【悪用厳禁】人を思い通りに動かす一番カンタンな方法

【悪用厳禁】人を思い通りに動かす一番カンタンな方法

 

どうも!

みんなが「面白い」と言っている映画は、とりあえず面白いと信じて観に行く効率脳アドバイザーSHOです。
#長いものには巻かれるタイプ

脳科学・心理学・習慣設計をベースに、「人生のムダを減らす技術=効率脳」を毎日発信しています。

YouTube登録者数は2200人を突破!(目標は1万人です!)。

応援よろしくお願いします!

 

ここは「楽しく学ぶ」をコンセプトに、脳科学や心理学に基づいた“人生の攻略法”を届けるブログです。

 

 

 

あなたの「正論」、なぜ誰にも響かないのか?

さて。

あなたは誰かを説得しようとして完璧な正論とデータを並べたのに、全く相手にされなかった経験はありませんか?

「この新しいシステムを導入すれば、絶対に効率が上がるのに…」

「健康のために、タバコはやめた方がいいに決まってるのに…」

僕たちは、人は「正しいこと」を理解すれば素直に行動する生き物だ、と信じています。

しかし、それは壮大な勘違いです。

 

結論から言います。

人は「正しいかどうか」では動きません。

人は自分が何をすべきか迷った時、たった一つのことを見ています。

それは「…で、他の人はどうしてるの?」ということです。

 

今日は、この人間の抗いがたい本能を利用して、人を動かす禁断のテクニックについてお話しします。

 

 

ホテルの客はなぜ急に“良い人”になったのか?

とあるホテルが経費削減のために「タオルの再利用率を上げたい」と考え、客室にカードを置くことにしました。

あなたならどんなメッセージを書きますか?

多くの人は、こう考えるでしょう。

 

「地球環境のためにご協力ください!」

 

もちろんホテル側も最初はそうしました。

立派な「正論」です。

 

しかし、ある心理学者は全く違うメッセージを試しました。

 

それは、

「当ホテルにご宿泊の、他のお客様の75%がタオルを再利用してくださっています」

というメッセージ。

 

さて、どちらのカードが効果的だったと思いますか?

 

結果は圧倒的でした。

「みんなもやっていますよ」と伝えただけで、タオルの再利用率は26%も向上したのです。

人は正しいと分かっていても、自分一人だけがやっているかもしれない行動をためらいます。

逆に、たとえ興味がなくても「みんながやっている」と知った途端、その行動が急に魅力的に見えてくるのです。

僕たちが思う以上に僕たちは“群れ”で生きる動物なんです。
#正論より同調圧力

 

 

社会の“悪者”を退治する方法

この「群れの力」を使えば、もっと大きな社会問題ですら解決できるかもしれません。

アフリカのタンザニアではある深刻な問題がありました。

 

「ファタキ」と呼ばれる裕福な中年男性が、金品と引き換えに若い女性と関係を持つという文化です。

これがHIV感染を広げる大きな原因となっていました。

 

政府や援助団体はポスターで「危険だ!」と訴えましたが効果はゼロ。

なぜなら、当時の社会では「ファタキ」は成功者の象徴であり、ある種の“カッコいい”存在だったからです。

 

そこで、ある団体はアプローチを180度変えました。

彼らはラジオドラマやCMを使って、この「ファタキ」を徹底的に笑いものにしたのです。

「ファタキ」を成功者ではなく「若さにしか興味のない、哀れでダサいオジサン」として描き続けました。

 

結果はどうなったでしょうか?

「ファタキ」という言葉は、尊敬の対象から、最大の“侮辱の言葉”へと変わりました。

男性たちは「ファタキだ」と噂されることを心から恥じるようになったのです。

 

誰も「ダサい」人間だとは思われたくない。

この強烈な“群れのルール”が法律や正論では変えられなかった悪しき文化を過去のものにしたのです。
#一番の敵はダサいと思われること

 

 

結論:「何を言うか」より「誰がやっているか」

もうお分かりですね。

人を動かす影響力の源泉は、その行動の「正しさ」にはありません。

その行動が、そのコミュニティの中で「普通」のことなのか「常識」なのかどうか。

そして、自分が尊敬する「仲間」が、それをやっているかどうか。

 

あなたが誰かを動かしたいなら、やるべきは完璧なプレゼン資料を作ることではありません。

あなたが望む行動を、すでに実践している“仲間”を見つけ、その輪を少しずつ広げていくことなのです。

 

あなたがなるべきは高尚な理想を語る“哲学者”ではありません。

小さな流れを見つけて、大きなムーブメントを巻き起こす“トレンドセッター”なのです。

 

「でも、どうやって最初の流れを作るの?」

「チームに新しいやり方を浸透させる、具体的な“空気”の作り方が知りたい!」

「周りが全員、逆方向に進んでいる時、どうやって流れを変えればいいの?」

 

もちろん、そのための「完全な設計図」を用意してあります。

僕のYouTubeチャンネルのメンバーシップ会員限定記事では、あなたが“社会の空気デザイナー”になるための、具体的な全技術をあなただけにお渡しします。

 

これは、あなたの小さなアイデアを、世界を変えるムーブメントにするための、冒険の書です。

 

▶ 有料記事【実践編】“空気”を支配し、人を動かす。科学的に正しい「群れの作り方」

▶ メンバーシップ『SHO’s Study Log』の登録はこちら

 

 

【追伸】
ちなみに先日、あるカフェでめちゃくちゃ長い行列ができている新作ドリンクを見つけました。
「これは絶対に美味いに違いない!」と確信した僕は、20分並んでそれを手に入れました。
一口飲んだ感想は、「…草の味がする」。
どうやら、健康志向のケールとセロリのスムージーだったようです。
僕の“群れに従う”という本能は、僕の味覚よりも遥かに強いことが証明されました。
#行列の正体を見極めよう

 

それでは、今日もこの言葉で締めさせていただきます。

『今日1日をモノにしよう!』

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

参考書籍

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事