親から子供にかけてはいけない言葉があります。
社会で働いていると、私たちも何か言われて傷つくことがありますよね。
それと同じように子供に傷つけてしまう言葉をかけてしまいやる気を奪ってしまうことがあるのです。
子育ての最中、あまりにも忙しくて盲目的になり、ひどい言葉をかけてしまうようなこともあります。
しかし、傷ついた心はなかなか戻ってはきません。
今日は子育ての上で子供のやる気を奪ってしまうNGワードをお伝えします。
こちらの本をお勧めします。
まず初めに子供と話すときには理詰めするのやめましょう。
子供は幼いです。
脳の発達もまだ未熟な状態です。
親は子供の話を聞いて簡単に理詰めすることができます。
いわゆる論破と言うやつですね。
ですが、この理詰めは子供の気持ちに寄り添った対応ではありません。
理詰めの他にも追求したり、脅すのも同じです。
どれも全く寄り添ってない対応です。
子供は子供なりの言い分があります。
自分の言うことも聞いてくれない親に対して、どんどん心を閉ざす原因となりますのでやめておきましょう。
他にもNGワードはあります。
「後にしてくれる?」
この言葉もよく言いがちではないでしょうか?
子供が何か親に伝えようと話しかけに来るのですが、つい忙しくて使ってしまう言葉でしょう。
ですが、どんな状況だとしても子供は親に対して大切な発信をしているのです。
この発信を親が見逃し続けていると、いつか後戻りできなくなります。
いかに子供の発信を受け止めるか。
これが親にできることなのです。
「後にしてくれる?」で、後はなくなっていくのです。
「〇〇しなさい!」
相手に強制の言葉を投げかけるとその言葉は破られてしまいます。
とある実験があります。
強い強制(=命令)を与えたグループは6週間後どのぐらい守られたのかを実験したそうです。
結果、その強制力は23%しか守れませんでした。
つまり、約8割の子は強い強制力があっても守られないのです。
また、軽い強制を与えたグループでも6週間後は33%の子は守らなかったのです。
「〇〇しなさい」という言葉は強い、弱いに問わず破られる言葉であると言うことを覚えておきましょう。
「当然」「当たり前」
大人から見て当然だったり、当たり前なことも子供からすれば当たり前ではありません。
できていたことを続けることも、子供からすれば褒められたい行動の1つでしょう。
ですが、そういった大切な気持ちを大人は突っぱねてしまうのです。
「当然でしょう」
「当たり前じゃない」
この言葉は子供言い返せなくなるばかりか、思考を停止させてしまう言葉です。
上記のような言葉をかけないように気をつけることです。
親が子供にできること
親が子供にできる事はしっかりと普段から話を聞いてあげることなのです。
子供と話をするときは、あえて親は話すことをやめましょう。
黙って寄り添って口を挟まずに、子供の話を聞くことに集中してみましょう。
そうするとどうなるのか?
子供との信頼感が生まれるのです。
あなたもそうではないでしょうか?
自分の話をしっかりと親身になって、心から聞いてくれる人がいれば安心しませんか?
それとも同じです。
子供は脳の発達が成長しきっていません。
1番そばにいる親が、1番信頼できる人でなければならないのです。
子供の気持ちをしっかりと受け止めてあげる存在でいること。
家に帰ってきたら、しっかりと話を聞いてあげること。
たったそれだけで、子供の心は満たされていくのです。
ぜひたくさんお子様の話を聞いてあげてください。