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人間関係に疲れるのは“脳のムダ使い”?|関係をリセットして人生が整う効率脳の戦略
どうも、効率脳研究家のSHOです!
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「なんか最近、人間関係に疲れてるかも…」
「誰とでも仲良くしなきゃ、と思えば思うほど消耗する」
そんな感覚がある方へ、今日は“効率脳”の視点から大切なことをお話しします。
実は人付き合いで消耗するのは「あなたの性格のせい」ではありません。
脳のリソース(認知資源)が無意識のうちに“処理しきれない関係”に奪われているからなんです。
本記事では、脳科学・心理学の知見から
「人間関係を“整理”することがなぜ正解なのか?」を明らかにしながら脳の負担を減らしながら“良い関係だけ残す”シンプルな選び方までお届けします。
1. 「人間関係に疲れる」は脳のメモリがパンクしてるサイン
たとえば、スマホでアプリを開きすぎると動きが遅くなりますよね。
あれと同じことがあなたの脳でも起こっているかもしれません。
「久しぶりだけど連絡すべきかな…」
「誘われたけど、気が進まないな…」
このような“迷い”が起こるたび、脳は無意識にメモリ(ワーキングメモリ)を消費しています。
私たちの脳は1日に処理できる情報量が限られており、とくに「人間関係の情報」は最も複雑で負荷が大きい分野のひとつ。
会話の内容、相手の感情、自分の印象、次の行動…。
それらすべてを瞬時に読み取り、記憶し、判断する必要があります。
そのため、付き合う人の数が多いだけで脳のパフォーマンスは低下していくのです。
これは“優しい人”ほど陥りやすい落とし穴。
「誘いを断れない」「気を使いすぎる」「悪く思われたくない」という感情が、脳に余計なタスクを生み出してしまうのです。
でも、あなたが悪いわけではありません。
脳がムダにエネルギーを消費しているだけ。
このエネルギーを「本当に大切な人たち」だけに使えたらどうなるか?
2. 脳が処理できる“適正な人間関係数”とは?
人間関係は多ければ多いほど良い──
そう思い込んでいた時期が、僕にもありました。
でも、それは脳のスペックを無視した幻想です。
実はイギリスの人類学者ロビン・ダンバー氏によると、人が安定的に関係を維持できる人数は最大150人まで。
これを「ダンバー数」と言い、脳の前頭前皮質のサイズ(人間関係を処理する領域)と相関しています。
でも実際に深い信頼関係を築ける人の数はせいぜい5〜15人。
「連絡を取る」「話したいと思える」「気を使わず会える」──
そんな関係は30人いれば十分というのが現実的な目安なのです。
なのに僕たちはSNSの「フォロワー数」や「昔からの付き合い」に縛られて今の自分に合わない人間関係まで残しがち。
これでは、脳のメモリは常にフル稼働状態…なのです。
3. 人間関係を減らすのが怖い理由
「付き合いを整理したほうがいい」とわかっていても、それができない理由はシンプルです。
“嫌われたらどうしよう”という恐怖。
この恐怖は脳の「扁桃体(へんとうたい)」という不安センサーが過剰に反応しているサインです。
つまり、あなたの優しさと脳の防衛本能の共同作業。
でもここで一つ、問いかけたいことがあります。
──あなたが大切にしたいのは、誰かに嫌われないことですか?
それとも。
自分らしくいられる毎日ですか?
今はもう“誰とでも仲良くする”時代ではありません。
これからは「誰と、どんな時間を過ごしたいか」を自分で選び取る時代。
その選択が脳のリソース配分を最適化し、あなたの人生全体の質を底上げしてくれるのです。
▼この先は、“再構成テンプレート”で整える
本記事では「人間関係を減らしても大丈夫」という認知のアップデートをお届けしました。
でも、実際にリセットしようとすると、こうなります。
- ✔「どこまで切っていいのか」わからない
- ✔ 気まずさ・罪悪感が邪魔をする
- ✔ 新しい出会いをどう作ればいいのか不安
そんな悩みを解決するために、有料記事では“人間関係を整える8週間プログラム”を公開しています。
- ✔ 脳のリソース配分に基づく「関係の分類テンプレ」
- ✔ 自分にとっての“合う人・合わない人”の見極め方
- ✔ 実際の予定・イベントから関係性を評価する方法
- ✔ 手放す・育てる・保留の具体的アクション例
- ✔ “断る力”と“新しい関係を迎える器”を同時に育てる戦略
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まとめ|脳を疲れさせない“人間関係の選び方”
- 脳の処理限界を超える人間関係は、見えないストレスの原因になる
- 「数」ではなく「質」を選ぶことで、人生の本質が整い始める
- 減らすことは冷たさではなく、“自分を大切にする力”の証
あなたの時間とエネルギーはもっと価値のあることに使える。
だからこそ僕はこう伝えたいのです。
「関係性もまた、“仕組み”で整えることができる」
それでは最後にいつもの言葉で締めくくります。
『今日1日をモノにしよう』
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!