
【衝撃】部下や子どもの「性格」すら、たった一言で変えられます。
どうも!
「自分を育てる方法」を検索してたら夜が明けていた、効率脳アドバイザーSHOです。
#まずはお前が育て
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Contents
あなたの部下は、なぜ挑戦しないのか?
さて。
今日は、全てのリーダー、全ての親が一度は頭を抱えたであろう問題について、話をします。
「何度言っても、ウチの部下は新しい仕事に挑戦しようとしない…」
「うちの子、ちょっと難しい問題になると、すぐに『僕には無理』と諦めてしまう…」
心当たり、ありますよね?
そして、僕らはついつい、こう結論づけてしまいます。
「アイツはやる気がないからだ」「この子の性格は慎重だから仕方ない」と。
断言します。
それは、あなたの“やり方”が、180度間違っているだけです。
人の「やる気」がないのではありません。
人の「性格」が問題なのでもありません。
あなたが相手の「やる気」と「挑戦する心」を無意識のうちに“破壊”してしまっているだけなのです。
今日は人の「やる気」どころか「性格」そのものを変えてしまう科学的に正しい“人の育て方”の話をします。
「法律」と「物語」、勝ったのはどっち?
昔々、カリブ海に浮かぶ『セントルシア』という美しい島に絶滅寸前のカラフルなオウムがいました。
原因は、島民による“狩猟”。
もちろん政府は「オウムを獲ることを禁ず!」という立派な法律を作りました。
さて、どうなったでしょう?
…はい、お察しの通り、密猟は全くなくなりませんでした。
そこに現れたのが、一人の保護活動家、ポール・バトラー。
彼は島民に「法律を守れ!」と説教するのをやめました。
代わりに、彼は島民に全く新しい“物語”をプレゼントしたのです。
彼は言いました。
「この美しいオウムは、他のどこにもいない。我々の国だけの“国鳥”だ! 我々セントルシア国民の“誇り”の象徴なのだ!」
彼はポスターを作り、子ども達とパレードをし、このオウムがどれだけ特別で自分たちの誇りであるかを伝え続けた。
結果、どうなったか?
島民たちは、自らの手でオウムを守り始めたのです。
「オウムを獲る島民」だった彼らの自己認識(アイデンティティ)が「国の誇りを守る誇り高き国民」へと変わったからです。
人は「ルール」では動きません。
「自分は何者か」という“物語”に従って動く生き物なのです。
#正論は無力
【悲報】「天才だね!」と褒めると、子どもは挑戦しなくなる
もう一つ、衝撃的なお話をしましょう。
スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエックが数百人の子ども達を相手にとんでもない実験を行いました。
まず、子ども達に、そこそこ難しいテストを受けさせます。
そして、良い点を取った子を2つのグループに分けて違う“褒め方”をしました。
【Aグループ】
「まぁ、8割も正解なんて、君は天才だね!頭がいいんだ!」と、“才能”を褒める。
【Bグループ】
「まぁ、8割も正解なんて、すごく頑張ったんだね!集中したんだ!」と、“努力の過程”を褒める。
さて、問題はここからです。
次に彼女は、子ども達にこう言いました。
「次のテスト、簡単な問題と、もっと難しい問題、どっちに挑戦したい?」
結果は、驚くべきものでした。
努力を褒められたBグループの子どものほとんどが、難しい問題を選んだのに対し、
「天才だ」と才能を褒められたAグループの子どもの多くは、簡単な問題を選んだのです。
なぜか?
「天才だ」と褒められた子は「自分は天才である」という“物語(アイデンティティ)”を背負ってしまいます。
そして、次に難しい問題に挑戦して“失敗”し、「天才じゃない」と証明されてしまうことを極端に恐れるようになってしまったのです。
僕らが良かれと思って使っている「キミは天才だ!」「才能あるね!」という言葉が、実は相手から挑戦する心を奪い、「失敗を恐れる臆病な性格」を育てる“呪いの言葉”だったのです。
#良かれと思って言ってたやつ
結論:人を育てる“設計図”なくして、成長なし
もうお分かりですね。
僕たちが誰かを育て、変えたいと思うなら、やるべきことは2つだけ。
① 相手になってほしい姿の“物語(アイデンティティ)”をプレゼントすること。
②「才能は生まれつき」という呪いを解き、「挑戦すれば成長できる」という“新しいOS”をインストールしてあげること。
あなたがやるべきは、相手を無理やり動かすことではありません。
相手が自ら、勝手に育ってしまう“最高の畑”をデザインする、庭師になることなのです。
「でも、具体的にどうやって?」
「挑戦しない部下にどんな“物語”をプレゼントすればいいんだ?」
「子どもの挑戦する心を育てる“魔法の褒め方”の、具体的な言い換えリストが知りたい!」
もちろん、そのための「完全な設計図」を用意してあります。
僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ会員限定記事では、あなたが“最高の庭師”になるための、具体的な全技術をあなただけにお渡しします。
これは、あなたの周りの人々、そしてあなた自身の可能性を最大化するための、冒険の書です。
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【追伸】
ちなみに、僕はこの「アイデンティティ」作戦を我が家の愛犬に応用してみました。
「君は、ただの犬ではない。この家を守る“気高き守護神”なのだ!」と毎日語りかけています。
その結果、家のチャイムに対する吠え方が、心なしか少し威厳を増した気がします。
#気のせいかもしれない
それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。
『今日1日をモノにしよう!』
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
参考書籍