにする」というテーマでブログやYouTube、メンバー限定の深掘りコンテンツを発信しています。

 

おかげさまで、YouTubeチャンネルの登録者も1800人を突破し、日々たくさんの方からご相談やフィードバックをいただいています。

目標は登録者1万人

そのために、今日も全力で脳と行動の最適化について語らせてください。

 

 

今回のテーマは「見えない“思考のクセ”が人間関係を壊している?」ということについてです。

 

職場やプライベートで「なんだか最近、あの人とうまくいかない」と感じたことはありませんか?

実はその原因、相手ではなくあなたの“脳の設定ミス”かもしれません。

 

人間の脳には、“見たいものしか見えない”という思考フィルター=バイアスが備わっています。

これは進化の過程で生まれた省エネ機能であり、判断を速くする代わりに、人間関係では大きな落とし穴にもなるという側面があります。

 

とある心理学の研究では、「人間の判断の80%は直感的なものであり、そのうちの多くは過去の経験や無意識のルールに基づいて行われている」とされています。

つまり、あなたが“正しい”と思っているその行動が実は相手にとっては「誤解を生む行動」だった──なんてことも、よくある話なのです。

 

今回は、誰もが無意識に陥っている“人間関係クラッシャーなバイアス”を6つピックアップし、「どうすれば気づけるのか」「どうすれば防げるのか」を、効率脳研究ラボ的視点でわかりやすく解説していきます。

 

そして…実はこの“バイアス”には、さらに深くて厄介な7つめ以降の思考のクセが存在します。

これはメンバー限定記事(SHO’s Study Log)にてご紹介しますので、最後まで読んで気になった方は、ぜひ続きをご覧ください。

 

 

1. 過度の一般化バイアス 〜「昔の成功が今も通用する」と思ってない?〜

人は一度うまくいった方法を、別の場面でも“正解”として使いたくなる生き物です。

この思考のクセを「過度の一般化バイアス」と呼びます。

 

たとえば、前の職場で成果を上げた方法を今の職場にそのまま持ち込んで「え?なんで評価されないの?」と戸惑う…。

これはまさにこのバイアスが原因です。

 

とある認知心理学の実験では、「環境が変わると正解も変わる」とされ、“過去の成功体験は、時として成長を妨げる”とも言われています。

 

大切なのは、「このやり方が“なぜ”通用したのか?」と理由を問い直す習慣。

再現性のある成功は、思考の柔軟さから生まれます。

 

 

2. ダニング=クルーガー効果 〜自信満々な人ほど、危うい?〜

「自分はできてる」と感じている時ほど、注意が必要です。

これはダニング=クルーガー効果と呼ばれる、自己評価のズレによる思い込みです。

 

ある研究では、能力の低い人ほど自己評価が高く、逆に能力の高い人は「まだまだ足りない」と自覚している傾向があることがわかっています。

「無知の知」が、成長のスタートラインなのです。

 

もしあなたが「最近うまくいってるな」と感じているなら、ちょっとだけ立ち止まってみてください。

それは、成長ではなく“慢心”のサインかもしれません。

 

学び続ける人は、謙虚です。

効率よく伸びる人ほど、「今の自分はまだ通過点」と捉えて、アップデートを怠りません。

 

 

3. 妄想バイアス 〜「きっと正しい」と思い込んでいませんか?〜

「いや、これは絶対にこうに違いない」──そんなふうに、自分の直感だけを信じて突っ走ること、ありませんか?

このように都合の良い情報だけを集め、反対の証拠には目をつぶる現象を「妄想バイアス」と呼びます。

 

心理学では「確証バイアス」とも言われ、感情が先行すると、脳は論理より“安心できる答え”を優先してしまう傾向があることが分かっています。

 

たとえば、「彼はきっと私のことが好きに違いない」と思い込むと、少し親切にされた瞬間に「やっぱり!」と結論づけてしまう。

 

ここで大切なのは、“好き・嫌い”ではなく「数字」「客観」「第三者の視点」を持つこと。

感情よりも、事実を積み重ねるクセをつければ、思考は自然と鋭くなります。

 

 

4. 所有物過大評価バイアス 〜捨てられないのは、執着のせい?〜

「これは高かったから…」「せっかく買ったから…」

──そんな気持ちで、使っていないモノを溜め込んでいませんか?

