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やりたいのに動けないのはなぜ?脳が仕掛ける“思考のワナ”から抜け出す方法
どうも、効率人生研究家のSHOです。
おかげさまでYouTube登録者数が2000人を突破しました!ありがとうございます。
「1万人」を目標に、毎日ショート動画・生配信・ブログで“人生を変える脳の使い方”を発信しています。
さて今回のテーマは、「やりたいのに、なぜか動けない脳の仕組み」についてです。
「やる気はあるのに、なぜか動けない…」
・副業を始めたいのに、気づいたらスマホを見ている
・掃除しようと思ってたのに、気づいたらX(旧Twitter)を開いてる
・本当は行動したいのに、「ま、明日でいいか」で終わる
こんな経験、あなたにもありませんか?
実はこれ、あなたの意志が弱いわけではありません。
脳が自動で「ブレーキを踏んでいる」状態なんです。
その正体こそ、心理学でいう「思考との融合(フュージョン)」。
つまり──脳が“頭の中の声”を、現実と勘違いしてしまっているのです。
あなたを止めているのは「脳の自動反応」だった
たとえば──
・「失敗したらどうしよう」
・「どうせうまくいかないかも」
・「今やっても意味ないし」
…こんな声が、あなたの頭の中でつぶやいていませんか?
この“自動思考”は、あなたを守ろうとして出てくるものです。
でも、その声に巻き込まれたままだと、一歩踏み出すことができなくなる。
ここで登場するのが、心理療法「ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)」です。
ACTとは?|思考を“消さずに距離を取る”心理技術
ACTでは、「考えないようにしよう!」とは言いません。
代わりに、「その考えと距離を取ってみよう」と提案します。
キーワードは、“デフュージョン”。
これは、「思考」と「自分」を分離するスキルです。
たとえば、頭に「失敗しそう」という声が浮かんだとき──
・ただ思考に飲まれてしまうと、動けなくなる
・でも「私は“失敗しそう”と考えているんだな」とつぶやくと、思考との距離が取れる
この瞬間、あなたは“思考の外側”に立てるようになるのです。
デフュージョン技法|「その声に名前をつけてみる」
では、実際に「思考と距離を取る」にはどうすればいいのか?
こんなテクニックがあります。
たとえば、あなたの中に「どうせ失敗するよ」という声が聞こえたとしましょう。
それに「ネガティブさん」という名前をつけてみてください。
「お、またネガティブさんが来たな」と軽く受け流す。
こうすることで、その思考に“巻き込まれる”ことなく「ただの言葉」として距離を取ることができるんです。
ちなみに、これを応用すると──
・その声をキャラ化する(例:心配性のおじさん)
・声をラップ調に歌う
・頭の中で字幕にして流す
…など、ユーモアと想像力で“脳の支配力”をゆるめていくことができます。
「行動の原動力」は、“やる気”ではなく“価値観”
ACTでは、もう一つ重要な考え方があります。
それが「バリュー=価値観」です。
やる気が出ないとき、無理やり奮い立たせるのではなく「自分にとって本当に大切なもの」を思い出すのです。
たとえば──
・家族が大切 → 健康を取り戻したい
・自由が大切 → 副業を始めたい
・成長が大切 → 学びを再開したい
人は、やる気がなくても「価値」に沿った行動なら動ける。
つまり、“思考に巻き込まれない”ことに加えて「価値で動く」ことが、動ける脳の本質なんです。
“動ける自分”をつくる5つの習慣テンプレート(有料記事で解説)
ここまで読んで、「これ、自分にも当てはまるかも」と思ったあなたへ。
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まとめ|“思考に振り回されず、価値で動く自分”へ
行動できないのは、あなたの意志が弱いからじゃない。
ただ、脳が“自動的に”回避しているだけです。
でも大丈夫。
思考に巻き込まれず、価値を思い出しながら一歩踏み出せば、あなたは自然と“動ける人”になれる。
それでは今日も最後はこの言葉で。
「今日1日をモノにしよう。」
最後まで読んでくださり、本日もありがとうございました!