あなたは人に好かれたいと思いますか?
人間関係が得意ではない。
だからこそ、なるべく楽な人間関係を築きたい。
そのためには、ある程度人に好かれる必要があるかと思います。
人に嫌われて生きるより、人に好かれて生きる方がよっぽど良いでしょう。
本日は、人に好かれる原則を紹介します。
こちらの本をお勧めします。
上記の本は、人間関係の先駆者デール・カーネギーと言う人が15年かけて作った本です。
彼が開催していた話し方講座で彼が学んだのは、『受講生に必要なのは対人関係の技術だ』と言うことでした。
そして、心理学や哲学など、大量の知識を集めたそうです。
彼は話し方講座を初めて25年、対人関係の教材作りを始めて15年の時を経て完成したのが上記の『人を動かす』と言う本です。
この本には、頭を動かすための様々な知識が書いてあります。
その中に、『人に好かれる6原則』と言うものがあります。
その中でもこれは格別効果が高いと言うものについて簡単にお話しします。
人間関係は努力から成り立つ
まず1番初めにお伝えしたいことがありますが、人間関係と言うものはただなんとなく生きているだけでできていくものでありません。
人間関係は努力して、自分の力で作っていくものなのです。
多くの人がこれに勘違いをしています。
気がついたら、自然と人間関係ができているのではなく、家族であれ、友人であれ、職場であれ、自分の努力から成り立つものです。
- 嫌われちゃったかな?
- 喜んでくれたかな?
- 今度はこう言ってみよう
- 悩みを打ち明けてみよう
- 今度はしっかりと受け止めてあげよう
- 余計なことを言うのはやめよう
様々な場面でいろいろなことを考えて、自分で選択をしながら人間関係を築いていくのです。
まずはこの前提をしっかりと忘れないようにしましょう。
そして人から好かれるための原則をお伝えします。
純粋な関心を寄せる
まずは相手に関心をすることが大切です。
この関心を寄せると言うことについてその方法を熟知している達人がいます。
相手に夢中になり、行為を振りまき、決して見返りを得ようとしない。
世の中で最もその道に優れている達人です。
その正体は犬です。
犬はただ無心に人に慕うだけで、人に愛され、世話をしてもらうことができます。
あなたもどうでしょうか?
犬がずっとあなたを見つめてきて、近づいてきて、いつでも味方でいてくれる。
犬の関心にきっとメロメロになっているはずです。
相手の関心を惹こうとするのではありません。
相手に純粋な関心を寄せる方が、遥か多くの友を得られるのです。
ちょっとした面白いデータです。
ニューヨークのとある電話会社で『どんな言葉が最も使われているか?』の研究をしたところ、500通話のうち、『私』という言葉が、3990回も使われていました。
つまり、人は常に自分にしか関心がないのです。
自分が関心を寄せないのに、相手から関心を得ようとする通りはないと言うことです。
聞き上手になる
人はつい自分の話ばっかりしてしまいます。
先ほどお伝えしたように、自分にしか関心がないからです。
その本能をうまく利用してあげましょう。
相手が気持ちよくお話ができるように、どんどん話させていくことがとても効果的です。
相手が話したい言葉を気持ちよく話させると言う事は、相手の自己重要感を刺激していると言うことです。
とにかくたくさん話を聞きまくりましょう。
すると相手からは、あなたは『話し手』と言う印象を持たれること間違いないでしょう。
意外と相手の話をじっと聞く、関心を持って心から聞くと言う事は難しいことなのです。
その場を盛り上げようとして、自分のことばかりを話したり、相手の話を聞かなかったり、相手の意見を最後まで聞かなかったり、つまらないと感じたら途中で遮って口を挟んだり。
こういうことをしてしまえば、相手に悪印象を与えてしまいます。
聞き役に徹すること。
途中で自分の意見や判断を挟まないで、ただ耳を傾ければいいだけです。
まずはトレーニングだと思って、いろいろな方の話を聞いてみると良いでしょう。
きっと相手は気持ちよく話し続けることでしょう。
相手の関心事を話題にする
先程の聞き役に徹する、からさらにレベルアップです。
相手が最も興味を持っていること関心を持っていることを話題にしてあげましょう。
人間は、自分自身に関することに1番関心を持つ生き物です。
名前や関心事、重要感など自分に関わることのみが大切なのです。
であれば、相手が関心のあることについての話題は振り、じっと耐えて聞き役に徹するのがベストです。
もしその関心ごとに興味がなければ、その人をきっかけにどんどん聞いてみましょう。
すると相手は喜んで話し続けます。
心から賞賛する
人の好意に対して、最も重要な法則。
『相手に常に重要感を持たせる』と、いうことです。
人は誰しも自分が重要な人間でありたいと言う強い欲求を持っています。
誰しもが認められたいのです。
だからこそ、関心を持つことが大切なのです。
心に関心を持つことができれば、何かを褒める時もおのずと心から賞賛することができるようになります。
人は本当の賞賛を欲しがっています。
心からの賞賛に飢えているのです。
自分は重要な人間であると伝えてくれる人に対しては、驚異的な好意を寄せることになります。
相手の関心事を話題にして、心から賞賛する。
この原則で、相手との関係を信頼を深め合う好循環を作っていくのです。
まとめ
人間関係は簡単ではないです。
努力が必要です。
相手に関心を向け、話を聞き、心から賞賛をすること。
この原則をしっかりと頭に置いて、ぜひ相手に好かれるための好循環を作ってください。