 

人は、自分が所有しているものに実際以上の価値を感じる傾向があります。

この心理的傾向を「所有物過大評価バイアス」と言います。

 

これはモノに限った話ではありません。

自分の考え方、過去の方法、昔のルールにも、私たちは無意識に“価値”を盛ってしまうのです。

 

捨てられないのは、モノではなく「思い」への執着。

「もったいない」は、時に変化のブレーキになることもあります。

 

成功し続ける人ほど、「昨日の自分」をあっさりと手放せる。

変化に強い人は、“進化に不要な過去”を潔く整理できる人です。

 

 

5. 機会費用誤認バイアス 〜「その時間、誰と何してる?」〜

「まぁ、今日はこれでいっか」

──その“選択のクセ”、実はもっと大事な何かを見落としているかもしれません。

 

機会費用とは、ある選択をしたことで他の選択肢を失うコストのこと。

そしてこの「失っているかもしれない価値」に気づけない状態が、機会費用誤認バイアスです。

 

たとえば、「なんとなく毎週参加してる飲み会」

楽しいかもしれませんが、実は「読書1冊」「副業1時間」分の可能性を捨てているかもしれない。

 

大切なのは、「今していること」と同時に「していないこと」にも価値があると理解することです。

未来を変える人は、「今この1時間に何を投資するか?」を真剣に考えている人です。

 

 

6. モラルライセンシング 〜努力した後ほど、サボりたくなる心理〜

「昨日は頑張ったから、今日はいいよね」

──この思考、意外と多くの人がやられています。

 

このように、“いいこと”をしたことで“悪いこと”が許されると無意識に感じる現象を、モラルライセンシングと呼びます。

心理学の実験でも、環境に配慮した行動をした後ほど「贅沢な消費」を選ぶ傾向があることが明らかにされています。

 

問題はこのループが、努力の成果を自ら帳消しにしてしまうことです。

「やったから休む」ではなく、「積み上がってるから進む」という発想に変える。

継続する人は、報酬を「外」ではなく「未来の自分」に設定しています。

 

 

SHOのひとこと 〜僕も“思い込み”に振り回された〜

正直に言うと、僕自身も昔はバイアスにどっぷりハマってました。

 

「こうすればうまくいく」「この人はきっとこういうタイプ」

そんな“決めつけ”が原因で、人とのすれ違いや失敗を何度も繰り返しました。

 

でもある時、自分の考えを一度疑ってみる

ようにしたんです。

「それ、本当に正しい?」って。

 

すると、人間関係も仕事の成果も、不思議なくらいスムーズに進み始めた。

それは、自分の“脳の設定ミス”に気づけたからだったんですよね。

 

バイアスを完全に消すことはできないけど、気づくことはできる。

そしてその「気づき」が、人生の流れを変えてくれます。

 

 

まとめと行動提案 〜あなたの脳に、余白をつくろう〜

今回紹介した6つのバイアスを、もう一度振り返ってみましょう。

 

  • ✔️ 過度の一般化バイアス
  • ✔️ ダニング=クルーガー効果
  • ✔️ 妄想バイアス
  • ✔️ 所有物過大評価バイアス
  • ✔️ 機会費用誤認バイアス
  • ✔️ モラルライセンシング

 

どれか一つでも「あ、それあるかも」と思った方は、もうすでに第一歩を踏み出しています。

大切なのは、自分の思考にツッコミを入れる“観察力”を育てること。

 

そして、思考のクセは習慣で変えられます。

この記事が、あなたの中の“自動反応”を見直すきっかけになったら嬉しいです。

 

実は今回ご紹介したバイアスは、まだ“入り口”に過ぎません。

この先には、もっと深くて厄介なバイアスや、それを乗り越えるための「脳から始めるトレーニング法」があります。

 

この続きは、メンバー限定記事(SHO’s Study Log)で公開中です。

✅ 深掘りテーマ:「考え方が変わると人生が変わる。思い込みを外す7つの方法」

・公平世界仮説の罠と抜け方
・思考を“観察する”ための3つの質問
・SHO式・バイアスリセットトレーニング ほか

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読んでいただき、本当にありがとうございます。

これからも、あなたの“効率よく、豊かに生きるヒント”を全力で届けていきます!

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